月光と共にいきる

遊戯王の月光(ムーンライト)について語ります。

月光で学ぶGつっぱのススメ

みなさまこんにちは


みなさまは『Gつっぱ』という言葉をご存じでしょうか?
各地域、プレイしているグループなどで名称は様々ですが、その意味は「自分のターンに増殖するGを相手に使われても、展開し続ける」
というものです


f:id:tenzou270:20180423141137j:plain


今回は私の愛用している月光(ムーンライト)を例に、みなさまにGつっぱという戦術についてお話していこうと思います


まず最初に断っておくことは、私自身まだまだ未熟で、プレイ経験も浅すぎるので、プレイングに関して言っていること全てが正しい訳ではないということです、あくまで持論なので

ですので上級者のみなさまは「なに言ってんだこいつw」「エアプ乙」と思うかもしれませんが、そこはどうか、初心者の戯言と思ってそっとブラウザを閉じるか、スルーしていただければ幸いです

初心者、中級者の方々は、私の言っていることを鵜呑みにはせず、あくまで参考程度に思っていただけるとちょうどいいかと思います



それでは本題に入りましょう

私はGつっぱしても良いタイミングは、大きく分けて三つあると考えています


1.『増Gで引かれるであろう手札誘発を全て受ける準備ができていて、それでいてワンキルが可能なとき』

2.『このままGに屈して止まると、次の相手ターンに自分の敗北が確定しているとき』

3.『相手のデッキが展開力の乏しいデッキであるとき』



一つ一つ解説していきたいと思います


●一つめ、これはGつっぱの最たる例ですね
みなさまも一度ぐらいこのような局面に遭遇したことがあるかと思います

わからない方に説明すると
増殖するGを発動するとデッキからどんどんカードが供給されていきます、その中にはうららやうさぎといったいわゆる「手札誘発カード」が当然含まれます
それを引かれると自分への妨害が一つ二つと増えていきます
ですが現在流行っている手札誘発は、1ターンに1度の制約がついているのがほとんどなので、それぞれ一種類ずつ発動されるのであれば、問題なくワンキルまで行くことが可能である

という考えです

これを実戦で使うのに必要なことは、環境で流行っている手札誘発カードをちゃんと覚えておくことです
現在流行りの手札誘発は
『灰流うらら』
『幽鬼うさぎ』
『無限泡影』
『エフェクト・ヴェーラー』
等でしょうか
これらの誘発を全て無視してワンキルが可能なら実践可能でしょう

ですが、サイドチェンジ後は自分のデッキによってはDDクロウ、屋敷わらし等も混ざってくるのでワンキル難易度は上昇します



●二つめ、これがGつっぱを語る上で肝だと自分は考えています
相手が先行展開などで自分を倒す準備を整え、更に増Gまで持っている絶望的状況です
この状況を打破するのに重要なのはズバリ『壁モンスター』とそれを守る手段です

説明が難しいので私の愛用する月光デッキを例に挙げてみましょう


・壁モンスターとは月光舞獅子姫

・守る手段とは月光彩雛とシラユキです


f:id:tenzou270:20180423141344j:plain

f:id:tenzou270:20180423141401j:plain


「ライオダンサーを出したら勝てる」と私はこのブログでよく言っていますが、現実はそう上手くいきません
イヴリースという擬似的なバトルフェイズスキップモンスターや、ソウルチャージや拮抗勝負などで自ら勝ち筋であるバトルを捨てなければならない状況というのがデュエルでは多々あります

ライオダンサーは壁モンスターとしては一級品で、
「効果の対象にならず、効果で破壊されない3500」
並大抵のデッキでは突破することは不可能でしょう
ですがどんなカードやデッキにも弱点となる穴が必ずあります

ライオダンサーの場合、弱点となるのは耐性をすり抜けてくるトリシューラ、打点で越えてくるホープザライトニング
そして現環境最大のライバルであるヴァレルロードドラゴン等ですね

これらを出す手段は、増Gでカードを引かれれば当然用意されているはずです
逆に考えればこれらの弱点となる負け筋を潰せば、相手はこちらにターンを返さざるを得ず、ライオダンサーで攻撃して勝ちまで持っていけます

守る手段が必要なのはこのためです

シラユキならば、トリシューラが出る前に素材となるモンスターを裏返したり
彩雛を除外するトリガーにもなるので、そこから彩雛の効果でライトニングやヴァレルロードの効果を封殺することが可能です

このようにデュエルで勝利するのに大事なのは、自分の負け筋と、相手の勝ち筋を丁寧に潰すことです

みなさまも自分のデッキに置き換えて考えてみてくださいね



●三つめ、相手が展開力のないデッキやテーマの場合

これを最後に持ってきたのは、実戦でこのようなデッキと遭遇することはほとんどないからです
環境デッキには展開力のないデッキがほとんど存在しないですからね

一応こういうデッキに増Gを使われた場合に目指すのは、『妨害カード』です

遊戯王というゲームには通常召喚権や、P召喚権、カードに書かれている1ターンに1度の制約など、手札の枚数だけではどうやっても解決できない要素があります

それらの権利を重要視するデッキは、初動を大事にする場合がほとんどです

そこを妨害して増えた手札を有効活用できず、ターン終了時にルールで手札を捨てさせるのが目的です


……と、言いますか、月光だって展開力のないデッキと言えます
月光の場合、初動で彩雛に繋がるカードをプレイし、そこから数多の蘇生カードで展開力のなさを誤魔化しつつアドを取っていくというのが基本戦術です

つまり一番最初にプレイされる終末の騎士や、彩雛などの墓地を肥やすカードを潰せば止まってしまいます

こうして考えると、
「手札○枚でここまでいけます!」
というのを売りにしているデッキは、案外初動を潰せば止まる場合が多いかも知れませんね
その弱点を克服するために出張ギミックだとか、サブギミックが重要になってくる訳ですね



自分の思うGつっぱに関するプレイングのあれこれは以上になります、いかがでしたでしょうか
自分自身まだまだプレイングがお粗末なので、自分用のメモ感覚で今回は書きました

今回の記事がみなさまの参考になれば幸いです

それでは失礼いたします、ありがとうございました