月光と共にいきる

遊戯王の月光(ムーンライト)について語ります。

【デッキ解説】過激派リンク月光

みなさまこんにちは


久しぶりのデッキ解説をしていきたいと思います

今回の構築は「過激派」と書いてある通り、今までと違いめちゃめちゃ尖っています


まずはデッキレシピを見ていただいた方が早いでしょう



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\ドーン/


ええ、かなり月光(ムーンライト)らしからぬ構築をしていると自分でも思います…

デッキコンセプトは
「月光で重厚なる先行制圧」です

お察しの通り、前回紹介したヴァレルソードトライゲートが今回目指す最終盤面です



↓詳しい展開ルートはこちら↓
https://tenzou270.hatenadiary.jp/entry/2018/11/09/120904



まずは前の記事との違いから
キャットダンサーではなくハリファイバーが入っています

さっそく発売日にキャットダンサーを入れた構築で何度か戦ってみたところ

・下方向へのリンクマーカーの少なさ
・事故率の高さ
エレクトラムを止められるとお通夜

この三点がかなり気になりました



それを改善するために情報収集や、ツイッターのフォロワーさんに助言を頂いたところ、やはりチューナー(スチーム)が展開の途中に絡むのなら、ハリファイバーを入れるのが一番手っ取り早いとの結論に至りました

これによりエレクトラムが止められてもチューナーがいればハリファイバー→ヴァレルソードで最低限の火力を用意でき、下方向のマーカー持ちも増え、実質ソリティア専用だったリンクリボーにも役割が与えられるといいことばかりです


むしろなぜハリファイバーを入れる選択肢が今までなかったんだというレベルです…


あとは月光香等の手札コストに墓地から出るチューナーを使えば消費を抑えることができる点でも相性が良いです




月光じゃなくていいってのは禁句です




●基本戦術

手札三枚から~とは言っていますが、要は墓地に彩雛と黄鼬、Pに虎がいる状態でエレクトラムが出せるとあの盤面になるわけです

ですのでその環境を作り上げることが最優先です

希望の魔術師はその環境を作ろうとするなら一番適したカードと言えるでしょう

なので希望の魔術師の効果のために狼は3積みです

とにかく先行制圧だろうが後攻ワンキルだろうがエレクトラムさえ通ればそれがそのまま勝ちに直結するため、墓穴の指名者と半魔導帯域をフル投入しました

特に半魔導帯域はそもそもメインフェイズに相手の場に触りにくく、バトルフェイズに相手の場を殲滅する月光とは相性が良いです



壁とやってろってのも禁句です



●デッキ構築、採用枚数について

先程お話した通り、虎と彩雛(と黄鼬)がこのデッキの要となっているため、終末の騎士やおろかな副葬(月光香)といった、それらに繋がるカードは出来る限りフル投入されています

来て欲しいカードは3積み、展開途中のパーツでしか使わないカードは1積み、以上!



●気になるカードについて

・月光紫蝶
使用者によって評価が様々なカードです
自分としては彩雛や終末の騎士が手札で被っているときに片方を切り込み隊長にできるのが強いと思っていつも入れているのですが、なぜか毎回初手にいるのでいい加減抜きたいです、でも抜くと肝心なときに困りそうで抜けないです

・月光黄鼬
普通の融合が入らない構築なら基本1積みで考え、墓地除外や自身のデメリットが心配なら2積みです

・月光小夜曲舞踏
これによりおろかな副葬の使い道が増え、召喚権をチューナーやゼピュロスに使うことが可能となりました
終末の騎士で黄鼬を落としてこれをサーチ、月光香で黄鼬蘇生、これをコストに月光香で月光サーチというのは単純に強いです
手札消費が嵩むのがタマにキズですが…

・星読みの魔術師
事故要因筆頭ですが、希望の魔術師の存在からあまり気になりません
スケールとして使ったアストログラフを退かすために必要なのと、Pモンスターを増やす目的で採用

・イヴリース
普通のリンクデッキならファイアウォールの効果を使えば素引きしても困らないのでしょうが、このデッキの場合マーメイドを出すタイミングで、手札のゼピュロスにファイアウォールの効果を使ってしまうので処理するのに少々手間がかかります

・ヴァレルソード
一応役割は展開の終点…なのですが、ワンキル要因にもなります
ええ、わかります、ライオダンサー以外で火力が出せるならそれこそ月光じゃなくていいじゃないかと…
ですがこうも考えられます、相手からすればワンキルしてくる火力要因二体ともに注意を払わなければならないのです
ヴァレルソードを狙いつつ、そちらに気を取られてると狼の効果一つでライオダンサーが襲いかかる、こんなに怖いことはないでしょう?

・ケルビーニ
ケルビーニがいるのにダンディライオンが入ってない!と思う方もいるでしょう
答えとしましては情けないもので、このデッキではレベル3が二体並ぶ状況事態が少なく、ケルビーニが実質先行展開専用のカードになっているからです
それによりダンディライオンを起動できるのが、素引きかおろかな埋葬しかないので、所謂デッキ内のゴミになってしまいます、よってダンディライオンは不採用です



●まとめ

さあ、いかがでしたでしょうか、今回はとにかくリンク召喚に特化した構成で組んでみましたが、恐らく融合、エクシーズ、リンクを状況に応じてバランス良く使い分けるような構築の方が使いやすくて強いと思います
新規の黄鼬と翠鳥は融合と相性が良いのはもちろんですが、どちらもレベル4なので既存と合わせてエクシーズ召喚との相性もばっちりです

特に黄鼬に関してはゼピュロスと違いデュエル中に一度の制約がないため、虎と合わせることで毎ターン墓地から月光を三体も供給できるので長期戦や先行2ターン目で攻める構築にも対応でき、かなりパワーが高いカードであると言えます


今回の新規登場で、月光の全盛期であり、自分が月光を使って一番勝てていた十二獣時代に似た構築を再現できるようになりました!(ブルホーンは相変わらず釈放されませんが)
なので普通の融合エクシーズ軸の構築も組んで紹介してみようと思います!!

いつになるかわかりませんがお楽しみに!

といいますかこの状況でブルホーンが帰ってきたら余裕で環境狙えるレベルだと思います、ほんとに


それでは今回はこの辺で失礼したいと思います!さようなら~~~~