みなさまこんにちは
ついにこの時がやってきました…!!
月光オルフェゴールの紹介です!!!!
さてさて、なぜこのタイミングでこれを紹介したかといいますと…
もともと自分自身オルフェを混ぜることには否定的でした
ですが7月の制限改訂が近く、群雄割拠環境の中で若干頭一つ出ているオルフェゴールは規制される筆頭候補…
そうなる前に今試せる月光の型は食わず嫌いせずにいろいろ試しておこうと思いました
故にこのタイミング!
で、始めに断っておくと、今回の記事はRR月光またはそれに幻影を入れた型とオルフェゴールデッキのある程度の知識が入っていること前提で話を進めます
なのでよくわからないなって人はここの過去記事や余所様のブログやWiki等で調べてください!
では早速構築へ
今回試作として作ってみたのはこんな感じです!!
うう…ついに融合モンスターがまるっと抜けてしまいました……
ですがそれもやむ無しッ!
オルフェゴールを混ぜるとなるとメインエクストラ共に枠がかなりパンパンになってしまいます
メインに最低限必要なのは
オルフェゴールトロイメア2
ディヴェル1
スケルツォン1
クリマクスorバベル1(あるいは両方)
計五枚
エクストラは
フェニックス1
マーメイド1
ガラテア1
計三枚
ここから更にディンギルスや二枚目のガラテア、幻影騎士団モンスターとのコンボが便利なアルミラージ
とキリがないです
自分が月光オルフェゴールを敬遠していた理由としては、月光と混ぜてもグッドスタッフリンク的な基本型のオルフェの劣化になり得ないということ、事故率が上がると思ったこと
そして何より、月光を組む最大の利点である狼彩雛ライオダンサーの最強コンボをするための枠がなくなることでした…
ですので、考え方を変えてみました
如何に月光の強みを残しつつ、基本型オルフェの劣化にならないように構築するか?
こう考えると次のことが言えました
「現在最強のランク4テーマは『月光(ムーンライト)』である!!」(諸説あります)
…思い返すと黄鼬と虎がやっていることはランク4デッキの全盛期でもあるクラウンブレードとなんら変わりません
更に最近遊戯王wikiの【ランク4】の項目を見るとなんと…
出張ギミックとして月光が紹介されていたのです!!
オルフェゴールにはスクラップ型やシンクロイヴ活用型といろいろな流派があります
それならエクシーズ型は?
第三の型としてそれを提示してしまえばいいのでは?
つまりこういうことです
月光がオルフェゴールの力を借りるのではない
月光がオルフェゴールに力を貸してやっているのだ!!!
と
つまり!今回の主役は月光ではありません!!
ランク4最強の出張能力を持つ月光をエンジンとしたオルフェゴール…これこそ今回の記事の本質なのです!!!!!
さあ、となるとオルフェゴール側に月光側が何ができるかをアピールしなければなりませんね
一つ
・サーチ手段が豊富
天キや月光香、副葬といったいつもここからのコンボパーツが集めやすい
二つ
・手札を捨てるカードが多いこと
月光やセレナードダンスといった、手札を捨てて○○するといったカードが豊富なので、オルフェや幻影騎士団が手札に来ても困りません
三つ
・闇属性テーマということ
オルフェがよく組む相手は闇以外の属性であることが多く、オルフェゴールから動くとそれらが死ぬことがあります、でも月光が特殊召喚するモンスターのほとんどは闇属性なのでこれが気にならず、柔軟に動けます
四つ
・闇のリンク2を有していること(RRが)
幻影オルフェのエースモンスターでもあるラスティバルディッシュ、主にガラテアを素材に出てくるのですが、その他の選択肢があるのは非常に大きいです
つまり闇鳥ギミックを囮にマーメイドを通しやすくすることができるわけですね
五つ
・ナイアルラアザトート
月光デッキの最終兵器、後攻での威圧が可能です
しかもRRや幻影と協力することでRUMをサーチし、相手ターンアザトートという最高級の妨害が可能という大盤振る舞い
更にナイアルラに黄鼬を巻き込むことでセレナードダンスをサーチし、トロイメアの手札コストを供給できます
まあこれだけあればオルフェ側も首を縦に降るでしょう
次はオルフェゴールが月光側に与える利点です
一つ
・序盤の弱さを補える
月光は一度レールに乗ればほぼ勝ち確という、絵に描いたかのようなパワーテーマです
ですがこのレールに乗る前…つまりフォースストリクスを止められたり、相手の伏せが多くて無闇に動けないときは絶望的に弱い…
そこでオルフェゴールが助けてくれます!
まず、魔法罠カードをトロイメアフェニックスで破壊できます
フォースストリクスが止まり展開できないとき…モンスターが一体いればマーメイドになってオルフェ展開にいつでもシフトできます
二つ
・妨害力の高さ
効果の発動をなんでも無効にできる専用カウンター罠であるオルフェゴールクリマクス
これまではワイズストリクスからのソウルシェイブフォースでインフィニティ出せなければ成し得なかった無効にして破壊効果を用意に揃えることができます
三つ
・闇のリンク2
オルフェゴール同様、月光も先行の妨害のほとんどをバルディッシュに一任しています
そこに繋ぐための闇のリンク2が、これまではフォースストリクスを止められるとアンクロやデスポリスを出すしかなかったのですが、月光だけで出せてアドを稼げる闇のリンク2であるガラテアが入ったことで安定性がより強固になります
四つ
・汎用リンクを入れなくて良い
三つ目の利点と被っていますが、汎用リンク枠をトロイメアに任せられるようになったことで、デスポリスやアンクロといったパワーの低いカードに枠を用意する必要がなくなりました
あれ…?相性ばっちりじゃね??
さあ!無事に同盟が結ばれたところで問題が…まずはこちらをご覧ください
これは前回の記事のおまけで紹介したRR幻影月光の基本型です
ここに先程紹介したオルフェの出張パーツ五枚を入れます
五枚入れ…入れられねえじゃねえか!!
ライオダンサーを使わない決断をしたことで黒羊と狼が抜けるところまではいいのですが、残り三枚…どうやっても空きません
今までオルフェ型を紹介できなかった理由の一つがこれです
枠が、ない…
そう、なかなかちょうど良いところでまとまらなかったのです
そこで注目したのが闇鳥周り!
オルフェゴールを混ぜる利点の一つに、フォースストリクスが止められても大丈夫という点があります
それならワイズストリクスまで通る前提のカードは削っても良いのでは…?そう思ったわけです
ソウルシェイブから出てくるインフィニティの役割はクリマクスがこなしてくれますし
サーチ先であるRUMならラウンチがあるので、ワイズが通ればバルディッシュの負担が減り、ワイズがダメならバルディッシュがフォローしてくれますということになります
しかもマーメイドという引きに関係なくいつでも手札を捨てられる要因が増えたことでゼピュロス素引きも怖くありません
ということでソウルシェイブ1、ゼピュロス1out
残り1枠
この一枠が大変でした…結論から言うと紫蝶を抜きました
紫蝶を入れる最大のメリットが、彩雛+彩雛でもソウコスタートすることで虎を揃えて展開できること…
今まではデスポリスを経由していたのであまり強くなかったのですが、オルフェを混ぜるなら話は別です
リンクの就職先のなかったソウコにトロイメアという進路を与えることで問題なく強い展開に移ることが可能になるので、ある意味オルフェゴールと混ざることで最も輝く月光モンスターだったのですが…
ライオダンサーを抜いたことでソウコの役割も減り、対象に取らない無効もディンギルスの存在から恩恵が薄い
等々の理由からソウコと一緒になくなく抜く結果になりました
たったこれだけ入れ換えるだけで環境クラスの力が手に入るのか…?
最初は自分も半信半疑でした、でもさすがは環境テーマ…!
回してわかった、これは強いやつだ、というかあかんやつだ
そして展開例…と行きたいところですが今回はなしで…
めちゃめちゃ長くなりますので最終盤面だけ
狙うのはこの画像のようにクリマクス+ガラテア、バルディッシュ+タナトス+ラウンチ、そこに追加で霧剣やランク4、ディンギルスを追加していく感じです
●まとめ
とりあえず形にはしました…が、これが正解ではないと自分は考えております
というのも、オルフェゴールというテーマ自体、クリマクスやディンギルスといった超強化が成されてから現在までに型が日々進化しています
ましてや研究者がただでさえ少ないランク4軸…最適な最終盤面はまだまだ他にありそうです
バベルまで入れるか入れないかや、もしかしたら明日にはナイアルラアザトートを抜いている可能性だってあります
ですが前々からオルフェ型は一度触って記事にしてみたいと思っていたので今回紹介してみました
そしてここまで読んでくださった皆様にお詫びです…
実は今回のデッキは、実戦経験ゼロです!!
100%机上論と一人回しで固められた理論になっていますので、お見苦しい点があったかもしれません
(ごめんなさいしばらくデュエルをやれる時間が取れず最悪制限改訂発表に間に合わない恐れがあったので)
そんなところで今回はここまで!ありがとうございました、さよなら~~!!