月光と共にいきる

遊戯王の月光(ムーンライト)について語ります

【デッキ紹介】芝刈り月光(2019版)【遊戯王】

みなさまこんにちは!


久々のデッキ紹介でございます


とりあえず構築から見ていただきましょう、話はそれからです



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はい、タイトルにもある通りRR(闇鳥)と幻影騎士団を混ぜた上での60芝刈り構築です


まずは基本型のRR幻影月光についてのおさらいを少し

去年のデュエリストパックで登場した月光黄鼬がランク4エクシーズと相性が良いこと

そしてそれをブーストするかのようにリンクヴレインズ2で登場したRRワイズストリクスで、もともと相性が良かったゼピュロスへのアクセス強化と、最強の制圧力を誇るサイバードラゴンインフィニティを簡単に使役できる力を手にしました

更にワイズが闇のリンク2である点に注目してラスティバルディッシュでブーストをかけ、ラウンチによる相手ターンアザトートや幻影霧剣で更に妨害に磨きをかける

これがRR幻影月光…通称『エクシーズ月光(ムーンライト)』の基本戦略です


ですがこのエクシーズ月光、展開必須パーツが多すぎて増Gやヴェーラーといった手札誘発や羽箒を入れる枠が用意できないという最大の弱点を有していました

手札誘発による空中戦が当たり前となっている現代遊戯王においてこれは致命的です

かといって増Gを入れる枠を無理矢理作ろうとすると、例えば終末の騎士が抜けて初動になってくれるカードが減ったり…

黒羊を抜くと切り札である狼へのアクセスが減り、紫蝶を抜くとソウコスタートの動きを捨てることになり、「入れとけば最低限の展開ができたのに~!」
という歯がゆい思いをすることになります

闇鳥を削るともはや引いちゃいけないカードが多すぎてデッキとして機能しませんし、幻影騎士団をサイレントブーツ単騎に減らしてもそれはそれで事故要因が増えることに直結するので望ましくはありません


それならデッキ枚数を増やしてしまえばいいのでは?

増Gつっこんで43にしようぜ!

そう思う方もいるでしょう

それもありっちゃありなのですが、今の月光はいかに早く虎(or月光香)と彩雛を揃えるかがキーになっているので、デッキ枚数は少ないに越したことはないのです



…ならば逆転の発想です



中途半端に増やすから悪いんだ、増やすならいさぎよく60まで増やしてしまおうと!!

知っての通りこのエクシーズ月光、墓地で効果を発動するカードや墓地からモンスターを特殊召喚するカードがわんさか入っています

更に仮に芝刈りを使えたとしたら、不確定ですが三積みの月光香と彩雛はまあ落ちます


なのでデッキ枚数が増えても、芝刈りが入ることで実質的な彩雛と虎の枚数比率は変わっていないと捉えることもできます



…さあ、芝を刈ると決めて、ここで問題になってくるのは

落ちてはいけないカードが多すぎる
ということ

エクシーズ月光の相手ターンの妨害は二種類のRUMに一任しています

仮にラウンチやソウルシェイブフォースが芝刈りで落ちたとすると、先攻の妨害力が半分以下まで落ちます

そのためにどちらも二積みするのもアホらしい話ですし、どうしたものか…?




そう




アザトートいらなくね?



こういう結論に至ったわけです

そもそも9月のエクストラパックでクロノダイバーリダンという最強カードが来ることが確定しているのに、その完全劣化であるヴェルズタナトスエクストラデッキの枠を食われているのが気に食わず、8月現在、ラウンチという存在に疑問を持っていたのです


というわけで
幻影騎士団周りの調整と、最終盤面の変更、そして芝刈りを前提としたカードの枚数配分

この三つの課題に取りかかりました



まずは最終盤面の変更


芝刈りと言えばシラユキ、シラユキと言えば芝刈りということでまずはこいつを使うことを前提としました

強いカード強い理論だけでなく、ちゃんと月光とのシナジーもあります

狼以外の彩雛を除外する手段(もちろん相手ターンでも)、更にコストで場のカードを退かせるので先にシラユキを墓地に落としてあるとスキルドレインの回答にもなり、ヴェーラーや無限泡影といった対象に取る妨害からモンスターを逃がすことが可能になります

というわけでシラユキを墓地へ落とすためにキュリオスを採用しました

闇獣戦士、闇鳥、闇戦士で三テーマの種族が見事に別れているので使いやすいです


更にシラユキで除外を稼げるということで、「噛み合うデッキではとことん強いランク4」であるアマテラスも採用しました

キュリオスでシラユキと一緒に手札誘発が落ちればそれを相手ターンに回収することができ、除外された幻影騎士団等を場に帰還させることで更にリンクを稼ぎつつアドも稼げます


そしてアマテラスで帰還させたモンスターとキュリオスで出すリンク4ですが、トロイメアグリフォンが適任です

十字なのでメインモンスターゾーンに出しやすく、永続効果による妨害が行えるので安心して先攻盤面の核を任せられます

墓地から魔法罠をセットする効果もキュリオスの墓地肥やしとの相性がいいので良し


というわけでキュリオス、シラユキ、アマテラス、グリフォン

これを展開の最終到達点とします



●採用カード

モンスター

・月光彩雛×3
このデッキの初動
なるべく天キではなく素引きしたい
二枚引いて虎がいないって時は紫蝶を落としてソウコを出すことでどうにか展開レールに乗ります

・月光虎×3
メインエンジン
基本彩雛とこいつがいなければ始まらない
後攻時はヒダルマーとのコンボがとても強力なのでとにかくかき集めましょう

・月光黄鼬×2
虎とのコンボが凄まじいメインエンジン2
彩雛が重要なのはこのカードを墓地へ落とせるため
芝刈りで枠が空いたことで二枚入れられるようになりました
これで除外も怖くない

・月光紫蝶×1
縁の下の力持ち
40構築だと抜く筆頭候補ですが、こいつを入れてれば勝ててるのに…なんて試合が極めておおいのでやはり必須枠
芝刈りで枠があるので当然採用

・月光狼×1
フィニッシャーであるライオダンサーを呼ぶこのデッキのキーカード
墓地へ落として黒羊で回収ってのが基本ですが、ターンが経過しているのなら虎でこれを出し、黄鼬で戻すことで手札に加えることも可能です

・月光黒羊×1
狼へのアクセス手段
芝刈りで狼と一緒に落ちてしまうと冷や汗が出ます
紫蝶同様60だから採用できるカード

・月光翠鳥×1
ぶっちゃけいてもいなくても…黄鼬への墓穴を避けるための囮
ナイアルラを使わない構築なので率先して墓地へ落としておく必要はないです
むしろおろまい、終末、芝刈りで落としたいのでデッキに眠らせていた方が好都合

・ゼピュロス×2
すっかり月光ファミリーに馴染んでいます
手札を捨てられるカードがないときに素引きしたらお通夜なので二枚

・クリス×1
手札から特殊召喚できるレベル4闇鳥
同ステータスのカードが充実してきたら抜ける候補
1900がでかい

・ブラスト×1
クリスの予備
芝刈りでクリスが落ちると展開に支障が出るためクリスと合わせて二枚採用
BFがいると場に出せるカードが二種類になったことでゼピュロス+クリスorブラストよ幻影BFの動きも搭載できるのでgood

・シンギングレイニアス×2
ワイズストリクスの踏み台
同じく芝刈りで落ちると支障が出るので二枚
フォースストリクスへの誘発ケアになるので実は素引きしてるとニヤつけます

・ミミクリーレイニアス×1
副葬スタートや月光香スタートで召喚権や、コストにしたいカードが余ってる時にゼピュロス以外の選択肢となります
サーチ先のシンギングが増えたことで更に使いやすくなりました
手札コスト確保にもなります

・ダスティローブ×1
ポイントは幻影騎士団「カード」を手札に加えられる点
バルデュッシュでこれを落とし、サイレントブーツを持ってきてキュリオスの素材にします
幻影霧剣はサーチできないので注意

・サイレントブーツ×1
こちらはファントム魔法罠サーチなのでモンスターは持ってこれませんが霧剣は持ってこれます
リンク召喚に使うのでレベルは気になりません

・フラジャイルアーマー×1
…恐らくほとんどの人がなんだこいつ!?と思っていることでしょう
ダスティローブでサイレントブーツを持ってくるということは、ダスティローブは引いてはいけないカードとなるわけです、そこでダスティローブ二枚で回していたのですが、霧剣をサーチできないやつを複数入れるのはやはり違うな
となりました
これなら引いてしまったダスティローブをドローに変えられ、しかもレベルが4なので霧剣と一緒に落ちればランク4の素材になります

・終末の騎士×1
四枚目の彩雛
それでなくても墓地効果を持つ闇属性ばかりのデッキなので割となんでもできるジョーカー的な万能カード
誘発はやめてください死んでしまいます

・シラユキ×1
今回の妨害の要
レベル4だし彩雛除外できるしでかなりの噛み合いを見せてます
環境的に裏守備が刺さるのも良し

魔法

・月光香×3
虎同様手札にどうしても来てほしいカード
でも彩雛がいないときに引くと事故要因に化ける困ったちゃん
ミミクリーが入っているので月光香展開だと虎よりモンスターが一体余ります
芝刈りと相性良し

・天キ×3
獣戦士デッキの基本中の基本
忘れがちですが、永続カードなのでゼピュロスで戻してサーチ効果をもう一度使うことも可能です
うららされるとキツかったり、ターン1制限がついているのでできればソウコで持ってきたい

・おろかな副葬×3
月光香を落とすことで天キ同様初動に必要な二種をサーチ可能です
小夜曲舞踏は後で説明します

おろかな埋葬×1
先程終末の騎士をジョーカーと言いましたが、真のジョーカーは多分こちらです
なんでもできます、強い
さすが制限カード

・隣の芝刈り×2
今回のコンセプト
60構築にしてこれを入れることで、相手依存の妨害カードや多彩な芸を積めるようになっています
引けたら最強、引けなくてもまあ普通のエクシーズ月光をやるだけなので…
これのせいでいろんなカードが二積みされています

・闇の誘惑×3
枠が余ったことでようやく使えるようになったドローカード
闇鳥が増えたこと、黄鼬が二枚になったこと、幻影はアマテラスで帰還できるので手札コストに困ることはまあ無いです

・手札抹殺×1
手札誘発の蔓延る現代の遊戯王ではかなり賛否別れるカードとは思いますが、とにかく彩雛と虎を揃えないと始まらないデッキなので、初手に使ったとしてデッキを即座に四枚掘れるこのカードはかなりありだと自分は思っています

・増援×1
ほとんど終末専用
一応幻影騎士団も持ってこれるので、手札コストが必要な場面はそちらを持ってきましょう

・ソウルシェイブフォース×2
サイドラインフィニティを呼べる最強カードです
気持ち悪いですが、芝を刈る以上二枚は入れておきたいです
いっそランク6の選択肢を増やすのもあり

・小夜曲舞踏×1
翠鳥同様、最悪なくてもよいカードです
が、副葬+手札コストがランク4になったり、黄鼬が芝刈りで落ちたときにサーチ先がいないと寂しいので入れました
副葬がとりあえずの特殊召喚カードになるのでやはり抜けません

・幻影霧剣×3
芝を刈ったりキュリオスを使ったりで幻影騎士団のサーチ先がなくなるのが嫌なのでフル投入
普通に素引きしても単純に一妨害になるので増Gされても耐えられるようになります
墓地除外効果で出た幻影騎士団は除外されてしまいますが、アマテラスがいるので問題なし
しかも落ちてもグリフォンで回収できます

・ブリガンダイン×1
霧剣以外の選択肢
大体モンスター数は足りるので好んでサーチすることは少なめ
墓地に罠があると即発動できないので芝刈りとの相性は悪いですが、他の二種の罠は自力で墓地から除外でき、最悪シラユキがいるのでなんとかなります

汎用カード

増G×3
ドラゴンリンクが環境にいることから三枚
もともとこいつを三投入したくて芝刈り型にしたようなところもあるのでコンセプトとも言えます

うらら×2
入ってないとデッキじゃないとまで言われる時代になってしまいました
増Gがキツいのでフル

うさぎ×1
環境にいるデッキ大体に刺さってます

わらし×1
アマテラスの選択肢を増やしたいのと、苦手なサンドラや閃刀姫に効きます
メインからじゃなくてもいいかななんて思ったり

ヴェーラー×1
無限泡影がブリガンとの兼ね合いで使いにくいのでこちら
それでなくてもこいつを含めレベル4以下の手札誘発は相手ターンにアマテラスで回収できるってのがかなり良いです

墓穴の指名者×3
展開デッキの嗜み
抹殺の指名者は枠の都合でなし、泡影も入れられませんし、あまり汎用カードを入れすぎても事故率が上がるだけなので
相手依存の汎用カードは全体の五分の一である12枚に抑えています

羽根箒×1
60枚とはいえ、0と1の差はあまりにでかいのでメイン採用

エクストラ

・ライオダンサー×1
このデッキのフィニッシャー
枠が増えたことで霧剣が後攻サイチェンで抜けなくなったのでゆっくり戦うやり方ができるようになりました
なので焦らず、急がば回れがモットーです

・パンサーダンサー×1
踏み台

・ワイズストリクス×1
ゼピュロスとソウルシェイブフォースを持ってくる最強のアド取りマシーン

・フォースストリクス×2
ワイズストリクスの踏み台
二枚のうち片方を使ってしまうとワイズでソウルシェイブをサーチできなくなるので大事に使いましょう

・サイドラインフィニティ×1
最強のモンスター
最後にモンスターが余ったらこいつの素材にしちゃいましょう

・ラスティバルディッシュ×1
ワイズストリクスから繋ぎます
霧剣を持ってきたり相手の除去をしたり…このデッキの核です
ソウルシェイブフォースで出したフォースストリクスでも破壊効果が起動するのは意外と知られていない

・キュリオス×1
先攻ではシラユキを、後攻では月光香を落として狼を持ってきます
闇属性で固まっているデッキなので出すのにはあまり困らない
三枚肥やしでハズレを引いても泣かない

・アマテラス×1
シラユキとの相性が最高です
幻影騎士団を帰還させて次のターンにもう一度サーチなんてことも可能です
4×3がちと重いですが、自分と相手ターンで2アド取れるので実質とんとん

グリフォン×1
主にキュリオスと、アマテラスで帰還させたやつで出します
手札を捨てて魔法罠を墓地からセットする効果もキュリオスや芝刈りと噛み合っててgood
通常召喚したモンスターは効果を使えるので注意

・ソウコ×1
天キセットマン
素材を取り除く効果も対象に取らない効果無効と普通に強い
でも他にモンスターがいなければ素材を取り除けないってのが地味にキツかったり…

・ヒダルマー×1
後攻の切り返し要因
虎を破壊して更に展開することも可能です、が
今の月光は虎をどれだけ使い回せるかが鍵なので使いどころは見極めましょう

ユニコーン×1
ヒダルマーが生き残った時は更に一体増やしてこいつにします
手札を捨てる効果もこのデッキならプラスに働くことも多く、カードの種類を問わずにデッキバウンスという強力な除去能力を持ちます
更に属性が闇ということでバルデュッシュやデスポリスの素材になれます
エクストラゾーンに出すとマーカーが一つしか用意できないのがキツめ

・デスポリス×1
バルデュッシュに繋がる闇のリンク2枠、マスカレーナやアンクロと選択
アザトートが抜けたことで狼へのうさぎのリスクが倍増したのでこいつを採用
マスカレーナだとリンクモンスターを巻き込めなくて場が埋まって難儀することがけっこうあるのでやはりこいつが最安定

・ヴェルズナイトメア
自由枠
増Gされて妨害ゼロで返すのが怖いときに使います
一応闇のエクシーズなのでバルデュッシュの効果が起動します
ぶっちゃけここの枠は割となんでもよくて、深淵や竜巻といった他のランク4でもいいですし、ソウルシェイブが二枚になったことでベアトにしてもいいですし、安定を取って三枚目のフォースストリクスを入れてもいいでしょう



●基本展開

とてつもなく長くなるのでルートは割愛します


・彩雛+虎

バルディッシュ、アマテラス、グリフォン、インフィニティ、墓地にシラユキ、霧剣二枚

これがこのデッキの基本展開になります
キュリオスの落ちによってアマテラスで誘発が回収できたり、グリフォンで墓穴がセットできたりします
もちろん相手のGにうららや墓穴を使ってても可能です


・月光香or彩雛+副葬

同じ
従来のエクシーズ月光ではモンスターが最後に足りなくなるのですが、ミミクリーレイニアスを採用したことで基本展開と変わらない布陣が組めます


・彩雛+月光香

同じ(インフィニティの素材追加)
ミミクリーレイニアスのおかげでモンスターが一体増えるのでサイドラインフィニティの素材が一つ増えます


・ゼピュロス+クリスorブラスト

バルディッシュ、インフィニティ、霧剣、ナイトメアor霧剣もう一枚
闇鳥を増やしたことで可能となった妥協展開です
これの応用でレベル4モンスターが三体場に出せればワイズストリクスが起動できるのでインフィニティ霧剣二枚までは可能になります


あとは芝刈りでアドリブ力が試されます



●まとめ

ほんとに、今のエクシーズ召喚主体の月光は完全に煮詰まりきっていて、いろんな人がデッキを組んでいますがどれも似たり寄ったりの構築になっています

更に8月末には新しい闇のリンク2、9月にはクロノダイバーリダンや未開域といった化け物新規が登場するため、今の月光は良い意味でも悪い意味でも凍結状態でした

なので今のうちに試せてない構築は全て試しておこうと思い、芝刈り型を考えました

使い心地としては、やはり事故率…彩雛と虎が揃う比率的には40枚のエクシーズ月光と大差なく、むしろ闇の誘惑のドローや芝刈りもあるため期待値的には上がっていると思うのですが、初動にならないカードが多くなったことで下振れる時はとことん下振れる
…といった感じです

ですが霧剣が三枚になり、入れられる手札誘発が増えたことで事故って動けなくても踏ん張りは効くようになっているので、環境に食らいつく形としての完成度はかなり高くなっていると思います

今までエクシーズ月光の構築をいろいろと考えていましたが、2019年8月現在ならこの構築が自分の中ではベストだと思っています


9月になってリダンが来たらラウンチアザトート型が大幅なパワーアップをすると思うので、未開域共々そこに期待ですね



それでは長丁場になりましたが今回はこの辺で失礼いたします!!

さよなら~~!!!