【遊戯王】月光虎禁止…えっ!?虎禁止!?【TCG】
みなさまこんにちは
えー…なんということでしょう……
うちの愛娘の月光虎が禁止になっちゃいましたぁぁああああ!!!!!
海外でだけどな!!!
ということで、今回は日本遊戯王OCGと海外遊戯王TCGの環境の違いについて考察していきたいと思います
●何故月光虎が禁止になってしまったのか?
理由としてはいくつか上げられます
一つ、海外だと増Gが禁止であること
二つ、少し前から月光があちらのTP(トーナメントプレイヤー)に人気なテーマ、つまり環境テーマだったこと
この二つが大きかったと思います
特に大きいのが一つ目、増殖するGに関してですね
日本ではメインサイド含めて三枚入っているのが当たり前、初心者はうららとGを三枚集めるところから始まるとまで言われているレベルの必須カードです
ですが海外では一撃必殺のコンボや、ゲーム性を崩すカードの規制を強化する傾向があり、このカードは禁止カードに指定されています
日本の運営はガンガン新しいカードを開発してゲームをインフレさせ、ユーザーに飽きさせない努力をしています
そのインフレが行き過ぎないための抑止力として増殖するGは必要だと判断されているようですね
※余談ですが、一時期運営が新しい展開テーマであるSPYRALとリンク召喚を売りたいがために増Gを準制限に下げたことがありましたが、結果は皆さんご存知…
征竜、EM時代に引けをとらない暗黒期と化しました
とまあ増G個人の話はこのくらいにして…
この増殖するGというカード、月光にブッ刺さるわけですな
環境にいる展開テーマはというと、一枚初動のデッキが多く、その安定性から浮いたスロットに灰流うららや墓穴、抹殺の指命者といった増G対策カードを積める訳なんですが、あいにく月光は二枚初動デッキ…
いくらデッキ回転のカードを入れてもこの辺の汎用カードを入れすぎると事故ってしまいます
ですが海外では増Gが禁止なので、「増Gとその対策カード達」を入れる必要がないのです!!
なのでその空いた枠に未開域等の回転カードをガンガン入れることができる
するとどうなるか……
事故も増Gのストレスも存在しない最強無敵の展開テーマが完成するわけです!!!
こりゃあ天下取った挙げ句名誉の禁止も貰いますわ……
二つ目の理由に関して
実は海外では結構前からちょこちょこ月光が注目されていました
墓地効果の多さから未開域と相性が良く、闇属性なのでオルフェゴールとも好相性…
上記の通り展開テーマの最大の敵である増Gも存在しないので、
『未開域月光オルフェゴール』
これが海外の展開デッキの頂点を永らく飾っておりました
その後その展開パーツ達が規制されていった訳ですが、それでも彩雛と黄鼬と虎のコンボで毎ターンレベル4を三体供給できる粘り強さから『ランク4』デッキとして一部のTPから使い続けられていたらしいです
それだけなら禁止になるほどのポテンシャルは無かったんですがね……
そう、ここで三つ目の理由………
RRワイズストリクスの登場です……!!
実は海外ではハリファイバーをはじめとした日本の多くのリンクモンスターが未実装だったのです!!
ワイズストリクスと月光の噛み合いの良さは当ブログでも散々紹介した通り、もはやテーマになくてはならない必須カードと呼んでも良いほどです
それが実装され、ついに海外でもフルスロットルの月光が使えてしまう…
何度も言いますが、あちらでは目の上のたんこぶである増Gも禁止なので、そんなことしたら簡単に環境が取れてしまいます
そうなる前にってことで、デッキの核となる虎を禁止にしようという結果になったのでしょう
●日本でも虎が規制されるか?
ここが一番気になるところでしょう
僕の考えとしては「禁止はない」といった所でしょうか
やはり増Gの存在が大きく、これがあるうちは月光は海外ほど暴れることはできないですし、展開テーマといえば一枚初動という環境なので、それらに隠れられているうちは規制は免れるでしょう
ですがこののちに運営の路線変更で増Gが制限カードになったり、化け物新規で一枚から雛虎揃いますなんてことになったらまた変わってくるかと…
そうなってくると規制されるのは間違いなく月光虎なんですが、一発禁止はないと思います
ヒグルミ等の例があるので断言はできませんが、最近の運営はよほどヤバいコンボのパーツになったりしない限りはメインデッキに三枚入っているカードを一発禁止にはしない傾向があります
なので行っても制限止まりなのかなと…
確証は無いですけど!!
では今回はこの辺で…
一番ヤバいのは仮に世界大会に日本から月光が進出しても世界に羽ばたいた瞬間に虎が使えなくなることなんですよね…
まあ国内で遊ぶ分には四月のルール改訂で強化されてるので関係ない、むしろ強化でしょう
それでは失礼します!さよなら!!