【デッキ紹介】これが新規入り月光の最強構築だ!『芝刈りムーンライトver.2025』デッキ解説【遊戯王】
みなさまこんにちは。
新規登場以降初の月光デッキ紹介をやっていこうと思います。よろしくお願いします。
…本当はですね、これの前に一つボツにしたデッキがありました。
それが以前当ブログでも紹介した、キングデンプシー、リナルド、イゾルデ、リビングフォッシルの戦士族出張ギミックを採用した構築になります。
…しかしこの戦士族ギミック、あまりにも欠陥まみれでした。
最初はかなりの手応えを感じていたのですが、回数を重ね、環境と対面すればするほど穴ぽこだらけだったことに気付かされ、リナルド素引きで発狂するわ、銀狗誓約でランク4は出ないわ、そもそもデモンスミスでも同じスロットで似た動きができるわ…。
挙句一番の見所である泡影ヴェーラー貫通プランは、環境に上記二枚が全く採用されておらず一度も披露できないという始末…。
正直、クソザコでした。すみません、クソザコでした。
月光は融合テーマです、融合をするのが一番強いのです。
☆Wライガーについて
じゃあ、流行りのWライガーやる?
…ここについても葛藤がありました。
しかしこの葛藤についてここに書くと、月光厄介オタクメンヘラブロガーの烙印を押されてしまうので、書きません。
ただ、Wライガーの明確な強みに関しては、一枚構築の弱さを知った今なら言えます。
ライガー二枚構築の最大の強みは、ライガー一体でビートする状況になったとしても、融合コストが切れないことにあると思いました。
…そりゃあ、効果を受けない全体除去二回攻撃3800打点を二体も出したら、強いに決まってるんですよ。
その四体でアポロウーサを出した方が強いと以前は考えていましたが、アポロウーサでニビルケアなどをしてもそもそもライガーは効果を受けないですし、ダルマカルマやイタチの大暴発といった罠は止められませんし、魔法罠なら銀狗でどうにかなります。
それにアポロウーサの中途半端な効果無効よりも、全体除去一回の方が強いんです。
というか今の環境、そもそもアポロウーサが弱かったです。
復帰したてで完全にインフレに置いていかれた浦島太郎お爺ちゃんの僕ですが、これは本当に思いました。
今の環境、とにかく「自分・相手ターンに発動できる」カードが多すぎる…!!
みんな当然のように後攻0ターン目に妨害をして、フリーチェーンでコントロールを奪ったり、相手ターンに融合シンクロエクシーズ召喚をしてきます。
これが「〇〇した時、できる」ならまだ可愛いのですが、みんなフリーチェーンなんです。ほんとに、みんな、フリーチェーンで好き勝手にこっちのターンで暴れるんです。
アポロウーサは同一チェーン上で一度しか効果を発動できないため、何かを餌にされてその上からフリーチェーンの効果を発動されて、いとも簡単に突破されてしまいました。
弱いです、アポロウーサ。インフレを感じました。
…というわけで、Wライガーの強みの話に戻ります。
ライガー一枚構築だと、搭載できる融合モンスターは四〜六枚程度が主流です。
しかしそれではライガーダンサーの全体除去効果を、一回のデュエルで一〜二回しか発動できません。
…どうして二回も使っているのに勝てていないんだ?というのは置いて…置けませんっ!!
あのですね…全体除去効かないんですよ、今の環境。
効果破壊耐性、「破壊されると出る」等など、ライガーの猛攻を耐え抜くギミックが、多くの環境デッキにデフォルトで搭載されているんです。
全体除去後にフリーチェーンで手札から場に出てくる奴もいますからね。
(なので、彩雛を除外してバトルフェイズに全体除去しましょうね)
それ故、出して全体除去して、ターンを渡して全体除去、返しのターンでもう一度全体除去を使うぐらいの弾数は欲しいわけです。
そうなると融合モンスターは必然的に七体以上必要になり、それならライガーダンサー二体目を採用したほうが強いと、僕は思いました。
☆本題
…さて、という訳で僕は、ライガーダンサー二枚構築…つまりテンプレ構築を改めて考え直し、それを記事にして紹介しようと思いました。
しかしですね…。
新規で環境クラスの強さを手に入れたことで、月光紹介記事がめっちゃ上がっている…!!
…嬉しい悲鳴ですよ?ええ、嬉しい悲鳴です。
大手ゲーム攻略サイトから、カードショップのデッキ紹介記事、CS入賞構築を解剖するブログに、TPの個人ブログ、結果を残したプレイヤーへのインタビュー動画…。
皆さん丁寧に、カードの効果、展開ルート、対策カード、強み弱み、紹介されていらっしゃいました。
……………。
…あれ?俺いらなくないか?
と。
これほど至る所で純構築Wライガーについて紹介されているのなら、今更僕が紹介してももうみんな耳にタコなのではと、僕はそう考えたわけです。
挙げ句XのDMでは「月光組むなら〇〇さんの構築を参考にするといいですよ!」や「その展開弱いし、月光はWライガー以外意味ないですよ」とお気持ちをいただき、空リプで「某月光専用(笑)ブロガーセンス無さすぎ」「環境知らないエアプじゃん」と直球に煽られる始末…。
これはなんとかしなければ…と。
…しかしですね、入賞者や他所様の記事で紹介されている月光の構築を見てみると、やはりどれもどこかが違っていて、どうにも『テンプレ』と呼べるものが存在しなかったのです。
例えば、融合の枚数…一枚で十分だから一枚という人もいれば、素引きが強かったりドミナスインパルス対策を考えて二枚の人もいる。
例えば、月光虎の枚数…展開に使うのは一枚だけど、上振れや壊された後の事を考えて二枚…とか。
例えば、フラクトールの枚数…天璣の選択肢になれば十分と一枚の人もいれば、初動はフル投入という考えで三枚の構築もある。
…他にも月光融合が採用されていなかったり、副葬が入ってたり抜けたりしていたり、銀狗が一枚か二枚か、黒羊が二枚か三枚か、月光香が二枚か三枚か、アルミラージやプロキシーFを入れるか問題など、月光の『これ』という構築は、未だに答えが出ておりません。
…そしてそんな中、僕は一枚のカードを採用した、ぶっ飛んだ構築を発見いたしました。
それが…そう。
多層融合です。
素材三体以上限定の融合で、相手の場にモンスターがいると、エクストラ除外で素材を供給できるカードですね。
これでライオダンサーやライガーダンサーを、ズルして一手目から出してしまおうというコンセプトです。
…実は僕もこれをサイドデッキに入れており試してみたのですが、ライガーが一枚だったのですぐに全体除去のコストが無くなって負けました。
ほんとに、マジで恥ずかしかったです…。
実際、これをサイドデッキに搭載した月光は非常に多く、「通れば勝ち」カードの筆頭のようなカードと言えます。
しかし…。
これをメインデッキから三枚積んでいるヤバい構築を、僕は見つけてしまったんです。
その紹介を見て、僕は感銘を受けました。
今の環境は展開をし合ったり捲り捲られるゲームではなく、一ターンの中で戦場のように変わる盤面の中、カードのリソースを撃ち合って戦うゲームだと…。
そのため、多層融合等の通れば勝ちのカードを優先的に入れて後攻を強くし、先攻で腐ったらコストにして捨てられると。
そういうことなら…。
…やる(刈る)しかないなと、そう思いました。

☆芝刈り構築について
まず、今回僕が芝刈り月光を考えた理由は、大きく分けると三つです。
一つ、枚数議論に囚われずに、全てのカードを必要な分、最大枚数入れられるから
二つ、混ぜ物抜きの純構築なら、芝刈りや強欲で貪欲な壺といったデッキを削るパワーカードも、無理なく使えると思ったから
三つ、後攻0ターン目妨害が主流となった環境で、三戦の号が強いと感じたから
…この三つです。
まずは一つ目。
現在の月光の構築は、とにかくデッキの枠に悩まされています。(前からそう)
それ故本当は二枚にしたいカードである銀狗や黄鼬を削って、その枠を汎用カードにしている構築があるわけです。
更に言うと、新たに現れた一枚初動の金獅子…これに銀狗経由も含めて即座にアクセスできるカードはというと、本体、天璣、おろかな埋葬、副葬、舞踏会、フラクトールで、合計十五枚もあります。(終末の騎士等は召喚権を使うため除く)
一枚初動のカードにアクセスできるカードが十五枚入るデッキなんて、そうそうありません。インフレです。(僕の記憶ではプランキッズが一枚初動十二枚すげー!で止まっています)
ここから枠や手札コストの都合で、普通の四十枚構築では副葬やフラクトールを削っているわけです。
…なら、ここをフル投入してデッキ枚数を増やしても、確率は変わらないのでは?…そう考えました。
更に融合も伸び伸び二枚採用でき、黄鼬除外も二枚目を落とせば気にしなくて良くなりますし、副葬の択である小夜曲舞踏も入れられます。
…そしてなんとそれらを全て入れるとですね、アッサリと六十枚に到達してしまうんですよ。
以前は芝を刈るために六十にするために何を入れるか悩んでいましたが、今回は「入れたいカードを全部入れたら六十になった、せっかくだから芝を刈ろう」に近いと思います。
故に、「芝刈りだから」というカードは一切入っていません。
ただの六十枚デッキに芝刈りが入っている…そんな感じです。
二つ目、純構築の利点が活かせること。
昔エクシーズ月光で芝刈りというのも一時使っておりましたが、あちらはRR出張のRUMが落ちてしまったり、幻影騎士団のサーチ先の魔法罠が落ちてがっかりすることが多かったです。
しかし月光の特徴として、場と手札と墓地をモンスターが飛び回るカードデザインがされているため、本来月光単品なら無差別墓地肥やしとの相性はいいんです。
テーマ内で落ちて困るカードは精々月光融合くらいで、あとは舞踏会や、パフュームでサーチするための月光香が全て落ちると困るくらいで、モンスターなら全て黒羊で回収できます。
「芝刈りすると強いけど弱い」が悩みだったのが、混ぜ物を無くすことで解消された…当たり前ながら大きな飛躍です。
…強いて言うなら、月光香が落ちすぎて手札コストが足りなくなる所はマイナスですが、嬉しい悲鳴です。
それから強欲で貪欲な壺も、黄鼬や銀狗の枚数が増え、デッキの枚数も増えている六十枚構築なら採用圏内です。
新しい月光は手札切れと、墓地等の公開領域で相手に戦略が読まれてしまうことが弱点なので、雑に手札のアドバンテージが稼げるカードの存在は大きいです。
そして三つ目、これが今芝を刈る最大の利点です。
隣の芝刈りが僕が引退している間にいつの間にか制限カードになっていましたが、代わりに三戦の号というカードが追加されていました。
相手依存で通常魔法を持ってくるこのカードですが、こちらが芝刈り月光との相性が完璧なのです。
まず、現環境はドラゴンテイル、K9VS、一昔前に流行った炎王やレスキューなど、平気でこちらの先攻一ターン目に、妨害をしながらアドバンテージを稼いできます。こちらの後攻一ターン目なら尚更です。
故に、三戦の号は腐らないどころか、先攻でも容赦なくぶん回せるのです。
加えて現在の月光は一枚初動…極端な話、他のカードが全て手札誘発などの相手依存のカードでも最低限の動きができるため、デッキ構築を展開特化から汎用カードによる撃ち合い寄りに変えても、事故りにくくなっています。
それに相手がこちらのターンにモンスターを出さないテーマでも、何らかの手札誘発モンスターは飛んでくるでしょうし、その時は闇と炎属性のみでデッキを回せることを活かして、ドミナスインパルスを伏せたり、芝刈りや副葬と相性の良いルンペルトイフェルもいいでしょう。
妨害が無ければWライガーが成立しますし、手札コストを捨てる機会にも恵まれているため、仮にお荷物になっても何の問題もありません。
そして、三戦の号の強力な点が、通常魔法ならなんでもサーチできる点です。
ついつい芝刈りや三戦の才に目が行きがちですが、後攻最強カードの多層融合も通常魔法です。
つまり天璣の選択肢にフラクトールをピン差しするような感覚で多層融合をデッキに一枚入れておけば、メイン一本目で後攻になってしまっても、これで持ってくることができます。
事故っていればおろかな埋葬や月光香をサーチしてもいい…と思いましたが、芝刈りと多層融合と比べるとあまりにも見劣りするため、やはりこの二枚を持ってこれるのが最大の利点ですね。
…以上のことから、今芝刈り月光を組んだらどうなの?と思い、デッキを組むに至りました。
☆デッキ構築
…恐らく、ここまで有名になってしまっている以上、通常の新規入り月光については説明不要と思いますので割愛いたします。
後攻でも強そうなデッキ構築ではありますが、じゃんけんに勝てたら先攻を取ります。
狙う最終盤面と展開としては、金獅子+手札コスト二枚でライガーダンサー二体とバグースカを出す、お馴染みの動きです。
しかしBK出張の恩恵により、同じ必要札でもリトルナイトまでリンク数が伸びます。
コンセプトとしては、展開力よりもパワー…不動遊星よりもジャック・アトラスです。
その他海馬、カイザー、遊馬、リボルバー、そしてセレナといった、ゴリゴリのパワー型イメージになっております。
エースを出すためのルートを簡略化し、パワーの高いカードで相手を押し潰す…そんなデッキです。
ライガーダンサーに全力を注ぐ…とまでは言いませんが、ゴールは明確にライガーとなるため、舞踏会の墓地除外融合と、彩雛のコストをどのタイミングで何を落とすかは常に気を遣いましょう。
☆回し方のコツ
・月光舞踏会の確保
最優先で行うべきは、舞踏会の確保です。
これがあるのとないのとでは終盤の追い詰め方が段違いとなるため、必ず最初に舞踏会をどうすれば持ってこれるかを考えましょう。
持ってきて無効にされたり破壊されたなら妨害を一枚剥がしたということで割り切れますが、持ってこずに戦うのは回転寿司でお皿を取り損なうようなものなので、それだけ注意しましょう。
…といっても持ってこれる手段は明確かつ限られており、黄鼬を墓地へ送る…これのみです。
金獅子の効果で墓地へ送る、おろかな埋葬で墓地へ送る、副葬小夜曲で手札から墓地へ送る、融合で墓地へ送る、彩雛で落とした黄鼬を蘇生し、キングデンプシーを出して墓地へ送る…。
実は手段としてはかなり多いです。
悩ましいのは舞踏会を持っている時に黄鼬をどうするかですが、これは諸説あります。
敢えて効果を使わずに、舞踏会の墓地融合効果適用が通るまで待つのもアリです。
虎とのコンボでいつでもランク4は作れるため、舞踏会が適用前に破壊されたら黄鼬素材のキングデンプシーを出して二枚目をサーチするのも選択肢の一つです。
・金獅子効果多すぎ問題
金獅子は本当に効果が盛りに盛られているため、使用者もその力に溺れがちです。
サーチして手札を捨てる効果と、月光モンスターが墓地へ送られたら回収する効果…一見シンプルに見える二つの効果ですが、とにかく奥が深いです。
まずこの二つの効果、捨てたモンスターの「墓地へ送られた場合」効果を起動しつつ、回収することが可能です。
そんなに強く見えないテクニックですが、実はけっこう大事です。
…そしてこの月光金獅子のサルベージ効果、しょっちゅう使い忘れます。
それはもう、後攻時や先攻で妨害を受けて相手と撃ち合いになった際、金獅子を五回出していたら三回は忘れます。
そして後で使おうと思おうにも、虎と翠鳥は無効にして蘇生ですし、月光香は彩雛の名称コピーに使ってあげたいしで、金獅子を完全蘇生する順番が中々回ってこないのです。
なので、手札に展開に必要なパーツが全て揃っていたり、捨てて融合サーチができる黒羊があったりした場合は、サルベージ効果をとりあえず使っておくと、手札コストや融合素材に困らなくなり、損をしないで済みます。
また、「おろかな埋葬してダークバースト」といった古のテクニックのように、フラクトールで虎を墓地へ送って金獅子で回収といった動きも全然ありです、それだけ汎用性のある効果なので、雑に強く使っていきましょう。
・黄鼬と銀狗を大事に
新規入りの月光が融合に特化した方が強いと言われている最大の理由が、月光銀狗の存在です。
彼女の効果で出したモンスターがいる限り、エクストラから月光しか出せない縛りが付くため、実質融合召喚以外ができなくなります。
そして銀狗の効果を使った状態で融合を止められると、こちらの展開が完全に止まります。
ですので銀狗を使うなら、必ず墓地か手札に場の月光を退かせる黄鼬を用意してから、あるいは二枚目の融合を確保する、そしてチェーンで場を荒らされても大丈夫なように、融合素材を手札にキープしてからにしましょう。
黄鼬は、銀狗がやらかさないように監視しつつ、融合成功を見守ってから虎と遊びに行く世話焼きなお姉さん…そんなキャラ付けをすると、回し方を覚えやすいかも知れません。
重ねて言いますが、銀狗は月光屈指のポンコツです。気を付けましょう。
・副葬は強いけど弱い
通常の構築でも議論されているおろかな副葬です。
月光香を落とすことで四〜五枚目の天璣になり、小夜曲舞踏を落とすことで銀狗を経由せずに金獅子が特殊召喚できる…。
弱いわけがないんですよ。
では何故、現在流行している月光の構築に副葬が入らないのか…。
…簡単です、月光香と小夜曲舞踏の手札コストが重いからです。
現在の月光は、金獅子+手札コスト二枚の三枚消費の展開が主流であり、それが副葬スタートだと手札は四枚消費…金獅子とセットで持っていて妨害貫通に使うと、消費は五枚になります。
これを「手札をフルバーストしてでも展開したら勝ち」と取るか、「二枚使ってまでサーチは弱い」と取るかによって、好みが分かれているようです。
更に小夜曲舞踏という素引きしても何の役にも立たないカードを入れなければならないところもマイナスポイントですね。
…ですが、今回は芝刈りです。
初動は多ければ多いほど良いです。
更にBK出張や、型によってはソウコやデュガレスで場と墓地リソースから手札コストを錬成できるようになっているため、コストの重さも軽減しております。
新規入りの月光はとにかく手札切れとの勝負です、一枚でも多く、墓地の月光香を使い切るぐらい手札のアドバンテージを確保すると良い結果に繋がります。
ちなみにドミナスインパルスと同時に持っている場合、とりあえず小夜曲だけ先に落としておくとインパルスが火を吹くのでおすすめです。
・とにかく黒羊を素材に
ドラゴンテイルへの出張で株が大高騰している月光黒羊ですが、月光融合モンスターが化けたことで、かなりのぶっ壊れに成長しました。
彼女の持っている融合サーチ、月光サルベージ、融合素材になった際に融合サルベージ…これら全ての効果、一ターンに一度の誓約がありません。
虎もターン1がありませんが、黒羊のこれは度が過ぎています。
特に注目すべきが、融合素材になった場合の効果です。
単純に、本当に単純に考えて、融合召喚にはカードが三枚必要です。そのうちの一枚が返ってくる…つまり消費は二枚。
…これって、強くないですか?
しかも黒羊二体で融合すれば墓地の月光が二体返ってきます。
…いや強い、脳が十年前で止まっていると言われようが、これは強いです。
黒羊を巻き込んでパフュームダンサーを出し、舞踏会で融合回収、黒羊で彩雛回収。
獲得したアドバンテージで黒羊を蘇生し、今度は回収した彩雛と黒羊を巻き込んでガーディアンキマイラを融合召喚、ダルマカルマ等の露払いをしつつ更に回収…。
つまり、黒羊を巻き込めば巻き込むだけアドが取れるわけです。
基本展開ではパフュームダンサーを出す際に彩雛と金獅子で融合していますが、ここに黒羊が更にもう一枚あるとガンガンアドが取れて手札コストも浮いていくわけですね。
そりゃあ通常の構築でも黒羊が三積みされるわけです。
・以上のことから
とにかく鍵を握っているのは、黄鼬と舞踏会です。彼女を尊重しましょう。
舞踏会を最優先で確保しつつ黄鼬を墓地へ落としておき、銀狗の効果で出した金獅子または彩雛を使って、できれば黒羊を巻き込みつつパフュームダンサーを融合召喚…ここまでが第一段階であり、ここまで通れば後は好き勝手に暴れられます。
…おさらいすると、舞踏会がある状態で月光モンスターの融合召喚をしなければ墓地除外融合が適用されません。なので舞踏会がスタート地点、そしてチェックポイントがパフュームの着地です。
舞踏会がない場合は黄鼬を墓地へ送ってサーチ。
銀狗で出したモンスターには誓約が付いてしまうため、必ず融合素材に巻き込む、邪魔されたら黄鼬で手札に戻す。
黒羊は融合に巻き込めば巻き込むだけ強いため、サーチが余ったら優先的に確保。
これらを意識するだけで、序盤の展開がグッと楽になります。
余裕があれば彩雛で融合モンスターを墓地へ落として、銀狗の効果をアクティブにしておくと尚良いですね。ドミナス罠やセットカードをケアできます。
あとはパフュームダンサーのセルフバウンス効果が綺麗に虎と手札の彩雛で決まれば、言う事なしです。
(ほんとにダンスの演技みたいなテーマになってきましたね)
ここまで通れば墓地アドも十分なため、ランク4で手札補充しても良いですし、無効になっていない彩雛でライオを落として融合発動しても良いと思います。
…大抵ここで彩雛が相手の妨害を受けて止められますが、ガーディアンキマイラにランク4にリトルナイトとここから動く選択肢はたくさんあるため、アドリブですね。
・BK出張について
恐らくメインデッキに見慣れないカードが入っていることにお気付きになっていることと思います。
今回の構築には、キングデンプシーとシャドーの二体のBKモンスターを採用してみました。
月光モンスターのほとんどが「墓地へ送られた場合〇〇」系の効果を持っているため、エクシーズ素材を効果扱いで墓地へ送れるランク4のナイアルラ、リダン辺りに注目されている方は多いと思います。
しかしナイアルラは素材を二枚同時に墓地へ送れる反面、発動するために墓地にモンスターが必要なため、雛虎スタートからは効果を使えません。
リダンはその場から消えるため、打点にもリンク素材にもなりません。
そこでこの男…。
キングデンプシーです。
こいつは特に何のデメリットもなく、フリーチェーンでいきなり素材を効果扱いで墓地へ送ることができます。
…正直これだけでリダンとナイアルラよりも優れている気がしますが、更に場に出た時に炎戦士をサーチすることが可能です。
そしてBKシャドーもシャドーで、場のBKのエクシーズ素材を効果で墓地へ送りながら場に出ます。
これを利用することで、自分は先攻展開の最後に翠鳥をキングデンプシーに巻き込んで、通常の展開より一体分多くアドを稼ぎ、Wライガーバグースカに加えてリトルナイトまで出すことにしています。
そして、エクシーズ月光を使っていた際に、フォースストリクスを手垢がつくまで使い続けていたのでわかるんです。
サーチ効果を持つランク4を使って、黄鼬の除外を防いだり虎の効果を再度使うために墓地に月光を置き直す動きは、単純にして強力だと。
エクストラリトルナイトも出しやすくなりますしね。
シャドー素引きがとにかくヘイトが高いですが、そこは手札コストにしたり、ガーディアンキマイラの素材にすれば良いため、ほぼ気になりません。
このデッキにおけるモンスターをサーチするランク4の利点として、枯渇した手札を補給して手札コストにできることにもあります。つまり、サーチするカードは割となんでも良いのです。
枠の都合でフォースストリクスなんかは入れていられないので、補給要員としてもBK出張、おすすめです。
問題はシャドーが十年前のノーマルカードなので、一切流通していないことです。
最悪リナルドやキリビレディ、専用カウンター罠のバーニングナックルクロスカウンターで代用できるため、是非お試しください。
・アークリベリオンについて
今回のエクストラデッキは非常に尖った構成になっており、フィニッシャーカードとして月光の他にアークリベリオンとレイダーズナイト、そしてペンテスタッグを採用しています。
デュガレスやソウコ、アザレア、アルミラージ辺りの小回りの利くカードのスロットを削ってまでアークリベリオンを採用するのには、理由があります。
それが、ライガーダンサーを耐えるための布陣を、アークリベリオンとペンテスタッグで突破するためです。
環境デッキと対峙してわかったことなのですが、今の環境は全体破壊からの二回攻撃程度なら、易易と受け切ることができてしまうんです。
例えばVSの罠、スノーデビルは場のVS全てに効果破壊耐性を与えます。後から出た奴も全てです。
K9のエクシーズ、ハウンドは場に出たターンに破壊耐性を持ち、素材の力で対象耐性を得て、こちらが動く度に攻撃力が上がり、そしてソウコの効かない獣戦士族です。(こいつ本当に大っ嫌いです)
ドラゴンテイルの融合モンスター達は、全体除去を行うと融合召喚が行われたと勘違いして墓地から湧いてきますし、マリスにも効果破壊耐性を与えるモンスターがいます。
…そう、ライガーダンサーを出した程度では、ワンキルは成立しないのです。
ならばどうするか…。
まず思い付いたのは、ライオダンサーをデュガレスやペンテスタッグで強化して7000貫通二回攻撃を作ることでした。
どんなに耐性があっても、『バトル』という全てのモンスターに与えられた除去効果には抗えないため、盤面に触らずに直接ライフを削ってやろうと考えました。
ライガーダンサーは自分の効果も受けないため、似た効果を持つライオダンサーにその役を任せようという考えです。
次に思い付いたのは、ライガーダンサーを狼と蒼猫で強化するプランです。
ライガーダンサーはムーンライトの効果は受けるため、デュガレスの蘇生やアザレアの虎破壊蘇生を駆使して狼と蒼猫を並べる作戦です。
…しかしこの作戦には欠陥があり、まずメインデッキに入るカードをコンボに使うことから、強欲で貪欲な壺が怖くなります。更に蒼猫は素引きしてもどうしようもないカードなので、事故率も上がります。
そしてアザレアの召喚条件は光と闇…効果を使ったデュガレスは巻き込めず、効率が悪いのです。
加えて、おもむろにパンサーを落としてライオダンサーを出し、えっほえっほと強化をするのも間抜け…ニビルのおやつです。
そこで、エクシーズ月光時代のキルプランであるアークリベリオンペンテスタッグを引っ張り出してきたわけです。
これなら虎と黄鼬さえ余っていれば即出ますし、守備貫通狙いのペンテスタッグも、手持ち無沙汰にしているパフュームやガーディアンキマイラ等を素材に出せば問題ありません。
…つまりどういうことか。
彩雛を除外してバトルフェイズの動きを封殺してから「メイン終了」と宣言し、このタイミングで相手がこちらの攻撃を耐えるためのカードを切る…。
そこから最も少ない消費で、自分が出しているのがライガーだろうがライオだろうが関係なく勝ちに行けるカードが、アークリベリオンなのです。
的が一体いれば勝てるので、破壊からの二回攻撃を待っている相手の不意も突くことができ、更に直接攻撃で攻めるわけではないので、メイン1にリトルナイトを使えます。
パフューム後にライガーを出し、墓地除外融合でライオを出す、メイン終了宣言→巻き戻り、デュガレスで倍…これでも別にいいと思います。
しかしパフューム後の二度目の融合は、ガーディアンキマイラで相手の魔法罠に触れるチャンスでもあり、それでなくとも妨害を受けてライガーが融合できない可能性もあります。
となると墓地除外融合ではなるべくライガーを出してあげたくなり、デュガレスの倍プランは使えなくなります。
…もちろんこれは相手が耐えの布陣を組むプランのあるデッキだった場合に限った話です。ここまで通るなら大体勝っています。
それに、ここについては好みだと思います。
小回りの利くカードを抜いてまでフィニッシャーを増やす価値はあるのか…。ですが、カードゲームは『勝たないと勝てない』ので、僕は大事と考えて今回このような編成にしてみました。
小回りカードを入れずに下振れを拾えなくて負けるよりも、流れが完全にこちらだったにも関わらず、相手の耐久盤面に詰んで負ける方が自分は凹みます。
つまりこれは、自分が勝てず相手が負けない盤面をぶっ壊すためのギミックです。
それから、アークリベリオンという二体目のエースを入れることで地味に次元障壁に強くなりますが…融合できないとどうしようもないため何とも言えません。
☆採用カードについて
はじめに言いますが、六十枚構築なのでとてつもなく長いです。
・月光金獅子
新たに登場した月光の顔です。
効果が詰め込まれすぎていますが、深く考えれば考えるほど難解な効果になる為、使う時は頭セレナになると混乱せずに済みます。
「墓地に落としたいモンスターがいるぞ!サーチしたやつを墓地送りだ!」
「手札に墓地に落としたいモンスターがいるぞ!黒羊か虎をサーチして手札を墓地送りだ」
「サーチしたいやつがいるけど他の手札は捨てたくないぞ!サーチしたやつを捨てて即サルベージだ!」
「おろかな埋葬が余ってるぞ!場の金獅子の効果で月光サーチに変換だ!」
…使い方は主にこの四つです。
他にも彩雛や黒羊の効果でもサルベージ効果は当然起動するので、忘れずに使いましょう。
・月光黄鼬
新生月光の中核を担う存在です、エクシーズ月光時代よりも更に株が上がっています。
大事な大事な舞踏会へのアクセスであり、月光融合も融合モンスターの種類が増えた今なら強く使えるため、本当に重要人物となりました。
展開の後半ではお馴染みの虎とのコンボでランク4を立てることができ、銀狗で出したモンスターを融合以外で退かせる貴重な手段です。
また、キングデンプシーやナイアルラ、リダンといった自身のエクシーズ素材を効果扱いで墓地へ送るモンスターとは相性が良く、エクストラデッキに必ず一枚はこの系譜のモンスターを採用しておきたい所です。
通常構築では枠の都合で一枚のことが多いですが、伸び伸びと二枚採用です。
・月光銀狗
問題児、ポンコツです。月光と鉄獣戦線の架け橋になってくれました。
発表時は最強のカードに見えましたが、いざ使ってみると使いにくいことこの上なく、融合寄りの構築にシフトしようと決意させられました。
とにかくこいつで出したやつでパフュームを出せるかどうかの勝負です…が、素引きした場合はこいつでパフュームを出して、銀狗の効果で効果が無効になっていない彩雛を出すのもありです。
フィールドの魔法罠を無効にする効果はカードの発動は無効にしないため、永続魔法を置いた時にそれを墓地送りにはできません。
というか魔法罠無効効果、お手軽に強すぎてよく使い忘れます。ちゃんとパフュームを早めに墓地に置くか彩雛でアクティブにしてあげましょう。
素引きするとプランが乱れるため二枚で安定です。
・月光彩雛
金獅子にお株を奪われましたが、まだまだ現役です。
融合月光にすると思い知らされます、こいつヤバいことしか書かれていません。
エクシーズ月光ではただの終末の騎士だったのが、融合回収とバトルフェイズ発動中の効果発動禁止までついてパワーを感じます。
融合回収のタイミングが舞踏会と喧嘩するため注意。理想は一回目の融合で舞踏会、二回目で彩雛です。
この二回目がミソで、ライガーのためにライオダンサーをコピーしつつ四体融合を狙いつつ、妨害されたら舞踏会で墓地を素材にするのか…それともガーディアンキマイラを出すのか…駆け引きです。
しかし冷静に分析してみると、後攻時はライガーダンサーを一体着地できた時点ではなまるなので、舞踏会適用下かつライオコピー彩雛がいる状態で融合が発動できればほぼ勝ちです。
例え彩雛が除去されようと墓地融合でライガーは出ますし、墓地のライオダンサーが除外されようと場にライオコピー彩雛がいるため焼け石に水です。
融合は発動が通ってから出すモンスターを選べるため、マスカレーナクルヌギアスや伏せカード等のライガーへの不安材料があるなら、彩雛で融合を回収しつつガーディアンキマイラ、何もなければ四素材ライガー、妨害されたら舞踏会ライガーで選ぶと捗ります。
繰り返し言いますが、舞踏会と名前コピー彩雛で相手に銃口を突き付け、融合が通るかどうかを見てから出す融合モンスターを選ぶと良いです。素出しライガーと舞踏会ライガーは、別の生き物です。
また、除外されたターンの相手のバトルフェイズに効果を封殺する効果ですが、ライガーダンサーがフリーチェーンのため、全盛期以上に強力なものになっています。
これによってバトルフェイズ中に妨害されることがなくなり、破壊されることで起動する効果なども全て無力化できます。(身代わり効果等は除く)
つまりライガーダンサーを出して彩雛を除外して打点を用意し、「とりあえずバトルフェイズ」と宣言すれば巻き戻りが起こって、相手の生き残るためのプランが全てメインフェイズ1の状態で浮き彫りになります。
二枚でもいいですが、素引きも強く虎や月光香等の蘇生札との噛み合いも良いため三枚。
・月光黒羊
遂に本気を出した月光最強の女(男装)。
今まで融合モンスターが弱過ぎて日の目を見ることのなかった彼女ですが、弾けました。
使い方は先程説明した通りで、とにかくなんぼあっても困りません。
特に芝刈り構築では、墓地に落ちてしまった虎や狼を回収する保険にもなり、捨ててサルベージする効果と融合素材になった場合に回収する効果と、どちらも対象を取らず、ターン1がありません。
そして召喚権を使わずに単独で墓地に置ける月光モンスターのため、『素引き月光香墓地へ送れない問題』も解消できます。
レベルが低いのでフラクトールの対象です、金獅子で回収しましょう。
なんぼあっても困らないので三枚採用です。
・月光虎
月光最強の女(旧)です。
今回は場にモンスターを並べるのではなく、手札に揃えたいため優先度は下がりがちです。
それでも黒羊同様名称指定のターン1がないことは相変わらず強力で、黄鼬とパフュームダンサーとのコンボが相変わらず凄まじいです。
場に出したモンスターは効果が無効になりますが、彩雛のコストは送れます。
また、時には彩雛やフラクトールで墓地へ置いておき、黒羊の融合素材時効果で回収できることを覚えておくと良いでしょう。この辺の、どうすれば主要なモンスターを集められるかのルート構成は、覚えられる限りのパターンで頭に入れておくといいです。
蘇生対象がいないと事故要因のため、三枚ではなく二枚。サーチ手段も昔より充実しております。
・月光狼
こちらも黒羊同様、株が戻ってきた一人です。
効果は単純、墓地融合です。
しかし出撃機会は少なく、舞踏会を止められた際の保険という面が強いです。
ちなみに余談でもなんでもない余談ですが、Pカードなので虎と一緒に置くとなんとペンデュラム召喚ができます。すごい!!
…いや割と真面目に、黒羊がブンブンしすぎて手札に溜まった月光が一気に出てくるの、割と脅威です。
性質上手札コストや融合素材にはしたくないカードですが、他が捨てたくないカードならガンガン捨てちゃって大丈夫です。後で黒羊で回収できます。
「狼が必要だ〜」という局面なら恐らく、他のカードの方がいらなく見えます。これが捨てる候補に見える時は、すなわちいらない時です。
使用機会の限定さから一枚。
・月光翠鳥
今も昔も縁の下の力持ちな翠鳥。使い方はほとんど変わっていませんが、強いて言えば先攻展開の最後にキングデンプシーとのコンボでアドが稼げます。
また、舞踏会という専用おろまいが増えているため、あれで墓地へ送る銀狗黄鼬以降の候補にもなります。
一枚あれば十分なため一積み。
・鉄獣戦線フラクトール
銀狗の登場で晴れて月光ファミリー入りしました。
銀狗を落として場に金獅子と彩雛を並べるのが仕事です。
銀狗が名称ターン1故、以降腐る…なんてことはなく、黒羊と虎も落とせるため、金獅子で回収することが可能です。
天璣にも対応しているため、今の月光は本当に初動の地盤に恵まれています。
初動はとにかく増やしたいため三積み。
・炎舞「天璣」
獣戦士サーチです、入るに決まっています。
ライガーの打点は上がらないので注意しましょう。
一滴のコストで使えるとハッピー。
三積み以外あり得ない。
・月光舞踏会
このデッキの核の中の核、これがないと始まりません。最優先で持ってきましょう。
とにかくカードの性質が厄介で、融合召喚をして、融合を回収し、手札を捨て、その後墓地融合の権利を得ます。
つまりこれがある状態で一度『融合』を使った融合召喚を行わなければなりません。言わば即効性がないんですね。
月光を墓地へ送る効果は、もはや強すぎて説明不要なため割愛いたします。フラクトールとも重複しますしね。
…なので、如何にして舞踏会がある状態で融合召喚を行い、手札コストを用意するか…ここが勝負となります。
三積みです、公開当初は二枚でいいと思っていましたが、三積みです。
以前はパッとしませんでしたが、今の月光なら強力な初動兼貫通札です。
使い方は舞踏会やフラクトールと同じですが、フラクトールと違って黄鼬も送れるところがポイントです。
・おろかな副葬
前述の通り、最強初動で最強貫通カードでありながら、手札コストのせいでなるべく使いたくないカードです。
しかし芝刈りで枚数を増やし、墓地効果を持つカードに人権が与えられているなら話は別です。
初動も増やしたいためフル投入。
・月光香
遂に『ムーンライト』側からアクセスできるようになった、なんちゃってテーマ外カードです。
こちらも黒羊同様、あればあるだけ強くなるカードなのですが…実情、墓地効果は手札コストが重く、通常効果は墓地にモンスターがいないと使えないことから万能ではありません。
しかし無効になっていない彩雛を特殊召喚できる数少ないカードなので、昔ほど雑に手札のこのカードを投げ捨てられなくなっております。
芝刈りで落ちたら強いため三積み。
・月光小夜曲舞踏
墓地効果が強いけど弱い、贅沢なカードです。
主に副葬で落としてデッキから月光を特殊召喚するのに使います。…しかし現在の月光は量より質、展開より融合召喚に力を入れているため、エクシーズ月光程の活躍は期待できません。
ですがムーンライト魔法罠なので、舞踏会サーチ後の黄鼬の候補になります。…しかし手札コストで捨てた後に再び手札コストを要求してくるため、やはり強いけど弱いです。
ドミナス罠をパワーアップさせられるアクセスしやすい罠として見ると、かなり優秀です。
一枚で問題なし。
・月光融合
月光の専用融合です。以前はどうしようもなく弱かったですが、現在は二体素材で出せる月光でアドが稼げるようになり、エース枠も充実しているため、昔とは比べ物にならないほど強くなっています。
シャドールフュージョンと呼んでいいくらいには強くなっています。
黄鼬でサーチできます。
融合を止められても、黄鼬でサーチできます。
とにかく黄鼬がこのデッキの核です。
選択肢になればいいため一枚。
・融合
融合です。
芝刈りで墓地へ行っても彩雛が一緒に落ちればニッコリできます。
更に舞踏会の回収効果は「墓地・除外から選んで」なため、チェーンDDクロウでも回収できます。
月光融合と多層融合もあることから、三は過剰で事故要因にもなると判断して二枚です。
・BKシャドー
誰だお前は!?
詳しくは上記参照。
・隣の芝刈り
今回のコンセプト…というわけでは実はあんまりなく、ただの二十枚墓地肥やしをするカードです。
使えればそりゃあ強いですが、使えなくても今の月光は強いため、鬼に金棒となっています。
しかし月光香が落ちすぎた時だけは注意が必要で、手札コストもバーストし、相手に戦術を読まれやすくなります。…まあそれでも強いことに変わりはありませんが。
発動するタイミングはその時に応じてです。初手でもいいですし、妨害が飛んできた後でもいいでしょう。
おすすめは、金獅子召喚から黄鼬で舞踏会を確保したタイミングですね。舞踏会を落としたくないのと、ここで芝刈りにうららされても舞踏会が通って銀狗まで行けるので。
・強欲で貪欲な壺
芝刈りと双璧をなすパワーカードです。(ほぼ)純構築になったことで、ようやく採用できるようになりました。
十枚のコストが重いかと言われれば…それなりに重いです。…ですがそれが『強欲で貪欲な壺』であり、そこは割り切りです。
除外されて一番まずいのはやはり融合で、時点で黄鼬、銀狗辺りです。この辺りの二積みのカードは消えやすいため、リスクが大きめです。
しかし枚数が六十枚になってリスクが薄まっていたり、融合なら最悪月光融合と狼がありますし、そもそも怖かったらある程度回して確保してから発動すればいいんです。
2ドローについては、もはや説明不要です。
このデッキならではの利点としては、手札コストが供給できる点ですね。如何に引いたのがいらないカードでも、このデッキの場合は手札の数だけ動きやすくなるので、手札を雑に増やせる強貪は強いです。
当然フル。
後攻サイドチェンジの際に抜く枠でもあります。
・多層融合
最強のカードです。
ライガーダンサー降臨までの儀式を全てすっ飛ばし、パンクラトプス感覚でポンと出てくるようになります。
しかも通常の融合としても使え、それ以外の条件は相手の場にモンスターがいることのみ。
エクストラの融合素材分のライフが失われるため、最大出力はライオ3500+パフューム二体で4000の7500分です。ライガーを出す場合は追加で月光が一体必要です。
更にライフが500しか残らないため、相手ターンにバーンダメージを与える手段を持つ相手には、調子に乗らないようにしましょう。
また、ライオダンサーを出すならパンサーパフュームパフュームで多層融合一枚から出るため、覚えておくといいでしょう。
いきなり使ってもよし、場が温まってお互いのカード効果を使い切ってから使ってもよし、名称ターン1なし、正直芝刈りよりもパワーが高いです。
三戦の号の選択肢として一枚、サイドに二枚です。
ぶっちゃけメイン二枚でも強そう。
・三戦の号
今回の最大のコンセプト。
展開最終盤面ドーン時代から相手ターンに格ゲー時代に変わった今、最も熱いカードです。
…といってもそれほど説明することはなく、相手の場にモンスターがいれば芝刈りか多層融合をサーチし、先攻時にモンスターがいなければドミナスインパルスをセット、モンスター効果を使われなければ手札コスト行き…。
…以上!!
コンセプトなので三枚!!
〜以下、汎用カード〜
・三戦の才
主に先攻時に入ります。
コントロール奪取は魅力的ですが、使うのは主にハンデスか、誘発で止められた際の2ドローです。
号の択になればいいため一枚。
・霊王の波動
シングル価格がクッソ高い。
復帰した時に一番驚かされたカードです、手札誘発で神の警告なんて正気を疑います。
…正直入れる気はなかったのですが、練れば練るほどデッキの中に闇と炎属性しか残らなくなっていき、入れない理由がなくなってしまいました。
三戦の号のために通常罠は一種類は入れたいですし、これはもう仕方ないです。
実際、専用の罠(笑)を持っている月光との相性は良く、舞踏会を素引きできていたり副葬を持っていれば、パワーアップも容易です。
自身で二枚目の自身を強化することも兼ねて、三枚です。
・増殖するG
要ります。
何なら今の環境では、自分のターンに使った方が枚数引けるという意味不明な事態が起こっているくらいです。入れましょう。
芝刈り型の弱点は、これを引く確率が減ってこれを止めるカードを引く確率が減ることにあります。
いつの世もGか…。
フル投入。
・灰流うらら
絶対いる。
何か説明することありますか?
ないです。
フル投入。
・墓穴の指名者
後攻特化なら抜く候補です。
しかし現環境、ドラゴンテイルの融合素材やヤミーのリンク、K9出張の墓地から特殊召喚時と何かと刺さる局面が多いため、使い所は多岐に渡ります。
逆に抹殺の指名者は手札誘発を止めるくらいしかできないため、パワーが低く不採用となっています。
フル投入。
・禁じられた一滴
トレンドとなっている後攻0ターン目妨害に抗うための枠です。
展開デッキの最終盤面を無力化する運用方法より、K9やVSやドラゴンテイルといった、自分のターンにいきなり出てきて妨害してくる不届き者に対して、上からぶっかける速攻魔法としての目的が大きいです。
朔夜しぐれではフリーチェーンに対して無力で、普通の禁じられた聖杯ではヤミーに逃げられることから、一滴しか候補がありませんでした。
尚、手札コストが本当に重いので、使い終わった天璣や舞踏会をコストにして、少しでも軽減しましょう。
他に択もなく、おおよそ全てのデッキ相手に使い所があるため三積みです。
・マルチャミーフワロス
Gのお友達、悩ましい枠です。
マッチ戦でじゃんけんに勝てたら先攻を取るものの、多層融合同様後攻時のことも考えたく、二枚だけ入っています。
先攻後攻どちらでも強いカードとして屋敷わらしがありますが、あちらは発動タイミングの都合上ドミナスインパルスと喧嘩するため入りません。ニビルも同様です。(あくまで僕のドミナス価値観です)
手札誘発で考えるとファンタズメイが最も理想的ですが、サイドチェンジ時にマルチャミーと喧嘩するため没になりました。
シングル戦なら恐らくファンタズメイや、号でサーチできるハーピィの羽箒辺りが入ると思います、お好み枠です。
〜以下エクストラデッキ〜
・月光舞獅子神姫
今回のエースです、こいつが出ないと始まりません。
出すのを焦り過ぎても渋り過ぎても良くなく、一番良いのはライオコピー彩雛と月光三体が用意できる状態で融合し、相手の様子を伺いつつパフュームかガーディアンキマイラか墓地除外かを選びながら出す動きだと思います。
効果はすぐには使わないこと!
現環境、相手ターンにモンスターを展開する手段が多すぎるため、彩雛を除外した後のバトルフェイズ、及び巻き戻り時の相手の耐え盤面の破壊に使いましょう。当たり前ですが、フリーチェーン全破壊は自分のターンでもフリーチェーンです。
相手ターン中の効果の使い所としては、まずクルヌギアス対策でリンク4分のモンスターが並んだら使い所です。破壊耐性を与えるマスカレーナも同様です。
その他は正直デッキによって異なりますが、相手視点で考えた場合、ライガーダンサーを突破するためにはライガーダンサーを倒せるカードを二枚用意しなければいけないと考えると、自ずと発動タイミングは見えてきます。
隣のバグースカが破壊されようがリトルナイトが除去されようが、『負けなきゃ勝ち』なので、盤面を守るためにライガーダンサーが脅威に晒される局面まで取っておくと良いです。
二体出すため二枚です。
・月光舞獅子姫
ライガーダンサーの踏み台…だけではありません。ちゃんと出します。
ライガーとの最大の違いは、味方の効果を受ける所です。
つまり、ペンテスタッグの貫通効果やデュガレスと組み合わせることで7000打点になり、オベリスクの巨神兵やライジングリベリオンファルコンなどのライガーを超えてくるやつを更に超えつつワンキルできます。(なら蒼猫入れればいいじゃん!!)
…と最初は思っておりましたが、アークリベリオンを採用してデュガレスが抜けたので、あまり意識しなくても良いです。
今回の構築なら、月光融合や多層融合をライガーよりも少ない消費で使えるということだけ覚えておけば良いでしょう。
・月光舞香姫
ようやく出た、アドが取れる二体融合です。
実際ここが第一段階の終着点で、こいつが出せてからが本番です。
テクニック的に特筆すべきは、融合召喚成功時のチェーンの組み方です。
月光香を舞踏会の手札コストにするために、パフュームを後にチェーンすると動きやすくなります。
しかし月光香は彩雛を効果無効にせずに特殊召喚する手段でもあるため、そこは手札と相談です。
また、場の月光を手札に戻して手札から月光を出すのは任意であり、更に無効にせずに特殊召喚です。黒羊で戻した彩雛を無効にせずに場に出せるため、ここも手札や相手の顔色と相談です。
多層融合の素材のために三積みです。
・月光舞豹姫
ライオダンサーの素材、以上!
…ってデッキ紹介でまた書けるのが、実は嬉しかったりします。
・ガーディアンキマイラ
入っていない構築も見受けられますが、個人的に必要不可欠です。
というのも、月光が相手の場に触れるようになったことはめでたいですが、相変わらずモンスターをやっつけてやることしか考えておらず、魔法罠に触れません。(白兎「えっ」)
現在の月光はランク4を出すよりも、下手すりゃ融合を二回使う方が楽で強いため、選択肢として入っています。
また融合召喚の性質上、融合が通ってから出すモンスターを選べるので、やはり融合モンスターの選択肢は多い方が良いです。
銀狗の誓約に注意銀狗の誓約に注意銀狗の誓約に注意。
・BKキングデンプシー
前述のBK出張についてでも語りましたが、素材となった月光を効果扱いで墓地へ送る枠です。
語りたいことは大体語ってしまいましたが、正直シャドーなしのデンプシーのみ採用でも、リダンとナイアルラのいいとこ取りができるためおすすめです。
特に初手に雛虎だけしかいない時、黄鼬を墓地へ送って舞踏会をサーチできるので輝きます。
炎なのでドミナスインパルスと相性良しです。
・アークリベリオンエクシーズドラゴン
今回の戦略の一つ。
脳筋だらけの月光の中で、更に質に特化して楔のように相手を打ち壊すカードです。
ライガーダンサーの最大の弱点は、相手を全体破壊してしまう点にあり、モンスターを残しつつワンキルできるプランは貴重です。
デュガレスでライオダンサーを倍にするにはライオダンサーが必要で(当たり前)、そこに手軽さはなく融合の択を一つ潰してしまいます。
…等と色々と強みを並べましたが、正直なところ一番の採用理由はK9のハウンドを倒すためです。あれを出されると月光は絶対に『勝てなく』なります。
カオスアンヘルやライジングリベリオンファルコンといった、打点が高い『だけ』の超耐性モンスターなら、こちらの打点を上げればどうにかなります。
しかし無限に攻撃力を上げる戦闘効果破壊耐性&外付け対象耐性@獣戦士族のハウンドは、ソウコの効果も受けずに本当にどうしようもありません。
クルヌギアスで済む話ではありますが、ドミナスインパルスを採用した手前光属性の彼女はなるべく採用したくなく、他の択から選んだ結果アークリベリオンになりました。
これでアークリベリオンの全体無効の効果を使い、その効果を受けないライガーダンサーの効果で倒すのが狙いです。
ちなみに「発動後他モンスターは攻撃できない」は誓約効果のため、ライガーダンサーも攻撃できなくなります。
・レイダーズナイト
アークリベリオンの下敷きです。
召喚条件が闇属性二体なので、BKシャドーは巻き込めません。
・ペンテスタッグ
このデッキの最終兵器です。
VS等の効果破壊耐性を並べて耐えてくるデッキに対して、アークリベリオンに貫通効果を与えて更に強化するために使います。
向こうが耐えの布陣を作っている時は、イコール、こちらのリソースはあるのに突破できずに詰んでいるという状況が多く、出すの自体には苦労はしません。
そもそも相手が攻撃表示ならこいつを出すまでもないため過剰戦力感は否めませんが、詰まないためです。
・No.41 泥酔魔獣バグースカ
今尚最強のランク4として絶対的な地位を確立しています。
ちなみにライガーダンサーの隣に並ぶと少しややこしい裁定になります。
まず、バグースカがいる時に効果を受けないモンスターを出しても、守備にはなりません。
更に効果を受けないモンスターがバグースカがいる時に守備で効果を使っても、無効にはなりません。
バグースカの効果は、あくまで発動した効果を無効にする…つまりモンスターに及ぼす効果であって、発動自体を止めているわけではないからです。
逆にネオタキオンやカリユガ、それこそ彩雛等の「発動できない」系の効果は、フィールドとプレイヤーに与える効果のため、効果を受けないモンスターでも効果発動ができなくなります。
…つまり、バグースカの隣にライガーダンサーを出しても、何の問題もなくぶん回せるということです。
更に効果は全て永続効果なので、地属性ながらドミナスインパルスの誓約も受けません。
攻撃表示で超耐性を得ますが、今回はアーゼウスはなし…頭の片隅に置きましょう。
本当に本当にリソースが余っている時、相手の超攻撃力モンスターを一瞬だけ守備表示にして、ペンテスタッグとアークリベリオンを出して的にする選択肢も一応あります。
・S:Pリトルナイト
とりあえず入れとけで入っています。
運用方法は実に多く、破壊耐性持ちの処理、魔法罠処理、応戦するGの処理、ニビルの効かない先攻妨害要員等など、あまりにも便利過ぎます。
しかし除去効果発動後に直接攻撃ができないのがライガーとの相性が悪く、難点です。
なのでアークリベリオンで潰しましょう。
妨害としても強力なため、本当にとりあえず入れとけです。融合もエクシーズもリンクも何だってリトルナイトになれます。
☆採用したかったカード
・月光蒼猫
最推しカードですが、遂に候補に上がりました。
デュガレスや虎破壊で墓地から特殊召喚し、「ムーンライト以外の効果を受けない」ライガーダンサーの攻撃力を倍にしつつ、更に狼で貫通効果を与えようと思いました。
しかし貫通で攻めるならペンテスタッグとデュガレスでライオダンサーを強化すれば良いと気付き、加えてアークリベリオンも候補に入り、抜けました。
悲しい。
・月光紫蝶、紅狐
六十にしても枠がありませんでした。
それに確率的には四十枚と差はないものの、上振れ下振れの幅が厳しい芝刈り構築で、蒼猫と言いこういった手札から使えないカードを入れるのは危険と判断し、入れませんでした。
・月光舞剣虎姫
恐らくテンプレなら、パフューム三枚目の枠がこっちになります。
しかし多層融合の素材として考え、パフュームに軍配が上がりました。
名指しなしで月光三体で融合できるというアイデンティティもありますが、それで出したところで効果はないですし、ガーディアンキマイラという壁があります。(銀狗誓約下なら唯一)
墓地へ落とそうにも火力を上げられるのは次のターンなので、色々と厳しいです。
・虎菱之玄、毘龍之謙
三戦の号の発動条件を無理矢理達成するギミックです。
しかし召喚権を使うのと、レベル3なのでエクシーズに組み込めないこと、入れるとしたら四〜五枠使う所が厳しめです。
それに彼等に頼らずとも環境は激化しており、相手にもよりますが先攻でも三戦の号は発動できます。
入れるとしたら強欲で貪欲な壺とどこかの枠を削ってになるでしょう。
・ティアラメンツシェイレーン
制限カードだし一枚くらい忍ばせてもいいと思いましたが、手札コストが必要な所が大きなマイナスポイントです。
仮に墓地が肥えても、その墓地のカード達が手札を要求するため、噛み合いません。
・終末の騎士
残念ながらお役御免です。
フラクトールのように召喚権を使わずに銀狗が墓地へ落とせるカードなら一枚初動ですが、召喚権を使って銀狗の場合は追加札が必要です。
・嗤う黒山羊
副葬で落としても強い、芝刈りで落ちても強い、号でセットしても強い通常罠です。
しかし号用の通常罠枠でドミナスインパルスを採用したことで、候補から外れました。
加えてこのカード自体がマインドクラッシュのように『名称宣言をする妨害カード』という上級者向けの効果をしており、復帰したての自分には身の丈に余ると判断したところも大きいです。
それに副葬の選択肢になるということは、副葬でこれを落とさずに月光香にしていれば…逆にこっちを早めに落として妨害をしておけば…というジレンマに陥る可能性が増えるということで、やはり上級者向けで使いこなせる自信がないことから抜けました。
・鉄獣戦線各種
芝刈りと相性の良い鉄獣戦線達ですが、インパルスでナーベル、ケラス、フェリジットが使えなくなるため外れました。
インパルスなしなら獣族のクロシープで鉄獣達を蘇生できるため、面白くなると思います。
…総じて僕のドミナスの価値観では、使えなくなる属性のカードは増Gやフワロス、ドロバ等の早めに撃てる誘発以外は全て抜きます。
つまり発動タイミングを見極める必要のあるわらしやニビル、後攻になって初めて使えるパンクラトプスはアウトということですね。
他のモンスターやエクストラも同様で、ドミナスよりも後に使う可能性があるカードは切っています。
ドミナスインパルスを使ったら出さなきゃいい、使わなかったら光地風を出す…という戦略は、現時点ではあまり好ましく思っていません。
・アポロウーサ
ライガー二体にしたことと、ドミナスインパルスを採用したことで抜けました。
・クロシープ
ライガー二体でもアポロウーサと一緒に選択肢に入りますが、こちらも同様の理由です。
・クルヌギアス
ドミナス下でも相手を巻き込みリンク召喚することは可能ですが、外れました。
効果を受けない効果を持ちますが、ドミナスインパルスは誓約効果であり、そもそも受けないのは相手の効果だけのため、やはりアウトです。
・竜巻竜
長らく月光ファミリーをやっていた彼ですが、ドミナスと、今の月光はランク4スタートしないため抜けました。
・クロノダイバーリダン、ナイアルラ
キングデンプシーとの椅子取りゲームで負けました。
・アーゼウス
竜巻同様、ランク4スタートができずドミナスと喧嘩するためなし。
・デュガレス
入れない理由がないほど汎用的な効果を持つ、最終選考まで残ったカードです。
最終盤面をドローで強化するも良し、ライオダンサーの打点を上げるのも良し、墓地から狼を蘇生して貫通付与したり完全状態の彩雛を蘇生して名前コピーしたり、炎属性でインパルスに邪魔もされず、全ての効果が噛み合っています。
しかしアークリベリオンの採用に伴い、打点問題が解決したため抜きました。
こういう小回りの利く効果より、刺さる場所が明確にあるパワーカードを採用するのが今回のコンセプトです。
・魁炎星王ソウコ
デュガレス同様、最後まで悩んだ枠です。
八期出身らしからぬ効果の大盤振る舞いで、場に出た瞬間に炎舞をセットし、起動効果で獣戦士以外を全体無効します。
しかしアークリベリオンの時に説明した通り、環境で一番見なければならない超耐性モンスターがよりにもよって獣戦士族で、噛み合いません。
逆に言えば、ハウンドさえいなければアークリベリオンよりもこっちということになります。
ちなみに意外と知られていませんが、炎舞の中にはなんと融合魔法があります。再送する際は是非ご検討を。
・転生炎獣アルミラージ
恐らく月光使用者の中で最も議論を呼ぶのがこのカードです。
召喚された攻撃力1000以下を、場から変換して墓地へ落とす…だけ。一応効果破壊耐性を付与する効果もあります。
このカードの狙いは、無効にされた金獅子を墓地へ落として再度蘇生したり、月光香の蘇生対象がいない時に手札の黄鼬を召喚して墓地へ落とすことにあります。
言わば下振れ時の保険です。
しかし月光香はパフュー厶の登場でサーチすることができるようになりましたが、銀狗を召喚権を使わずに墓地へ落とすカードが合計十枚存在し、副葬が二枚…それに対して月光香は素引き頼り…ただの三積みカードであることは否めません。
銀狗で金獅子を特殊召喚するところから入る展開もありますし、『金獅子と月光香が引けていて、通常召喚した金獅子が無効になる』という薄い線に一枠使うのは僕はあまり良くは思わなかったため、採用しませんでした。
…もちろん、これを入れなかったことで動けずに負けることもあるとは思いますが、そこは割り切りです。破壊耐性もフリーチェーン妨害の横行する現在では強力ですしね。
※追記
アルミラージの強みとして、通常召喚した金獅子をエクストラモンスターにし、リトルナイトの効果をアクティブにできる点があると、この記事を公開した後に知りました。
ほんなら…入れてる人多いのもわかるなあ。(負け惜しみ)
・プロキシーFマジシャン
アルミラージ同様、月光の議論の中心にいるリンクモンスターです。
場だけで融合召喚を行います…場だけで。
更に自身のリンク先に融合モンスターが出ると、手札から攻撃力1000以下が出ます…1000以下。
どっちももう一声…!!
一応、舞踏会適用下ならば、プロキシーFのような融合召喚を行う効果は全て墓地融合に化けるという裁定が出ているため、噛み合いはあるのですが…。
舞踏会でそもそも融合を回収してるのに、融合召喚する効果を持つリンクを出してもなあ…という。
つまり、こちらもアルミラージ同様下振れ状態や、相手に妨害を受けまくってボロボロ状態で使う択になるわけです。
場に出せるのがせめて1500以下なら、黄鼬で戻した銀狗誓約付きの彩雛が場に出せたのですが、そこも噛み合わず…色々と惜しいカードです。
・閃刀姫アザレア
属性指定の汎用リンク2で、場に出た瞬間に自爆しながら場のカードを一枚破壊できます。
主にバグースカへの回答や、リトルナイトまでの道のりが遠い時や誓約がキツい時に使いますが…真価は別にあります。
このカードの真価は、自分の虎を破壊することにあります。モンスター二体を犠牲に虎経由で墓地の月光を完全蘇生…ここに大きな意味があります。
竜巻竜もドランシアもダイヤウルフも、インパルス下では使えないため、候補は実質アザレアのみとなります。
正直枠さえあれば優先的に入れたいのですが、キングデンプシーやデュガレスといった炎属性から出せないのがマイナスポイントで、除去ならリトルナイトがいるため入りませんでした。
・ドラゴスタペリア
環境がフリーチェーンまみれなら、フリーチェーン無効強いんじゃね?と思い候補に上がりましたが、やはり融合を二回使わないと出ない所が厳しいです。
更にこれが入ると超融合も候補になり、あれやこれやと手が付けられなくなるため戒めました。
・マグナム・ザ・リリーバー
こちらも『融合』を扱うデッキの頼れる強カードですが、融合を回収して連続融合するデッキで融合を消費するのは言語道断のため、なしです。
・RR各種
今までありがとう。
まさかフォースストリクスとゼピュロスすら戦力外になるとは思わなかった。
☆このデッキの弱点
墓地除外全般です。
墓地除外全般です。
応戦するGとアトラクターで全てが終わります。
…真面目な所、六十構築のため汎用カードを引きにくくなっている所は大きな弱点です。
相手に先攻を取られてもGが引けず、Gが飛んできてもうららと墓穴は引けてない…これが日常です。
しかしそのためのGつっぱWライガーダンサーです。これを越えられるデッキはほとんどありませ……
「レベル4のモンスターが二体!来るぞ!!」
『エクシーズ召喚!ライトドラゴン@イグニスター!!』
…はい、ライゼオルだけは無理です。本当に無理です。
マストカウンターと呼べる効果を使わずに、手札にいるモンスターが全て場に出てくるため、一番Gつっぱしてはいけない相手がこれです。
ライトドラゴンを通したら最後、デュガレスで攻撃力が二倍になったホープレイランサーが、ライトドラゴンに守られながら二体のライガーダンサーを潰しにきます。
Gを通してしまい素引きの妨害カードを引けなかった自分を恨みましょう。
他の弱点としては、おやつ感覚で天璣を破壊してくるライゼオルと、盤面全体に破壊耐性をつけてくるライゼオル、そして墓地効果や手札捨て効果を無効にしてくるライゼオルなんかが弱点です。
あとは黄鼬の墓地効果を止めてくるホープライゼオルも苦手です。
…正直、今環境にいるデッキの中で一番「無理だ…」と感じたのが、このライゼオルです。
マリスの次元の裂け目なんて所詮は素引きカード、噛み合い次第なので割り切れるんです。
ヤミーの墓地除外、VSのコントロール奪取、ドラゴンテイルの無限リソースなんて可愛い方です。(ただしK9ハウンドテメーはダメだ)
しかしことライゼオルに関しては、全ての効果が月光メタです。
墓地除外なんて一切してこないのにこれだけ『無理』を感じているのは本当にどうしようもなく、挙げ句応戦するGがレベル4で噛み合うことから、マッチ戦だと100%飛んできます。
カード単位で苦手なのは、実はアーティファクトロンギヌスが刺さります。
とにかくマッチ戦だとひたすらに槍を投げられるため、素引きで月光が多く引けていたら、金獅子のサーチとサルベージで黒羊と虎を用意し、月光香のサーチなしでも動けるようにケアルートをその場その場でアドリブで考えましょう。
融合にドミナスインパルスも追加で天璣などがない限り止まりますし、ヴェーラー等の単純な効果無効で金獅子が止められると効果二つ分が止まるため厳しいです。
☆まとめ
新規が来てからちゃんと今の環境で遊んでみて、初めてのデッキ紹介でした。
戦ってみた感じ、『やれます』。ブルホーン時代の月光が帰ってきたようで、かなりの満足度でした。
…ちなみに僕は今回の新規でようやく初めて月光融合を発動しました。
捲り札としてはとんでもない消費量になるため、やはりパンサーとライオダンサーは必要に感じましたし、ライオダンサーを五年ぶりくらいに場に出して満足しました。
そしてやはりターン1のついていない黒羊と虎は、使うとしょっちゅう驚かれます。
悩ましい枠としては、やはりレイダーズナイトアークリベリオンペンテスタッグのワンキルトリオです。
…正直、ほぼ出しません。
出しませんが、これだけは言い訳です。
汎用エクストラが出せるタイミングが、ほとんどない…。
正直月光のメインギミックが強力過ぎて、ガーディアンキマイラすらお留守番ばかりです。
先攻を取ると妨害されまくりで、結局バグースカの分のモンスターまで余りませんし、完全封殺されたけどレイダーズナイトは出せるという時、そういう時は大体レイダーズナイトも止められて負けます。
そして汎用に手が届く時は、月光だけで勝ててる…。
ぶっちゃけ、どのプランも微妙としか言えませんでした。
それならバグースカと魔封じ等の対策でアザレアを採用し、虎を破壊して狼を出して貫通付与できるという、一粒で二度美味しいカードを採用した方が有意義に思いました。
…というわけで長々と書き連ねてしましたが、新規入り芝刈り月光、これにて紹介終了です。
触れてみたところ、ほぼ純でBK出張して多層融合込みで芝刈りという軸は、自分の中では完璧に思いました。
エクストラはこれから改良していこうと考えております。
ご意見ご感想ございましたら是非コメントかXの方にてよろしくお願いします。
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました!!
それでは失礼いたします、さようなら〜。
【祝・環境入り】ムーンライトの潰し方、教えます(それと潰されない方法)【遊戯王】
みなさまこんにちは。
デュエリストアドバンスにて月光新規が登場してから、早一週間…も、経っておりません。
いかがお過ごしでしょうか。
…ところで、突然ですが事件です。
新弾発売日…土日の遊戯王の日や公認大会、大規模非公認通称CSにて、月光の優勝報告や「月光にわからん殺しされた」というポストがXにて相次ぎまして…。
CS運営の使用デッキ分布等を見てみると、環境トップと呼ばれているドラゴンテイルやヤミー、マリス、K9(ほぼデッキビルドパックじゃん怖…)のすぐ下に、月光を使用していたプレイヤーが何人か食い込んでおり、そのまま結果を残していたのです。
これは…やってしまいましたな月光さん。
…というわけで、今回は環境は浦島太郎なものの、クリスタルウィングや青眼の精霊龍のパックの発売からずっと月光を使い続けていたお爺ちゃんプレイヤーによる、『環境目線から見るムーンライトの話』です。
よろしくお願いします。
☆とりあえずサンプルレシピと展開例を
恐らくこの記事を観に来てくれている人は、純粋な月光ファン、新規が来たことで月光に興味を持った方、復帰した方、セレナ好き、ケモナー、レオタードフェチ等色んな入り口で来て頂けていることと思います。
しかし、環境テーマに片足を突っ込んでしまった以上、恐らく僕が紹介しなくても別の誰かが紹介記事や動画を出しています。
そしてそれはきっとうちより丁寧でわかりやすく、環境目線での考察もしっかりされていることと思います。
…では、当記事ではどうするか。
差別化を図るしかないのです。
…そう、きっといるはずです。
月光を潰したくて、この記事を開いた方がね。
「月光なんて組む気ねえよ!あのメスケモテーマの構築や展開例、刺さる誘発を教えやがれ!!」
そうして色んな記事を開いては、使用者へ向けた長い長いカード紹介をスクロールし…。
「で、最終盤面は?どこに誘発当てればいいんだオラァン!?」
…と、不満足で記事を閉じる。
お気持ち、わかりますよ?
ですのでまずは、恐らく月光を組むのならド真ん中になるであろうデッキレシピから紹介したいと思います。
これは発売日間もなくの環境で結果を残している月光のレシピを僕なりに考察し、「初心者に組ませるならこう、あとは好みで改造して?」というコンセプトで組まれた、言わばスターターデッキです。
まずはご照覧あれ。

…はい、『月光はアニメARC-Vでセレナが使った獣戦士族融合テーマ』…なんて次元は、既に超えています。
純構築の時点で禍々しさが溢れ出ております。
それでは最初に月光デッキの特徴について、軽くおさらい。
月光がデュエル中に狙うことはただ一つです。
月光舞獅子神姫の理不尽を押し付けて勝つ…これに尽きます。
ライガーダンサーは月光の圧倒的エースにして、最も警戒しなければいけないカードです。
攻撃力3800、二回攻撃、効果を受けない、フリーチェーンで相手の特殊召喚皆殺し…。
往年のマスターPが裸足で逃げ出すやり過ぎ具合です。
もし仮にあなたが手札誘発なしで月光のフル展開を通してしまった場合、どういう盤面が出来上がるかというと…。
月光舞獅子神姫
月光舞獅子神姫
バグースカ
魔法罠一回無効(墓地の銀狗の効果)
…こんなことになります。
正直僕は盲点だったのですが、どうやら流行りはライガーダンサーに全力を出し、二体出すことで壊獣ケアをしながら特殊召喚全破壊を二回通す盤面を作ることのようです。
…何故、そんなことが可能なのか?
大体こいつのせいです。

月光彩雛…。
融合モンスターを直接エクストラデッキから墓地へ送り、同じ名前になります。
こいつを利用して融合素材のライオダンサーを墓地へ落として名前をコピーし、普通の融合でお利口に四体融合してライガーダンサーを出し、墓地融合でもう一体出すのがトレンドとなっています。
…また、当然四体融合を素で行うのはリターンは十分なもののとてつもないアド損のため、そこの枠でアポロウーサを出す展開もあります。
ここは完全に使用者の好みのため、どんな盤面が返ってくるかは約束はできません。
・展開例
それでは、具体的にどういうルートを通って先攻展開をするのか、それを見ていきましょう。
必要札:月光金獅子、手札コスト二枚
金獅子召喚、効果で黄鼬サーチして即捨て
墓地へ送られた黄鼬効果発動、舞踏会サーチ
舞踏会発動、効果で銀狗をデッキから墓地送り
墓地へ送られた銀狗効果発動、彩雛を特殊召喚
彩雛コストで黒羊を落として効果発動、名前コピー
金獅子効果発動、黒羊を回収
黒羊捨てて効果発動、融合サーチ
融合発動、彩雛と金獅子でパフュームダンサーを融合召喚
チェーン1舞踏会、チェーン2パフューム
パフュームで月光香サーチ、舞踏会で融合回収、手札捨てて墓地融合ボーナス
月光香発動、墓地の彩雛特殊召喚
墓地の月光香除外して手札一枚捨てて発動、虎サーチ
虎発動、効果で墓地の黒羊特殊召喚
パフューム効果発動、虎戻し
虎発動、効果で墓地の金獅子特殊召喚
彩雛コストでライオダンサーを落として効果発動、名前コピー
融合発動、彩雛、香姫、黒羊、金獅子でライガーダンサーを融合召喚
チェーン1彩雛、チェーン2黒羊
黒羊で金獅子回収、彩雛で融合回収
墓地の黄鼬効果発動、虎を戻して自身特殊召喚
虎発動、効果で彩雛特殊召喚
彩雛コストで月光落とし
黄鼬と彩雛でバグースカをエクシーズ召喚
融合発動、手札の金獅子、舞踏会の効果で墓地のライオダンサー、黒羊、月光一体を除外してライガーダンサー二体目を融合召喚
最終盤面
ライガーダンサー
ライガーダンサー
バグースカ
墓地に銀狗+融合体
…はい、こちらが月光の基本展開になります。
構築によっては前述のようにライガーダンサー二体ではなくリンク召喚に寄っている場合もありますが、パフュームダンサーが出てくる辺りまでは恐らくどんな型でも同じ動きです。
…逆に言えば、このパフューム着地までを揺らせば月光は折れます。
しかし月光の恐ろしいところが、それぞれのカード効果によってテーマ内全てのカードがデッキ、手札、墓地、フィールドをグルグル駆け回る点です。
つまり妨害しても、天璣などの追加札一枚ですぐにリカバリーすることが可能となります。
故に、マストカウンターと呼べる点が少なく、ギミックの引きや噛み合い次第でいくらでも貫通してくる…それが月光です。
☆月光の弱点
ほんの一ヶ月前くらいまでは月光ユーザーに「月光の弱点は?」と聞けば、十人中十人が「手札事故だ」と答えていたと思います。
しかし新規が追加されて念願の一枚初動を手に入れた月光は、その弱点がなくなったことでかなり弾けております。
そして、そんな新規月光の弱点…倒し方は、ズバリ二つです。
・『融合』にアクセスさせないこと
・銀狗のデメリットを利用すること
…この二つ…なんですが、実際は一つです。
上下逆ですが、まずは下から。
月光銀狗は効果で墓地へ送られるとデッキから月光を出すという強力な効果を持っていますが、そのデメリットがかなり強烈です。
「この効果で出したモンスターがいる限り、EXからムーンライトしか出せない」…。
…書き方的にリンクモンスターが今後実装されるフラグな気もしますが、現状月光にはEXモンスターが融合モンスターしかいません。
つまり銀狗の効果を使わせた後に融合を封じる…あるいは融合なしで銀狗を使わざるを得ない状況を作り出せば、月光の展開力は大きく損なわれ、エクシーズもリンクも出てこなくなります。
それでも月光黄鼬が場の月光を手札に戻しながら場に出るため、確実に詰ませることはできませんが、本来虎に使いたいはずの黄鼬を消費させることで全力の三分の一程度の動きしかできなくなるため、かなり効果的です。
二つ目、融合にアクセスさせない。
「融合させない」のではなく、「アクセスさせない」ことがポイントです。
融合召喚させなければ動きが封じられるのは当たり前なので割愛するとして、重要なのは相手の手札にも墓地にも『融合』を持たせないことです。
月光舞踏会の墓地除外融合効果は、墓地か除外の融合を回収することで初めてその効果が適用されます。
そして月光彩雛が墓地へ送られることで墓地の融合を回収することができるため、ドミナスインパルス等で融合を無力化して安心していると、すぐに回収されてまた回り始めます。
故に黒羊のサーチ効果にうららを発動するなどして、とにかく融合に触れさせないことが大事となります。
☆何の誘発なら効くの?
正直ライガーダンサーに関しては、「出せば勝ち」「出されたら負け」カードという認識でいたほうが良いです。
壊獣は相手がライガー一枚採用型なら刺さりますが、二体出す型なら微妙ですし、一体だとしても隣にはリトルナイトやアポロウーサもいるため、やはり出された後に捲るためにはラヴァゴーレム以上の出力が欲しくなります。
『効果を受けない』キラーの筆頭であるクルヌギアスは月光側としては絶対に避けたいため、相手の場にリンクが四つ分並んだらライガーダンサーの効果の切り時です。
効果を使わせさえすれば、後は超えるだけ…といっても3800打点なので、方法は限られます。
…となるとやはり、後攻時に信じられるものは必然的に手札誘発となります。
・増殖するG
展開系デッキのため効きます、それはもう効きます。
しかし「『効果を受けない』を出せれば何枚引かれてもいいんじゃね?」という考え方もあるため、確実ではありません。
大量に引いたカードでサイドチェンジ後のカードやクルヌギアス、マスカレーナで耐性付与、ディンギルスやライトドラゴン等で破壊肩代わりをして数で押すという点では回答になり得ます。
やはりGは強い。
ちなみに先程の展開例で最初の特殊召喚にGを当てると、三ドローでバグースカが現実的な落とし所になります。
・マルチャミーフワロス
こちらも増Gと同じタイミングで最初のドローとなります。
しかしその後はパフューム以降ドローできず、そこからEXデッキに触れずにライガーダンサーまで合計三ドローで辿り着かれてしまうため、増Gほど激烈に刺さることはありません。
・マルチャミーニャルス
なら墓地からの特殊召喚はどうなんや?
…と思うところもありますが、こちらは後半の墓地蘇生ラッシュには刺さりますが、肝心の最初のスタートダッシュには刺さりません。
月光側がブンブン回り始めてからドローし始めても手遅れ感があるため、優先度は低めです。
・マルチャミープルリア
刺さりません。
・エフェクトヴェーラー、無限泡影
初動を絶対に潰すなら、これ以上のカードはありません。良く刺さります。
月光金獅子はサーチ&墓地肥やしの他にサルベージ効果を持つアド取りマシーンのため、それらを二手止められる単純無効はかなり痛いです。
他にも月光香をサーチした後に虎をセルフバウンスするパフュームダンサーや、泡影なら自分のターンにバグースカだったり、使い所は多岐に渡ります。
一点だけ、彩雛のデッキ墓地送りはコストです。無効にならないので注意しましょう(発動タイミングの都合上、多分ミスってもジャッジを呼べば許されます)。
・灰流うらら
正直どこに撃っても雑に刺さりそうですが、強いて言うなら銀狗か黒羊です。
月光は「サーチのサーチのサーチ」ならぬ「墓地送りの墓地送りの墓地送り」でアドを稼ぐため、墓地送りの終点である銀狗が止まると、その過程の名称ターン1効果を全て無効にしたことになります。
…逆に月光側は追加札がある場合、こうならないために墓地送り効果を分散させて発動すると良いでしょう。
黒羊は前述の通り、融合に触れさせないためですね。
それから相手が月光とわかっているなら、初動の天璣には使ってもいいような気もします。
展開札を持っている場合は、天璣は選択肢として後半までキープしたいはずなので、初動に使う天璣は十中八九手札にない初動を呼ぶためなので、恐らく止まります。
・アーティファクトロンギヌス
刺さります。
昔は素引き前提の月光香以外に使い所がありませんでしたが、今は展開中に100%月光香を使うため、確実に使い所がやってきます。
それだけでなく墓地除外融合も封じるため、月光側の選択肢は確実に狭まります。
…墓穴の指名者も合わせて止められることから、「枠があるならとりあえず入れとけ」で入れて良いカードかと思います。
・応戦するG
ドラゴンテイルの流行により流行っているこのカードですが、とんでもなくぶっ刺さります。
何なら融合だけでなく月光香や虎も対象なので、これ一枚にボコボコにされます。
上記の展開の場合、パフュームを融合する際にこれが飛んでくると金獅子、彩雛、融合の三枚が除外されるため、リカバリーはほぼ不可能となります。(融合は舞踏会で回収できました)
…一応月光側は、融合する前に銀狗の誓約を墓地の黄鼬で解除しておけば、ガーディアンキマイラという回答がその場で呼べます。
しかしそもそも相手の手札に応戦するGがあるかもわからない状態で下振れの動きをするのは何とも言えませんし、二枚ドローがあるとは言えリソースをほとんど使用してしまう上、応戦するGを破壊すると増殖するGが確定で飛んでくるため、厳しいことに変わりはありません。
恐らく手札誘発で一番使われて困るのはこいつです。
(※追記:舞踏会を戻して黄鼬を特殊召喚することで、パフュームとリンクしてリトルナイトを出して倒すことができました。リソースはボロボロになりますが、ライガーダンサーまでは出ます)
・ディメンションアトラクター
むしろ刺さらないと思いますか?
・原始生命体ニビル
悩ましいです、刺さるけど刺さらないです。
上記の展開プランの場合、使うとすれば四体融合のタイミングですが、舞踏会を使われていると墓地除外融合に切り替えることが可能なため、ライガーダンサーはどの道出ます。
また、アポロウーサが展開に含まれていることもあり、リンク四つ分のタイミングでニビルを使っても、残りのリソースでバグースカライガーダンサー程度までなら行けてしまうため、やはり効き目は薄いです。
しかし展開テーマ故に効かないはずはなく、月光側は常にこのカードがあることを頭の片隅に置いてプレイしなければならないため、抑止力です。
…繰り返し言いますが、ライガーダンサーはカードの効果を受けないため、ニビルで倒せません。
・ドロール&ロックバード
サーチが多いため、十分刺さります。
しかも金獅子の性質上、手札に加えた後に捨てるため、金獅子で捨てたモンスターが黄鼬等だった場合、そちらのサーチごと止めることができます。
初動の動きを止められる数少ない候補のため、おすすめです(使わないでください)。
・ドミナスインパルス
モンスターを特殊召喚する効果だらけのため、使い所がたくさんあります。
中でも融合を止めれば、かなり足を引っ張ることが可能です。
しかし前述の通り融合をサルベージする手段も多岐に渡るため、完全に止めることは難しいです。
また、無限泡影やドミナスパージにも言えることですが、罠による妨害は銀狗の墓地効果で無効にされてしまうため、墓地に融合モンスターと銀狗が集まる前に使いましょう。
・DDクロウ
刺さりますがパワー不足です。
蘇生多しサルベージ多し、更に墓地融合…使い所は沢山ありますが、ほとんど1:1交換に過ぎず、サイド用ならもう少しパワーの高いカードがあるため、完全にメタメタにメタるなら入るカードという感じです。
・屋敷わらし
DDクロウ同様、効き目は薄いです。
しかし、月光はただでさえ回し方に無限の選択肢があるデッキのため、一手止めるだけで相手の目論見が外れて思わぬ『詰み』が起こる可能性があります。
・ビーステッド各種
DDクロウ同様ですが、大量に入ってるならバイキング状態になります。
闇属性墓地利用テーマなので、これはもうしょうがないです。
・幽鬼うさぎ
舞踏会という明確な使い所があるため、採用する価値はあります。
月光舞踏会は天璣などと違い、カードを発動してから効果を起動するため、うさぎが刺さります。
しかしカードの発動自体に一ターンに一度の誓約がなく、黄鼬で新たにサーチされる可能性があるので、使うとしたら黄鼬の効果を確認した後が良いでしょう。
その他、黄鼬とのコンボで大量のアドバンテージを獲得する虎、墓地融合する狼にも使い所があります。
ヴェーラー泡影でも紹介した、効果を二つ持っている金獅子とパフュームも、効かなくはないです。
・浮幽さくら
ぶっちゃけ、どうやってもライガーダンサーは出ます、一枠使って存在を抹消しましょう。
ミラーなら最強の候補です。
☆これらを踏まえて
…月光、以外と穴だらけです。
使用者やトーナメントプレイヤーの声を盗み聞いたところ、月光はやはり奇襲タイプのデッキであり、一発屋の域は出られないのでは?という評価が現状では見受けられております。
初日で暴れすぎたことから、各地でライガーダンサーの倒し方の研究がされ、メタが張られ始めました。
しかし環境に影響を与えたことは事実のため、月光は環境デッキと呼んで良いのでしょう。
今回お話した、月光対策についてまとめると…。
・デッキパワーはほとんどライガーダンサーありき
・融合をサーチさせない
・アドバンテージが貯まるパフュームダンサー着地前に妨害する
・銀狗の誓約付きモンスターを上手く対処する
・サイドチェンジ後に刺さるカードが明確にある
これらを頭に入れて意識しておくだけで、対策はかなり捗るかと思います。
逆に月光を使っている方は、これらの弱点を克服するための展開ルートを模索したり、採用枚数を調整したりすると良いでしょう。
…正直今回の記事を書いて応戦するGの効果を今一度確認して、顔が真っ青になった自分がいます。
他にもドロバの発動タイミングがこちらのサーチ効果の発動タイミングと重なってしまう点など、考えなくてはいけないことが多くあると再認識しました。
正直なところ、僕が一番恐れているのは、ライガーダンサーの「このカードはムーンライト以外の効果を受けない」という効果です。
…ということは、ライガーダンサーを使えばライガーダンサーが倒せる…つまり月光を月光でメタる環境ができた場合、月光一強となって、ライガーダンサーはもちろん、虎や金獅子が規制されるのではないかと思ったわけです。
正直慢心な気もしますが、月光がここまで環境で戦えていたのは、真竜十二獣時代以来でして…。
まだブルホーンが健在で、効果の噛み合いで当時の環境トップだった真竜を倒しやすかった点から、ダークホース的な立ち位置でそこそこの使用者数がいました。
…なので、ここまで大々的に注目されたことは十年近く無かったわけです。
強化が来て嬉しいやら、強くなり過ぎて使用者が増えて複雑なような…。
金獅子準制限のライガーダンサー制限くらいは、既に覚悟しております。
というわけで、月光の倒し方は以上になります。
一つ言っておきたいのは、僕は別に月光が嫌いでこんな記事を書いたわけではないということです。
月光の弱点を再確認して、その更に上の対策を練るためというのが大きいです。
…轢き逃げして満足していく月光の在り方に憤りを感じたアンチがめちゃくちゃ湧いてるからとか、別にそういうわけではないです。
実際、まだ発売から一週間しか経っておらず、次にカードプールが変わるのもまだまだ先なので、新生月光はここからが勝負でございます。
それでは失礼いたします、読んでいただきありがとうございました!!
【遊戯王】「月光金獅子召喚」「ヴェーラーで」←これで止まらない方法【ムーンライト】
みなさまこんにちは。
月光新規公開の熱も冷め、それぞれがそれぞれのコンボや展開ルート、デッキ構築を考えているかと思います。
界隈には月光のやべーやつと呼べるユーザーが多数おり、ムーンライト学会は大いに盛り上がり…一時は月光銀狗のデザインの秀逸さと大量のファンアートの効果も後押しし、Xで『ムーンライト』がトレンド入りしていたほどでした。
…ですが、ここで一つの問題が生じました。
この新規入り月光、手札誘発などの妨害に弱すぎるのです。
新規が発表されて間もなく、「月光金獅子一枚でn妨害!!」等と僕を含めた発信者達がこぞってキャッキャと騒いでいましたが、アニメ5D'sで遊星が龍亜に対してこんなことを言っておりました。
「相手の動きを考えない独りよがりの決闘では、勝つことはできない」…と。
(すみませんちょうど公式配信を観ていたんです)
…これまで当たり前となっていた雛虎スタートで『月光にヴェーラー泡影は効かない』というイメージが勝手に根付いていましたが、そんなことはないのです。
「月光金獅子通常召喚!効果発動!!」←ここにヴェーラーで止まります。
ええ、それはもう止まります。何もできずにそっとアルミラージを出してターンエンドぐらいしかやることがありません。
…一枚初動に誘発を使って、止まらない方が困る?
それはそう。
でなきゃバグです。雛虎フォースストリクスが異常だったんです。
というわけで必然的に金獅子にヴェーラー問題は、追加札を使って解決することになるわけです。
しかし虎も月光香も、蘇生先がいなければ役に立たず、融合は素材が足りません。
なるべく一枚の追加札でどうにかしようと考えると、現実的なのは金獅子で本来やりたかったことができる、銀狗を墓地へ送って彩雛を出す動きです。
…つまりおろかな埋葬、月光舞踏会、天璣でサーチできる鉄獣戦線フラクトールなどが候補になるわけです。
金獅子特殊召喚の初動にもなりますしね。
副葬は別次元の動きが始まるパワーカードのため、今回は除外します。
これで銀狗の効果で彩雛を出せば、コストで黒羊や虎を墓地へ送り、金獅子で回収が…。
…できない!!
ヴェーラー泡影はモンスター自体の効果を全て無効にしているため、二つ目の効果も使えなくなっているのです。
…金獅子お前、場で発動する効果二つあるの?
やりすぎでは?
…と、新規の強さを再認識した所で、これはかなりの問題です。
仮にこれがうららなら、これで貫通して展開に合流することができます。
しかし一枚で二回分の動きを阻害してくるヴェーラー泡影は、かなりの曲者です。
これでは銀狗の効果でムーンライトしか出せない彩雛はお荷物にしかならず、泣く泣く黄鼬を落として手札に戻してもらい、ランク4で茶を濁すしかないです。
…と、ここまでは月光をこれから組もうと思っている皆さんなら、想像の範疇でしょう。
ここで銀狗の効果を見てください。
墓地に融合モンスターがいれば、相手の魔法罠を無効にできます。
これで事前に彩雛で融合月光を落としておき、それから金獅子を出せば…!
…ヴェーラーは?
泡影は止められるけどヴェーラー無理じゃん。
…………………。
…月光には、意外と知られていませんが墓地除外で月光に対象耐性を与える月光紅狐というお姉さんがいましてね?
これを彩雛で事前に落としておけば…!
金獅子の効果にうららされたら?
彩雛使ってる、無効になった金獅子、展開止まらないか?
…………………。
…はい、残念ながら彩雛で先に蓋をする作戦は『噛み合い次第』としか言えないのです。
先に蓋をすれば、テーマ内のカードが全て超融合アルティメットファルコンになるギミックパペットとは違うんです。
…となるとやはり求められるのは、金獅子に妨害を使わせ…いや『吐かせて』から、銀狗を墓地送りできる追加カードで展開に復帰するプランになります。
金獅子の隣に彩雛を出し、黄鼬で彩雛を戻して誓約解除…。
盤面には黄鼬と金獅子…ここから出せるモンスターは…?
ふうん…。
…ランク4エクシーズか。(腕組み)
はい、ここから頼りになるのはランク4だけです。
月光はいつの世もランク4テーマなので、これはもう仕方のないことなのです。
月光のリンク2が次のその次のパック辺りで出てくるような気もしますが、正直銀狗の誓約を解除できれば効果なしでも強いとすら思っています。
…尚、月光二体で出せるリンク2は未だに貧弱なものばかりで、デッキに素引きアウトカードを抱えて、炎舞の有無で展開が変わるワシンジンが一番マシという現状でした。
まるで成長していない。
…というわけで、ランク4の選定です。
まず明確にすることは、『ゴールをどこにするか』です。
ここについては簡単です、新規入り月光には「出せば勝ち」と言われてる爆アドモンスターがいるからです。
月光舞香姫…こいつさえ出れば、月光香で一体出し、虎をサーチして一体出し、香姫で虎を戻して再発動して一体出し…と、大量のアドバンテージが獲得できます。
つまり、手札に彩雛、場に黄鼬と無効になった金獅子という状況から香姫が出せればOK…ということになります!!
…もう、結論から言いましょう。
そんな夢のようなカードなんてないのです。
フォースストリクス、キングレムリン、ヘルフレイムバンシー、御影志士…。
ソウコはイケそうだけど不安定なのでナシ、デモンスミスはエクストラデッキの圧迫がすごいのでナシ、ブルホーンは服役中なのでナシ。
引退している間に追加されたコードイグナイターは、テキストの意味がわからなくてナシ…。
どれもランク4+手札一枚という状況から、動くことは可能でしたが、そこから月光の展開に復帰させられるカードはありませんでした。
何より月光二体と融合カードが必要なのに、ランク4を出して名前を変えるなんて言語道断です。
墓地融合で狼を使おうにも、ランク4=狼の図式が成り立っていたら、RR月光でライオダンサーがリストラされることもありませんでした。
…しかし、そんな時でした。
Xで、月光研究をされている方のこんなポストを拝見したのです。
「ナイアルラの素材墓地送りつっよ、リダンよりこっちじゃね?」
…と。
僕は即座に『とある効果』を持つモンスター達を洗い直しました。
・外神ナイアルラ
・クロノダイバーリダン
・ライゼオルデュオドライブ
・BKキングデンプシー
…彼等に共通している効果は、自身のエクシーズ素材を『効果扱いで』墓地へ送れるというもの。
古来ではマエストローク、カグツチ等が破壊耐性でエクシーズ素材を墓地へ送っていましたが、今や好きなタイミングで素材を墓地へ送れるのです。
…そして僕はその中から、アドバンテージを取りながら自身の素材を墓地へ送れるキングデンプシーに注目することにしました。

しかし素材の黄鼬を効果で墓地へ送り、月光融合を加えても、肝心の融合素材が供給できない…。
キングデンプシーとサーチした戦士族か、あるいはそこから出せるリンクモンスターで、月光を一体供給しなければなりません。
ならば…!

ドンッ

ドンッ

ドンッ
…もう、これでいいのではないか?
というかこれが最適解なのではないか?
キングデンプシーでリナルドをサーチして戦士族二体を並べつつ、素材の月光を墓地へ送る…。
戦士二体でイゾルデを出し、リビングフォッシルを落としながら二体目のリナルドを特殊召喚、その効果でリビングフォッシルを回収…。
リビングフォッシルで除外はされるものの、墓地蘇生やサーチで月光を一体供給できるリンクモンスターが、他に思いつきませんでした。
それにこうすれば、イゾルデと余ったリナルドでクロシープも作れます。
そしてそのリンク先に香姫を融合召喚すれば、更に動くことができる…。
枠はメインデッキ三枚、エクストラデッキ二枚でデモンスミスよりもかなり抑えられていて、素引きとの戦いと言われているイゾルデも、この構成なら特に気にしなくて良い…。
単純にキングデンプシー単体でも、素材を墓地送りできる効果でナイアルラのような動きが取れる。
イゾルデだけでリンク4まで伸びることから、アポロウーサ先出しやアクセスコードにも繋がり、本命のライガーダンサーの手助けになる。
基本展開の最後に余ったレベル4(翠鳥含む)で出せば、リビングフォッシルと合わせてランク4がもう一体出て、余ったイゾルデとリナルドはリトルナイトになって一妨害にもなる…。
戦士族を三枚採用すれば、イゾルデでサーチして月光香や舞踏会のコストにもできる…。
…完璧では?
ワイズストリクスの効果を初めてみた時のような、デッキの需要と供給がカチリとハマった気がしました。
…まあ、まだ発売前なので何とも言えませんがね!!
というわけで、ただの日記のような内容になってしまいましたが今回は以上です。
もし追加札一枚でヴェーラー泡影を貫通したい方がいらっしゃいましたら、参考にしていただけると幸いです。
キングデンプシー出張は、月光との効果の噛み合いと、誘発貫通プラン、最終盤面の強化、リンク伸ばし、金獅子なし雛虎のみ展開など、アドリブが必要な時にこそ輝くギミックだと個人的には考えています。
僕は一先ず、この型で組んでみようと考えております!!
それでは失礼いたします!さようなら!!
【遊戯王】待望の超強化!月光‐ムーンライト‐新規&展開例紹介!!
みなさま、お久しぶり以上にお久しぶりです。
正直、ここ最近は遊戯王から完全に離れてしまっていたのですが、これはさすがに復帰&考察しなければならないと思い、久し振りに更新をしようと舞い戻ってまいりました。
……………。
祝・月光テーマ内完全新規ぃ!!
…というわけで、テーマが最後に強化されたのが2018年11月の舞さんが表紙のパック、デュエリストパックレジェンドデュエリスト編4。
更にRRワイズストリクスが登場した、同年同月のリンクヴレインズパック2…。
およそ六年半ぶりの大規模アップデートでございます…!!
逆に言うとね!この六年一切型が変わっていなかったんですってよ!!信じられん!!
…実際はアークリベリオンをカタパルトタートルで射出する構築が流行ったり、ブレイブストリクスとリベリオンファルコンという強化が来たり、軌跡の魔術師で虎がサーチできるようになったりしていたんですがね。
それでも純構築のパワーの低さ、雛虎が揃わなければ何もできないという不安定さ、動きが見切りやすくマストカウンターで沈没しやすいポンコツっぷり等など、一部の熱狂的ファンでなければこのテーマをこぞって使ったりはしなくなっていたわけです。
しかしポテンシャルは高い…というより高過ぎるくらいになっており、ちょっと強い新規が貰えれば一瞬でガチテーマになってしまうという危うさを孕んでいたのもまた事実…。
事実海外では、この六年でほんのひと時だけ月光虎が禁止カードになっていました。
それ故に公式も、下手に強化をすると大暴れすることが間違いなかったことから、月光の強化は慎重を極めていたのでしょう…。
…そして、時(インフレ)は来ました。
今なら月光を強化しても許されるだろうと、(強化してあげなくては可哀想だと)、公式がそう判断したようです!!
今日はそんな月光を一線級のデッキに引き上げてくれた新規カード五枚を紹介していきます!!
…始めに言っておきます。
今回の新規五枚、全て強いです。
…というより、太古の時代…まだリンク召喚なんて存在せず、十二獣ブルホーンがエンジンとなりライオダンサーがエースとなっていた原初の戦い方を想起させる、古参勢歓喜な素晴らしい内容となっておりました。
それでは早速参りましょう!!

《月光舞獅子神姫》
融合・効果モンスター星12/闇属性/獣戦士族/攻3800/守3500
「月光舞獅子姫」+「ムーンライト」モンスター×3
このカードは上記のカードを融合素材にした融合召喚でのみ特殊召喚できる。
(1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、
「ムーンライト」カード以外のカードの効果を受けない。
(2):このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
(3):自分・相手ターンに1度、EXデッキから「ムーンライト」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
相手フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て破壊する。
まずは新エース、ムーンライトライガーダンサーです。
…もうね、言う事無しです。
月光の融合モンスターがパッとしなかったのは、全員が全員バトルフェイズのことしか考えていなかったのが大きく、除去もできない妨害もできないアドも取れない…そもそも融合する必要性を感じさせないのが問題でした。
しかしこのライガーダンサー…ライオダンサー由来のフィニッシュ力をそのままに、RR並の完全耐性を持ち、おまけに妨害効果(除去効果)まで持っています。
強いことと強いことと強いことしか書かれていません。
融合条件がとてつもなく重いですが、月光にはエクストラデッキの融合素材を直接墓地に落とせる彩雛、デッキ融合できる月光融合、墓地融合できる月光狼、後述の月光舞踏会と様々な融合サポートがあるため気になりません。
ちなみに正規融合しようとすると、キャットダンサー(月光二体)→パンサーダンサー(キャット+1)→ライオダンサー(パンサー+2)→ライガーダンサー(ライオ+3)で、計八体の月光モンスターが必要になります。ド◯クエモンスターズかな?
何より素晴らしいのが、新エースが旧エースのライオダンサーの別人ではなく、本人の強化形態という点ですね。
キャットダンサー〜ライオダンサーまでは別人でしたが、あくまで月光の切り札はライオダンサーなんだという拘りが伺えてグッと来ました。
…余談ですが、ライガーとはライオンと虎のハーフ或いはライオンの姿をした化け物のことを指します。
ライガーダンサーの除去効果でサーベルタイガー由来のサーベルダンサーを墓地へ落とし、あちらの効果で次の自分ターンに6800打点の完全耐性二回攻撃で勝負を決めろという公式からのお達しでしょうか。
もちろん蒼猫の効果で7600の二回攻撃も可能です、サーベルダンサーもそうですが、ムーンライトの効果は受けます。

《月光舞香姫》
融合・効果モンスター
星6/闇属性/獣戦士族/攻2000/守1500
「ムーンライト」モンスター×2
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが融合召喚した場合に発動できる。
デッキから「月光香」1枚を手札に加える。
(2):自分フィールドの他の「ムーンライト」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札・EXデッキに戻す。
その後、手札から「ムーンライト」モンスター1体を特殊召喚できる。
(3):墓地のこのカードを除外して発動できる。
このターン中、相手フィールドのモンスターの攻撃力は自身の元々の守備力分ダウンする。
続きまして、前述の通り月光の弱いところを的確に強化した新規、パフュームダンサーです。
動物の名前のついていない唯一のムーンライトですが、よく見ると尻尾が生えています。
そして効果は月光香サーチぃ…。
ついにやらかしましたね。
それも融合モンスターの登場時誘発効果で。
皆さんご存知、月光の強いけど弱い専用魔法月光香、墓地除外で月光サーチができる死者蘇生で、どちらの効果にもターン1がない最強カードです。
…しかし『ムーンライト』の名前がないことで黄鼬でサーチできず、蘇生対象がいなければ墓地へ送れずサーチもできず、強いけど三枚入れるか微妙なカードでした。
あれが、サーチ、できます。
しかも融合するとアド損する融合テーマだったあの月光が。
なんて嬉しいことをしてくれたんでしょうか。
…つまりパフュームダンサーは実質、出た時に融合素材になったモンスターを一体墓地から場に戻して、手札コストを使えば後続も呼べる融合モンスターということです。
弱いわけがない。ついにムーンライトにアドが取れる融合モンスターが実装されました。
二つ目の効果は、場の月光を手札に戻す効果。
もう確信犯です、月光虎を使い回せと言っています。
知らない方に説明すると、月光虎のP効果にターン1がついていないことから、BFのゼピュロスやテーマ内の月光黄鼬で何度もセルフバウンスし、効果を使い回すコンボがあるのです。
海外で虎が禁止になったのはこのコンボのせいです。
あれをやれと言っています。
更に手札から月光を場に出せるおまけも付いています、一枚初動展開等では日の目を浴びることは少ない効果かもしれませんが、実戦でアドリブなら役に立つことも多いでしょう。
三つ目は、相手の弱体化…恐らく使う機会は滅多にないかと。
月光は本来は相手モンスター全てを連続攻撃することがウリのテーマなので、その名残でしょう。

《月光金獅子》
効果モンスター
星4/闇属性/獣戦士族/攻 600/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「月光金獅子」以外の「ムーンライト」モンスター1体を手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んで捨てる。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する状態で、「ムーンライト」モンスターが自分の墓地へ送られた場合、その内の1体を対象として発動できる(ダメージステップでも発動可能)。
そのモンスターを手札に加える。
いっっっちばんやべーやつです。
これまでの月光がインフレに取り残された九期十期の遺物に過ぎなかったと再認識された、見た目通り頭のおかしな効果をしています。
一つ目、ムーンライトモンスターを手札に加え…はいもう強いです。
更に手札を捨てる…もうありえないです。手札に加えるだけの方がまだおとなしいです。
…これによって何ができるかというと、単純な手札交換だけでなく、サーチしたカードをそのまま墓地へ落とすことができるため、月光モンスター達の融合素材になった時想定でデザインされた「効果で墓地で送られた場合〜」効果を起動できてしまうんです。
つまりこいつを出すだけで、エアーマンか終末の騎士が選べてしまうんです…。
「月光に今更エアーマン効果来ても弱いだろ〜」なんて思っていた昨日の自分の眼前に突き付けたくなるほどの壊れぶりです。
…極めつけは、「墓地へ送る」ではなく「捨てる」…更に捨てるカードに制限がないことです。
つまり墓地にいなければどうしようもない月光香や、RRで出張採用したゼピュロス、デモンスミス出張のルリー…。
更に「捨てる」に注目して未界域を出張させるのもありです。月光香以外に「捨てる」シナジーがなかったあの頃よりも全然アリなのです。
しかしこの金獅子、これだけでは終わりません。
伊達に下級で唯一名前が五文字じゃないのです、その一文字分に秘められた効果がもう一つ。
墓地へ送られた月光を、即サルベージ…。
…つんよい。
単に黒羊捨てて回収でもいいですし、隣に並んでる彩雛で落としたやつを回収してもいい…。
なんならこいつ自身の効果で捨てたやつをそのまま回収なんてこともできてしまいます…ちゃんとチェーンを組めば墓地へ送られたモンスターの効果を発動しながら回収できます。
これが十三期のカード…罪宝ストーリーが終わって、学園モノが始まるんですね。
時代か。

《月光銀狗》
効果モンスター
星3/闇属性/獣戦士族/攻1400/守 400
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「月光銀狗」以外の「ムーンライト」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターが自分フィールドに表側表示で存在する限り、
自分は「ムーンライト」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):魔法・罠カードの効果がフィールドで発動した時、
自分の墓地からこのカードと「ムーンライト」融合モンスター1体を除外して発動できる。
その発動を無効にする。
金獅子と比べると控えめな効果…と思いきや、②の効果でひっくり返りました。
なので、まずは②の効果から…。
相手が魔法罠を使うと、こいつと融合モンスターを墓地から除外して無効…。
……………。
無効…って、そんな簡単にしていいものなんでしたっけ?
…やってます、サイバース族がやりまくってます。
というわけで、月光も現代遊戯王らしい効果を手に入れました。
融合モンスターが一緒に墓地にいなければいけませんが、パフュームダンサーを展開に絡めれば自然と墓地にいるはずなので問題ないでしょう。
…しかし本当に驚かされたのが、ライガーダンサーと言い、月光がテーマ内で相手の妨害をするようになったことです。
これまでRR出張でサイバードラゴンインフィニティを出してようやく扱うことのできた魔法罠無効だったので、テーマ内でこうも簡単に相手の妨害ができるようになったのは驚きです。
チューナーを組み込み辛いことから、サベージやバロネスに頼るわけにもいかなかったため、『魔法罠無効』という言葉に一種の憧れを抱いていた身としては、本当に嬉しいです。
①の効果は至ってシンプル。シンプル故に強い。
効果で墓地へ送られるとデッキから月光リクルートです。
月光しか出せなくなる制約は、現状融合モンスター以外に月光がいないため、融合召喚を行うか、黄鼬の効果でバウンスして退かすしかありません。
しかし銀狗の登場でおろかな埋葬などの墓地肥やしカードが、そのまま月光を特殊召喚するカードに化けたため、金獅子同様これまた構築が180°変わること間違いなしですね。
ちなみに『狗』とは小柄なイヌやオオカミのことを指す言葉で『こっくりさん』の『狐狗狸(こくり)』にも同じ漢字が使われています。

《月光舞踏会》
永続魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを発動したターンの自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「ムーンライト」モンスター1体を墓地へ送る。
(2):自分が「ムーンライト」モンスターを融合召喚した場合に発動できる。
自分の墓地・除外状態の「融合」1枚を手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んで捨てる事ができる。
その場合、このターン、自分が「ムーンライト」モンスターを融合召喚する場合に1度だけ、
自分の墓地のモンスターを除外して融合素材とする事もできる。
…問題児です。
先程金獅子をぶっ壊れと評価しましたが、一番ヤバいのは恐らくこいつです。
まず、月光専用おろかな埋葬です。
強い。
むしろ何故今まで無かったのか理解に苦しむ。
更にこれからの月光は、銀狗の存在からおろかな埋葬が緊急テレポートになるため、より強力なものとなります。
…問題なのは二つ目の効果です。
ムーンライトの融合召喚に成功すると、融合を回収…。
更に追加で手札を一枚捨てると…。
このターン、墓地除外で融合できる。
…これ、ヤバいです。
いやほんともう、ヤバいです。
ただの融合の効果を書き換えて、ミラクルフュージョンにするんです。
…月光には最初期から、月光狼というカードがありました。P効果で墓地除外融合する彼女です。
しかしレベル6だったことからソウコ天キでサーチできず、あれを手元に持ってくる手段はというと、無理矢理Pを絡めてエレクトラムや、多数のギミックを使ってキュリオスで月光香を落としたり、或いは場に出して黄鼬で手札に戻すという遠回りなやり方しかなかったんです。
…その昔ブルホーンが健在だった頃は、とにかく最終的にランク4さえ出れば狼をサーチし、ライオダンサーでフィニッシュが可能でした。
ですがブルホーンの禁止によってこの戦法は不可能となり、ライオダンサーは自然とデッキから抜けていきました。
…それが今、復活するというわけです。
どれだけ拮抗した勝負が繰り広げられようと、舞踏会さえ通っていれば墓地融合が発動し、融合一枚がライガーダンサーになって相手に襲いかかるというわけです。
これは何も後攻時の話だけでなく、先攻でももちろん同じことが言えます。
誘発を受けようがニビルで壊滅しようが、パフューム着地時の舞踏会が通っていれば、効果を受けないフリチェ全破壊3800打点が最後に現れるわけです。
この、最後にエースで逆転させようというカードデザインは本当に素晴らしいと思います。
今回の新規の中で、ライガーダンサーの次にテンションが上がったのはこれです。
・展開例
…で、結局どうなるんじゃ?ということで、簡単な展開例を一つ載せておきます。
一つ言えることとしては、月光はもう混ぜ物なしの構築でも十分強いということです。
例によって文字ギチギチですが、それではどうぞ!!
必要札:月光金獅子、手札コスト一枚
月光金獅子召喚、効果で黄鼬サーチして即捨て
墓地へ送られた黄鼬効果発動、舞踏会サーチ
舞踏会発動、効果で銀狗をデッキから墓地送り
墓地へ送られた銀狗効果発動、彩雛を特殊召喚&誓約
彩雛コストでデッキから黒羊を墓地へ送り効果発動、名前コピー
金獅子効果発動、墓地へ送られた黒羊サルベージ
黒羊捨てて効果発動、融合サーチ
融合発動、彩雛と金獅子で月光舞香姫
舞踏会チェーン1、香姫チェーン2
香姫で月光香サーチ、舞踏会で融合回収&月光香捨て&墓地融合ボーナス
墓地の月光香を除外して手札一枚捨てて効果発動、虎サーチ
虎発動、効果で墓地の彩雛特殊召喚、コストでEXから獅子姫落とし
香姫で虎戻し…
…恐らくここまではどの型でも変わらないと思われる、新生月光の基本展開と思います。
注目すべきは、ここまで虎が一度しか(香姫でバウンス)使われておらず、墓地の黄鼬と合わせてあと三回分虎と黄鼬によるモンスター供給が行えるという点です。
今回紹介するのは、メインデッキは月光のみの純構築の場合の展開です。
現状盤面
場:香姫、彩雛
魔法罠:舞踏会(墓地融合ボーナス)
手札:融合、虎
墓地:獅子姫、黄鼬、金獅子、銀狗
彩雛と香姫でクロシープをリンク召喚
虎発動、効果で香姫をリンク先に特殊召喚
リンク先に融合がいるためクロシープ効果発動、墓地の彩雛を特殊召喚、コストで月光落とし
クロシープ、彩雛、香姫でアポロウーサをリンク召喚
墓地の黄鼬効果発動、虎戻して自身特殊召喚
虎発動、効果で彩雛特殊召喚、コストで月光落とし
黄鼬と虎でバグースカをエクシーズ召喚
融合発動、墓地の獅子姫、金獅子、彩雛で落とした月光二体を除外して獅子神姫を融合召喚
最終盤面
場:獅子神姫、アポロウーサ、バグースカ
魔法罠:舞踏会、虎
墓地:銀狗、香姫
妨害プラン
①獅子神姫でフリチェ特殊召喚全破壊
②アポロウーサで三回モンスター効果無効
③バグースカで強制守備&効果無効
④墓地銀狗で香姫除外して魔法罠を一回無効
…計四妨害、アポロウーサを三回とすれば六妨害です。
一番の見所は、アポロウーサが出るか出ないかのラインです。
ニビルを警戒した場合、金獅子①、彩雛②、パフューム③、彩雛④、クロシープ⑤で虎蘇生パフュームとクロシープ蘇生彩雛が⑥⑦となるため、ランク4一体分とライガーダンサーが丸々残ります。(彩雛で落とす回数が一回減るので要検討)
この誘発を受けた場合のリソースをどれだけ残すかというのは、現代の遊戯王では必須の課題であり、必要条件でもあります。
この要件をしっかりとテーマ内だけでクリアできるのは、本当に新規の強さとテーマの成長を感じさせられました。
また、月光の妨害カードである銀狗とライガーダンサーが、月光と相性の良い汎用カードと棲み分けができている点も偉いです。
月光からアクセスしやすい妨害は、必然的にランク4か縛り無しリンクモンスター程度に限られます。
中でも強力な制圧効果を持つバグースカは、他に並べたモンスターを無効にしてしまうデメリットがあるため、これまでは採用を見送るしかありませんでした。
しかしライガーダンサーは効果を受けず、銀狗は墓地効果のためしっかりと共存できております、あとは素引きしたリソースを使ってマスカレーナリトルナイトなんかの布陣を作れば完璧だと思います。
…そう、これ一枚初動なんですよ。
だから虎素引きとか月光香素引きとかで、無限に展開が変わるんです。
正直最初は、デモンスミスと組んだ構築が強そうと考えていました。パフュームと彩雛で出すクロシープをサロスにすればすんなり入れますし、汎用融合であるマグナムザリリーバーが光の悪魔なのでシナジーがあると考えました。
ですが、パフュームに蘇生制限がないこととクロシープの存在から、純でも十分やれるのではないかと思いました。
他にも超融合でお馴染みのガルーラが闇の鳥獣だったりと、何かと色んな方面に手が伸ばせそうな気もしますが、先にアポロウーサを出したい都合や、プレイの長さ、展開パーツの多さ的にRR出張は難しいのではないかというのが、現状の感想です。
どちらかと言うと未界域やティアラメンツといった、素引きアドリブで回していく墓地ギミックとは相性が良いように思いました。
あとは月光の融合モンスターの環境が変わったことで、月光融合の価値が上がったのは大きいですね!
黄鼬で融合がサーチできるようになり、舞踏会素引き時の候補にもなるのでありがたいです。
…というわけで以上となります!!
本当〜にお久しぶりでした、久し振りに遊戯王のモチベーションがあがりましたね!!
現状純寄りが強そうですが、もしかしたら更なるビックリコンボが開発されるかもしれないので、皆さん期待して、一緒に考えていただけたら幸いです。
久々にXを覗いたら『月光学会』とかいう呼び名が出来上がっていて笑いました。
それでは失礼します!さよなら!!
【遊戯王】2023年版60枚芝刈り月光(ムーンライト)!デッキ構築解説【マスターデュエル】
みなさまこんにちは
約一年ぶりに遊戯王の熱が上がっております、てんぞーです。
さて今回はデッキ構築紹介記事となります、よろしくお願いいたします。
デッキ内容はこちらになります!!

芝刈り月光というタイトルにしましたが、敢えて名前をつけるなら
『スモールワールド搭載型覇王出張RR幻影芝刈り月光』
という感じですね!!(長い)
※注意
今回の記事は前回解説した『月光での軌跡の魔術師の運用方法』を知っていること前提で話を進めます。
未読の方やエクシーズ月光について詳しくない方は、まずは↓こちら↓をご覧ください。
https://tenzou270.hatenadiary.jp/entry/2023/02/28/134910
●今回のコンセプトについて
今回のコンセプトはズバリ、
『絶対に彩雛と虎にアクセスしてワイズストリクス展開をする』
です!!
軌跡の魔術師によって墓地にダークヴルムを落とすギミック=雛虎へのアクセスとなったため、その要素を強く出しております。
更にデッキ構築によってはデッキの中のあらゆるモンスターをサーチできるスモールワールドを採用し、絶対に雛虎を呼び込めるようにしました。
今回の構築で雛虎どちらにもアクセスできるカードは
・天キ×2
・副葬×2(月光香経由)
・スモールワールド×3
・おろかな埋葬(ダークヴルム軌跡の魔術師経由)
・竜の渓谷×3
で驚異の計12枚です!!
手札コストやその他の必要札もありますが、引けば安心できるカードがこれだけたくさんあるのはかなり安定します。
●なぜ60枚なのか
「新しい初動が増えたなら少ないデッキ枚数で運用した方が強いのでは?」
という声もあると思います。
が、今回の構築については60枚以外ありえないとすら思うレベルでしっくりきています。
(なんなら芝刈りなしで60枚もあり)
60枚にする理由は大きく分けて二つありまして、一つは『枠がないこと』です。
エクシーズ月光は二枚初動のデッキであり、そのサーチカードを大量に積み、更にゼピュロスや幻影騎士団要素等も入れるとどうしても枠がパンパンになってしまい、そこにうららや墓穴等の必須カードを入れると余裕で40枚を超えてしまいます。
セレナードダンスや紫蝶等の削る候補もありますが、そういうカードは抜いた時に限って必要になるのがあるあるです。
だったらいっそ増やしてしまうということで、あれも入れようこれも入れようと増やしていった結果60枚になりました。
もう一つは『ゴミカード(デッキに眠っていて欲しいカード)の濃度を下げること』です。
幻影騎士団とRRを出張させるタイプのエクシーズ月光は、とにかくゴミが多いことで有名です。
純構築の幻影騎士団だと手札にいるとニッコリできるサイレントブーツも、月光だとお荷物になります。
ワイズストリクスでデッキから出す筆頭のゼピュロスも、手札から墓地に落とす手段がなければ引いただけで天を仰いでしまいます。
こういう、展開途中にデッキから引っ張ってくるカード軍はキツい言い方ですが『ゴミカード』と呼ばれ、スクラップ出張のスクラップゴーレムや、アウローラドン出張のオライオン等ですね。
デッキで言うと海皇やセフィラはそういうゴミカードが多いのでデッキ枚数を増やして対策していたりしますね。
(いちいち例えが古い)
そんなゼピュロスや幻影騎士団などのゴミカードの濃度を薄め、その分雛虎アクセスを増やしたのが今回60枚構築でエクシーズ月光を組んでみた二つ目の理由です。
●スモールワールドについて
出てから実は裏でずぅっと考察していたのがこのカード、スモールワールドです。

手札のモンスターをコストに、そいつと種族属性レベル攻撃力守備力が一つだけ一致しているモンスターをデッキから裏側除外し、そのデッキから除外したモンスターとも一つだけステータスが一致しているモンスターをサーチするカードです。
スモールワールドのコストにすることを前提としたカードを予めデッキに採用しておくことで、なんでも好きなモンスターをサーチできる夢のようなカードです。
ですが月光でこのカードを採用するのはかなり大変でして…。
実は月光って元は融合テーマなので、絶妙にモンスターのレベルがバラけているんですよね。
闇の獣戦士テーマと思いきや虎は光だし、しかもレベルも3とズレているため、雛虎のどちらもにアクセスできるカードを選ぶのは非常に困難でした。
特に増Gから雛虎に繋げられるカードは本当に悩みました。
今回は増援を共有できるダンディと、汎用手札誘発の屋敷わらしを採用しました。
(クロクロークロウやPSYフレームγ、もはや変態の域ですが奇跡的に雛虎どちらとも一つだけ一致している俊足のギラザウルス等いろいろ試しましたが、純粋に地属性繋がりで固めるのに落ち着きました。)
スモワの仲介として優秀なのは、レベル3で闇属性の幻影騎士団達、光でレベル4のシラユキ等ですね。
ですので今回の採用カード紹介では、スモワで誰を仲介にすれば雛虎になれるのかも紹介していきます。
●採用カード紹介
・隣の芝刈り
デッキ枚数が自由という遊戯王のルールを突いたヤケクソカード。
60枚でシラユキまで採用している墓地利用デッキなので脳死で入れてしまっていますが、実はデッキに残って欲しいカードやサーチしたい魔法罠が多いデッキなので使うと最終盤面が弱くなることもしばしば。
しかし一枚で莫大なリソースを確保できたり、良くも悪くも必ずうららが見れるカードのため入っています。
ぶっちゃけいらない。
・スモールワールド
今回のコンセプト。これを使うこと前提のカード選びをしなければならないが、デッキ内の好きなモンスターに触れることができる強カード。
手札コストが必要なためディスアドになるが、エクシーズ月光は雛虎が引けなければ始まらないためフル投入。
うららされてもコストは返ってくるので安心。
・妖精伝姫ーシラユキ
スモワ界の姫。レベル4の光属性のため彩雛と虎の両方の仲介になる。
総受けかってくらいみんなシラユキに彩雛と虎を紹介してもらう。
型の都合でなんでも墓地送りができるキュリオスを採用しており、芝刈りも入っているためスモワ抜きにしても普通に強い。
彩雛への仲介→レガトゥス、ダンディ(レベル4)、ダスティローブ(守備1000の闇)
虎への仲介→黄鼬(レベル4の獣戦士)、ダスティローブ(守備1000のレベル3)
★ムーンライト関連
・月光彩雛
メインエンジン、月光黄鼬を落として虎で蘇生するのが主な動き。
月光を墓地へ送るのは何故かコストなので効果が無効になってて送れます。
更に名称ターン1もついていないため出る度に墓地が肥やせます、強い。
虎への仲介→幻影騎士団三種(闇のレベル3)、シラユキ(レベル4の光)
・月光虎
メインエンジン2、墓地から効果を無効にして月光を出すシンプルなP効果を持つが、本人が永続魔法なのとターン1がないことで、後述のゼピュロスや黄鼬でひたすらに蘇生効果を使い回せる。
モンスター効果は自身が破壊されることで墓地から月光を出す効果、絶対蘇生マン。
従来の構築だとPカードである利点を生かせなかったが、今回はPに寄せた構築のためかなりイキイキしてる。
彩雛への仲介→幻影騎士団三種(レベル3の闇)、シラユキ(光のレベル4)
・月光黄鼬
メインエンジン3、場の月光を戻して墓地か手札から場に出せるので、虎をひたすら使い回す。
効果で墓地へ送られるとムーンライト魔法罠をサーチできるので、隙があればセレナードダンスを持ってきておこう。
除外されることを警戒して二枚積み。
彩雛への仲介→シラユキ、レガトゥス、ダンディ(レベル4)、ステンドグリーブ、サイレントブーツ、覇王門零(闇)
虎への仲介→シラユキ(レベル4の光)、ステンドグリーブ、サイレントブーツ(闇のレベル3)
・月光翠鳥
場に出ると月光を墓地へ送って1ドロー、効果で墓地へ送られると墓地か除外から月光特殊召喚。
月光香を持ててるときは彩雛で黄鼬よりもこちらを落として上振れよう。
効果扱いでX素材を墓地へ送れるリダンの素材にすると幸せになれます。
彩雛への仲介→ダンディ、レガトゥス(レベル4)、サイレントブーツ、覇王門零(闇)
虎への仲介→サイレントブーツ(闇のレベル3)
・月光紫蝶
墓地から除外すると手札から月光を出せます。Pに寄せたことで普通の構築より優先度は下がります。
彩雛への仲介→シラユキ(守備1000のレベル4)、覇王門零(闇)
虎への仲介→シラユキ(守備1000の光)、うらら、わらし(レベル3)
・月光香
墓地から月光を特殊召喚(虎と違って無効にしない)。墓地から除外して手札を捨てることで月光をサーチできます。
どちらの効果も名称ターン1がついてないので引けば引くほど強いです。
が、蘇生対象も手札を捨てる術もない時に引くと他のどのカードよりもキツい事故札になります。
・月光小夜曲舞踏
墓地から除外して手札を墓地へ送ると月光をデッキから出せます。こちらは月光香と違って効果で墓地へ送ります。
永続罠ですが登場以来フィールドで発動したことは一度もありません、引くとつらいカードなので副葬が準制限となった今は抜く候補。ですが黄鼬の貴重なサーチ先なので抜けません。
・おろかな副葬
月光香と小夜曲舞踏を落とします、実質雛虎どっちもサーチ。
・炎舞ー「天キ」
獣戦士サーチ。
★P関連
・覇王眷竜ダークヴルム
今回の核。下スケールを持ってきながら特殊召喚できるPモンスターのため、軌跡の魔術師に繋げられる。
仮に雛虎が引けててもとりあえずこいつを落とすところから始めると良い、それだけ強い。
彩雛への仲介→シラユキ(レベル4)、ダスティローブ、ステンドグリーブ、覇王門零(闇)
虎への仲介→シラユキ(レベル4の光)、ダスティローブ、ステンドグリーブ(闇のレベル3)
・覇王門零
ダークヴルムのサーチ先、下スケールなのが偉すぎる。
月光は虎がいることが前提のため、素引きしても手札のモンスターをP召喚する動きが可能。
地味にスモールワールドの仲介としても優秀。
彩雛への仲介→幻影騎士団三種(闇)
虎への仲介→幻影騎士団三種(闇のレベル3)、うらら、わらし(攻撃0のレベル3)
・竜の渓谷
手札を捨てつつダークヴルムを落とせる有能。竜の霊廟と選択だがあちらはダークヴルム以外の択がないのが難点。
ドラグニティレガトゥスという特殊召喚可能なレベル4をサーチできるのもこちらの利点。
・ドラグニティーレガトゥス
ダークヴルムを素引きしているときでも渓谷を起動できるようにするためだけに採用されたカード、一応竜の渓谷の択になるが、ダークヴルムよりこちらを選ぶことは稀。
彩雛への仲介→シラユキ(レベル4)、サイレントブーツ(守備1200の闇)
虎への仲介→シラユキ(レベル4の光)、サイレントブーツ(守備1200のレベル3)
・テラ・フォーミング
竜の渓谷専属カード。この手のカードはサーチ先を二つ用意したくなるが、渓谷にターン1がついておらずあちらのサーチ先も二つ入っているので問題なし。
従来の月光にも入っていたが、ダークヴルムが入ったことで価値が爆上がりしたカード。
月光を落とすも良し、幻影騎士団やゼピュロスを落とすも良し。
・魔界劇団カーテン・ライザー
軌跡の魔術師のサーチ先の択。キュリオスの素材にするため、闇でドラゴンか魔法使い以外のPならなんでも良いのだが、有能な闇のPは大体魔術師(魔法使い)のため、自力でも場に出せてレベルも4のこいつを採用。
こいつとダークヴルムで軌跡の魔術師が出せると脳汁が止まらなくなる。
彩雛への仲介→ダンディ、レガトゥス(レベル4)、ステンドグリーブ、サイレントブーツ、覇王門零(闇)
虎への仲介→ステンドグリーブ、サイレントブーツ(闇のレベル3)
★闇鳥関連
・BF-精鋭のゼピュロス
虎をセルフバウンスして場に出てくる鳥、エクシーズ月光の要。
捨てられる術がある時は引くとニッコリできるけど召喚権がバーストしてる時は中指。
ワイズストリクスでデッキからリクルートしたいため二枚。
彩雛への仲介→ステンドグリーブ、サイレントブーツ、覇王門零(闇)、ダンディ(レベル4)
虎への仲介→ステンドグリーブ、サイレントブーツ(闇のレベル3)
・RR-シンギング・レイニアス
場にエクシーズがいると場に出せる。
フォースストリクスからワイズストリクスへつなぐ役割、ランク4がワイズストリクスになる。
彩雛への仲介→シラユキ、ダンディ(レベル4)、幻影騎士団三種、覇王門零(闇)
虎への仲介→シラユキ(レベル4の光)、幻影騎士団三種(闇のレベル3)
・レイダーズ・ウィング
闇Xの素材を取り除いて手札か墓地から場に出る。二枚目のシンギングのような扱いをすることもできるし、幻影騎士団の名前を活かして立ち回るのも良い。
こいつを素材にしている闇Xが対象耐性を得るのはかなり大事なので、やれる時はなるべくこいつでエクシーズしましょう。
使いやすいので二枚にしたいが一枚で事足りるため一枚。
彩雛への仲介→シラユキ、ダンディ(レベル4)、幻影騎士団三種(闇)
虎への仲介→シラユキ(レベル4の光)、幻影騎士団三種(闇のレベル3)、うらら、わらし(攻撃0のレベル3)
・絶神鳥シムルグ
場に鳥が出ると場に出せる。
ライフを取りに行くときにゼピュロスと合わせて3400打点が出るので優秀。
フォースストリクスのサーチ先不在を嫌っての採用。
彩雛への仲介→ダンディ、シラユキ(レベル4)、幻影騎士団三種、覇王門零(闇)
虎への仲介→シラユキ(レベル4の光)、幻影騎士団三種(闇のレベル3)
・RUM-ソウル・シェイブ・フォース
ライフ半分を引き換えに墓地のRRを二つランクアップさせるカード。
主になんでも無効効果を持つサイバードラゴンインフィニティの召喚に使い、場合によってはエアレイドも候補。
ワイズストリクスで持ってくる。
★幻影騎士団関連
・幻影騎士団サイレントブーツ
墓地除外でファントム魔法罠をサーチできるので、最後にバルディッシュでこいつを落として妨害を用意する。
…と思いきや、幻影騎士団がいると場に出せる効果を持つため、バルディッシュでダスティローブを落としてサーチし、リンク数を稼ぎつつこいつを墓地へ落とすこともできる。
彩雛への仲介→レガトゥス(守備1200のレベル4)、覇王門零(闇)
虎への仲介→うらら、わらし(レベル3)、黄鼬、翠鳥(闇の獣戦士)
・幻影騎士団ダスティローブ
こちらはブーツと違い幻影騎士団カードをサーチするのでモンスターもサーチできる。が、逆にファントムフォースや霧剣はサーチできない。
リンク数を増やしたい時はこっちでブーツをサーチし、必要ない時は直接ブーツを落とすという使い分け。
彩雛への仲介→シラユキ(守備1000のレベル4)、ダンディ(戦士族のレベル4)、覇王門零(闇)
虎への仲介→シラユキ(守備1000の光)、うらら、わらし(レベル3)
・幻影騎士団シェード・ブリガンダイン
墓地に罠がなければセットしたターンに使え、レベル4モンスター扱いで場に出せる通常罠。
ローブとブーツのどちらでもサーチでき、特殊召喚できるレベル4なので使いやすいが、こいつのせいで他の罠カードを採用しにくくなってしまっているのはマイナスポイント。
分類が罠カードのため、クロノダイバーリダンとの相性が最強。
・幻影霧剣
このデッキでは貴重な魔法罠による妨害、幻影騎士団と組んでいる最大の利点でもある。
キュリオスや芝刈りで墓地へ落ちてしまうとブリガンダインが使えなくなるので、墓地除外効果を使ってレイダーズウィングを蘇生したりして切り抜けましょう。
・RUM-ファントム・フォース
かなり扱いの難しいカード、一言で表すとスペア。
芝刈りや素引きでソウルシェイブフォースをワイズストリクスでセットできない時や、ブリガンダインを展開で消費してしまった時にこいつの順番が回ってくる。
相手ターンにエアレイドを出して一妨害にしたり、相手ターンにバルディッシュの効果を起動したり、雛の除外効果を発動したりと器用なことができるが、以降エクシーズ召喚しかできないのが玉に瑕。
・幻影騎士団ステンドグリーブ
スモールワールドでブーツやローブを消費するのがもったいなく感じたため採用した三枚目の幻影騎士団。
バルディッシュでブリガンダインをセットし、落としたローブでこいつをサーチすればバルディッシュ=ランク4の図式ができるので優秀。
ファントムフォース同様、素引き等でサーチ先がなくなっている時の候補として使う。
彩雛への仲介→ダンディ(戦士のレベル4)、覇王門零(闇)
虎への仲介→うらら、わらし(レベル3)、黄鼬(闇の獣戦士)
★戦士族関連
・終末の騎士
言わずと知れた闇属性の汎用墓地肥やしマン。
従来は召喚権を食うため抜けることもあったが、今回はP寄りだし60構築なのでのびのび使える。
彩雛への仲介→シラユキ(レベル4)、覇王門零(闇)
虎への仲介→シラユキ(レベル4の光)
・ダーク・グレファー
増援の択。手札の闇を捨てなければデッキから墓地送りにできないが、逆に言うと手札の闇属性を必ず捨てられるのが魅力。
彩雛への仲介→シラユキ、レガトゥス(レベル4)、覇王門零(闇)
虎への仲介→シラユキ(レベル4の光)
・SPYRAL-ダンディ
増援の択、だけでなくスモワの優秀な仲介役。闇じゃないレベル4戦士なのでこいつを一枚入れるだけでスモワでほとんどのレベル4がサーチできる。
地属性なので増Gに対応しているのが良い。
特殊召喚効果はできたらいいねくらいです。
彩雛への仲介→シラユキ(レベル4)、ダスティローブ、ステンドグリーブ(戦士の闇)
虎への仲介→シラユキ(レベル4の光)、黄鼬、翠鳥(レベル4の獣戦士)、ダスティローブ、ステンドグリーブ(戦士のレベル3)、わらし(地のレベル3)
・増援
上記三枚を使い分ける、場合によっては幻影騎士団をサーチするのもあり。
★汎用妨害カード
・灰流うらら
手札誘発の代表格、これがないとデッキじゃない。
増Gが重いのでフル投入。
他の手札誘発にも言えることだが、今回は軌跡の魔術師を採用したことによりこの辺の手札誘発が展開パーツになったことがかなり大きい。
彩雛への仲介→幻影騎士団三種(レベル3の闇)、覇王門零(攻撃0)
虎への仲介→幻影騎士団三種(レベル3)
・増殖するG
後攻の重さを軽減してくれるこれまた基本カード。マスターデュエルならシングル戦なので特に大事。
スモワとの相性は絶望的、ぼっち。
彩雛への仲介→ダンディ(地のレベル4)
虎への仲介→わらし(地のレベル3)
・屋敷わらし
スモワで増Gに虎を紹介するために入ったカード。
それでなくとも苦手な墓地除外カードに一矢報いれたり、相手のGつっぱに対してのうらら以外の誘発になるためスモワ抜きでも入っていたような気もする。
彩雛への仲介→幻影騎士団三種(レベル3の闇)、ダンディ(地のレベル3)、覇王門零(攻撃0の闇)
虎への仲介→幻影騎士団三種(レベル3)
・墓穴の指名者
うららとGを止めるために当然採用。
・抹殺の指名者
墓穴同様誘発を止めるのと、墓穴の指名者も指名できるのが魅力。
・ハーピィの羽箒
メインデッキで魔法罠を触れるカードがダンディしかいないため採用。モンスターに触れるのは霧剣とシラユキがいる。
最終盤面で魔法罠による妨害もするため、抹殺の指名者で羽箒宣言できるのも良し。
★エクストラ
・RR-フォース・ストリクス
素材を取り除いてレベル4の闇鳥をサーチする。
ランク4からワイズストリクスに繋ぐための中継、黄鼬やレイダーズウィングを除外しないのも大事。
ワイズストリクスを出す用とRUMセット効果の起動用に二枚必要なので二積み。
・RR-ワイズ・ストリクス
このデッキの中核。場に出た場合にレベル4闇鳥=ゼピュロスを場に出し、他のRRエクシーズが効果を発動するとRUMをセットする。
こいつの起動用に単純にレベル4が三体必要なので普通のランク4デッキなら荷が重いが、月光なら問題ない。
かなりのパワーカード。
・幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ
ワイズストリクスから出すリンク3筆頭候補。
幻影騎士団を落としてファントム魔法罠を持ってくることで妨害を増やしまくる。
貴重ななんでも除去効果を持っているので大事に使うこと。
・サイバー・ドラゴン・インフィニティ
ソウルシェイブフォースで出すRR月光の最終兵器。
なんでも無効ができるので出せるときは早めに出して圧をかけよう。
場のモンスターを自身の素材にする効果は、時には自分のモンスターにも使って隙を見せないようにすると良し。
・RR-レボリューション・ファルコン・エアレイド
ファントムフォースで出す候補。単純除去は強力。
地味に自身の召喚条件でも場に出せるのでファントムフォースの誓約を回避できるのが魅力。
・軌跡の魔術師
今回の目玉。Pモンスターをなんでもサーチできる。
Pモンスターを含むという召喚条件が使いやすく、ダークヴルム+何かで虎がサーチできるのは革命。
更に自身が闇でダークヴルムも闇なので、キュリオスに繋げやすいのも強い。
効果発動後の誓約が重すぎるため、相手がこちらのP召喚を妨害してきそうな局面では使わないようにしよう。
地味に除去効果をもっているが、P召喚できる=妨害がないになるはずなのでほとんど後始末用。
・ライトロード・ドミニオン・キュリオス
軌跡の魔術師同様今回の目玉、なんでも墓地落とし。
前々からマークしていたカードはあったが、今回出しやすいギミックを取り入れたことでめでたく採用に。
軌跡スタートでなくとも月光、RR、幻影の三種族で出し、シラユキを落とすだけでも強力。
三枚墓地肥やしはほとんどデメリット効果でしかないので注意。なあんで強制効果にしちゃったんですかねえ??
・召命の神弓ーアポロウーサ
キュリオスが使用後に棒立ちになるのが嫌だったので採用した汎用リンク4。
勝ちに行く時にニビルに屈したりしないように、出せるときは早めに積極的に出しましょう。
軌跡の魔術師の登場でワイズストリクス前に出ることもしばしば、ほんと革命的だ…。
ただしライフがモリモリ減るデッキなので、低打点を晒すのだけは注意。
・クロノダイバー・リダン
幻影RR月光ではお馴染みのイケメン。
素材を効果扱いで取り除き、取り除いた種類によって効果が変わる。罠を素材にした時の選んでデッキバウンスは極めて強力なので、なるべくブリガンダインを素材に出したい。
闇属性なのでレイダーズウィングの恩恵も受けられ、ファントムフォースの種にもなり、翠鳥や黄鼬の効果も起動できるためほぼ確定。
・アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン
闇のランク4デッキに許された最強フィニッシャー。
場の全てのモンスターの攻撃力を吸収してライフをゴッソリ持っていきます。
ファントムフォースで出せるのと、レイダーズナイトの効果で出します。
レイダーズウィングを素材にすれば対象耐性破壊耐性持ちの3000になります、普通に強い。
・レイダーズ・ナイト
アークリベリオン降臨用の下敷き。
RRとして扱う効果を持っているので、ワイズストリクスのRUMセット効果を起動できるのは覚えておいて損はない。
闇×2のためシラユキ等では出せないので注意。
・天霆號アーゼウス
エクシーズデッキの最強カード…なのだが、今回の構築だと戦闘を安心して行えるエクシーズモンスターが少ないため悩ましい枠。
月光虎との相性も悪いためかなり悩ましいが、抜くと必要な場面でモヤモヤするため採用。
主に竜巻竜やリダンに重ねる。
・竜巻竜
サイクロンマン。最終盤面でランク4一体分余ったらとりあえず出す。
このデッキではかなり貴重な二手で相手の盤面に触れるカード、とにかくエクストラの枠が足りなすぎる。
ガン伏せ系のデッキにとりあえず出してアーゼウスをちらつかせる動きが強い。
・暗影の闇霊使いダルク
このデッキのエクストラで最も悩ましい枠。
リンク数を伸ばせる闇のリンク2なのでバルディッシュと相性が良く、軌跡の魔術師と違い通常モンスターやトークンを素材にできるのが魅力。
キュリオスを出すためにモンスター二体を強引に魔法使いに変えるのも良し。
貴重な一枠を使ってまでやることか?と聞かれると微妙だが、抜いたときの残りのリンクモンスター達が不安定過ぎたため、小回りをきかせるために採用。
●採用候補カード
・竜の霊廟
渓谷との択、手札コストなしで使えるのがかなり魅力的だが、ダークヴルム以外の候補が本当にいないため不採用。
ダークヴルム以外の墓地効果を持つドラゴン。
レベル4を対象に効果を使うとレベル3になって出てくるため噛み合わない。
ライフコストも重く、軌跡の魔術師、ゼピュロス、ソウルシェイブとライフがかなり減るデッキのため、さすがにこれ以上は落とせない。
・BF-黒槍のブラスト
絶神鳥シムルグと選択。
こちらは守備が800なのでスモワで月光虎を呼べる。
・禁じられた一滴
後攻を強くできるカード。
今回は展開に全振りしており、モンスターの回答なしによる詰み防止は霧剣とシラユキがいるためそこまで意識しなくても良い。
でも魔法罠の回答はないため羽箒はいる。
・召喚僧サモンプリースト
ダークヴルムだろうが彩雛だろうが持ってこれるおじいちゃん。
強いが、これまた手札をコストにしてしまうのが重く、誘発の格好の的になってしまい、止められると大体止まるため不採用。
・闇の誘惑
枠があったら入れたい、枠がないため不採用。
芝刈りと入れ換えてもいいかも。
・金満で謙虚な壺
エクストラリソースが本当に大事なため不採用。
・アルティメット・ファルコン
ファントムフォースの択。
最強カードであることには間違いないのだが、妨害にはならないため不採用。
最終盤面で低打点のアポロウーサを晒すことが多いため、除去のエアレイドを優先。
・アクセスコードトーカー
汎用除去&フィニッシャー。
リンクに寄せており、リンク3のキュリオスを採用しているため有力候補だが枠の都合で不採用。
フィニッシャーはアークリベリオンがおり、リンク4を出すならアポロウーサを出してから基本展開をしてキルを取りに行く動きの方がいい。
スキルドレインを割れるという個性も、今回はシラユキのフリチェ効果を使えば賄えるため薄くなる。
・デュガレス
手札交換効果は優秀だが、事故率が軽減されたのとP召喚を組み込んだことにより手札を捨てる価値も薄くなったため不採用。
・ソウコ
獣戦士が二体並ばないため不採用。
・ヴェルズナイトメア、深淵、バグースカ
ランク4妨害三銃士。
本当はどれか一体だけでも採用したかったが、枠の都合で不採用。
リダンと竜巻竜でアーゼウスとの繋がりを強くしたかった。
深淵が闇だったり、バグースカが味方を巻き込まなかったり、ナイトメアの攻撃が高ければまた変わったかもしれない。
●展開例
必要状況:墓地に月光彩雛、手札に月光虎
※召喚権は使っている想定です。
虎発動、効果で彩雛特殊召喚、コストで黄鼬落とし
墓地の黄鼬効果発動、効果で虎を戻して自身特殊召喚
彩雛と黄鼬でフォースストリクスX召喚、効果でシンギングレイニアスサーチして特殊召喚
フォースストリクスとシンギングレイニアスでワイズストリクスをリンク召喚、効果でゼピュロス特殊召喚
再度虎発動、効果で彩雛特殊召喚、コストで適当に月光落とし
ゼピュロスと彩雛で二体目のフォースストリクス、効果でレイダーズウィングサーチ
ワイズストリクス効果発動、ソウルシェイブフォースセット
ソウルシェイブ発動、墓地のフォースストリクスを特殊召喚し、サイバードラゴンインフィニティにランクアップ
手札のレイダーズウィング効果発動、フォースストリクスの素材を取り除き自身特殊召喚
フォースストリクスとワイズストリクスでラスティバルディッシュをリンク召喚、効果でダスティローブを落としてブリガンダインをセット
墓地のダスティローブを除外し、サイレントブーツをサーチして特殊召喚
墓地のゼピュロスで虎戻して効果発動、自身特殊召喚
再度虎発動、効果で彩雛特殊召喚、コストで適当に月光落とし
ゼピュロス、彩雛、サイレントブーツでライトロードドミニオンキュリオスをリンク召喚、効果でシラユキ落とし
キュリオス強制効果、三枚墓地肥やし
ブリガンダインチェーン発動(墓地に罠が落ちる前に)
ブリガンダインとレイダーズウィングでクロノダイバーリダンをX召喚
墓地のサイレントブーツを除外し、幻影霧剣をサーチ(キュリオスで落ちてしまった場合はファントムフォースサーチ)
墓地のシラユキ効果発動、七枚除外して自身特殊召喚
シラユキとキュリオスでアポロウーサ
最終盤面:
インフィニティ、罠&レイダーズウィング持ちリダン、二素材アポロウーサ、霧剣(ファントムフォース)、墓地にシラユキ、バルディッシュ、Pに虎
妨害プラン:
①インフィニティのなんでも無効にして破壊
②リダンのフリチェで選んでデッキバウンス(対象耐性)
③アポロウーサの二度のモンスター効果無効
④シラユキの裏守備(実質フリチェ)
⑤霧剣でモンスター効果無効&攻撃無効
⑤'ファントムフォースでリダンをエアレイドにランクアップしてモンスター破壊
雛虎スタートならモンスターが一体分増えるので、シラユキを温存しつつキュリオスをアポロウーサにできます。
シラユキとファントム魔法罠による妨害プランがあるため、一滴にも強いです。
弱点としては攻撃力が低くなったアポロウーサに大火力をぶつけられると、ソウルシェイブでライフが半分になっているのでワンパンKOされてしまう恐れがあることです。
加えてもう一つ大事な展開例を紹介します。
必要状況:墓地にダークヴルム、手札にカーテンライザー
墓地のダークヴルム特殊召喚、効果で覇王門零サーチ
カーテンライザー通常召喚
カーテンライザーとダークヴルムで軌跡の魔術師をリンク召喚、効果で月光虎サーチ
月光虎と覇王門零を発動し、カーテンライザーとダークヴルムをP召喚
カーテンライザー、ダークヴルム、軌跡の魔術師でキュリオスリンク召喚、効果で彩雛落とし
キュリオス強制効果で三枚墓地肥やし
結果:キュリオス、墓地に彩雛、Pに虎と零
以降は先ほど紹介した展開に繋がります。
先ほどと違いキュリオスを使ってしまっているため、最後に竜巻竜を出しましょう。
カーテンライザーではなく効果モンスターと闇属性モンスターでも代用可能です、とにかくダークヴルムが大事。
更にモンスターが一体供給できればワイズストリクス展開前にアポロウーサを出しておくことも可能です。
●回す上で覚えておくべきこと
☆デッキリソースの管理
まず常に頭に入れておくべきことは、闇鳥、RUM、幻影騎士団、ファントム魔法罠の残数です。
それぞれ闇鳥が五枚、RUMは二種、幻影騎士団は三種、ファントム魔法罠は三種入っております。
雛虎だけから動く想定だと闇鳥はシンギング、ゼピュロス、レイダーズウィング
RUMはソウルシェイブ
幻影騎士団はダスティローブとサイレントブーツ
ファントムはブリガンダインと霧剣を使います。
二枚目のゼピュロスと絶神鳥、ファントムフォースとステンドグリーブは予備という扱いになっており、それぞれを素引きできているときやキュリオスや芝刈りで落ちてしまっている時の択となり、上振れたり下振れたりします。
デッキの中にこれらのリソースがどれだけ残っているかを常に考えながら戦うのはこのデッキを回す上で一番重要なポイントです。
☆ダークヴルム→軌跡の魔術師→キュリオスの動きがとにかく強い
雛虎を持てていようがいまいが、ダークヴルムから入れる場合はとりあえず軌跡の魔術師を出しておけってレベルで強いです。(先攻の場合に限る)
こういう、ワイズストリクスの基本展開前にアポロウーサを出しながら雛虎アクセスができるギミックが昔から欲しかったのですが、ようやく形になったという感じです。
妨害もかなりの確率で踏めますし、温存されてもアポロウーサにするのでRR月光の動きを守ることができます。
☆先攻の最終盤面の選択は臨機応変に
インフィニティ+霧剣辺りまでは確定なのですが、バルディッシュ後のキュリオス→アポロウーサや、リダン、竜巻竜、ファントムフォース辺りの選択は臨機応変にいきましょう。
例えば展開途中でブリガンダインを使っている場合は、リダンに罠を持たせることができなくなるので、翠鳥を素材にして自分のターンにリダンを除外して翠鳥を起動して一枚リカバリー、帰還したリダンをファントムフォースの種にするといった感じですね。
☆ライフを取りに行くときのプラン
このデッキの弱みとして、ライフを取りに行くためにかなりデッキを回さなければならないというものがあります。
虎で蘇生したモンスターは攻撃ができないため、殴りに行くときは必然的にEXモンスターに頼ることになります。
そこで大事になるのがゼピュロスと絶神鳥です。殴りに行ける下級モンスターはこのデッキではかなり貴重で、合わせると3400ダメージになるためバカにできません。
後攻以降で展開途中にエクシーズやリンク召喚する際はなるべくこの二体は使わずに温存しておくとライフを取りに行きやすくなると思います。
●まとめ
久方ぶりのデッキ紹介でしたが、これで終わりです。
今回の構築は、ここ最近では一番しっくり来ており、下手すりゃアザトート禁止後で一番まとまっていると言っても過言ではないと思います。
まず雛虎の明確な供給プランが得られたこと、更にこれまでまったく使ってこなかったP召喚を組み込めるようになったこと、そしてワイズストリクス前に無理なくアポロウーサを出せるようになったこと。
スモールワールド周りにしても、仲介役にただシラユキを採用しているだけではなく、上振れたときにはキュリオスを使ってシラユキを妨害プランにしてあげられるのもデカいと思います。そしてそのキュリオスも出張パーツの枠に収まっているので、自然とEXデッキに溶け込んでいるという有り様。
ほんとにこれまで「あと一歩足りない」と思っていたことがすべて嚙み合った良構築と思いますので、是非軌跡の魔術師出張セットをお試しください。
それでは失礼いたします、さようなら!!
【遊戯王】Q.月光に軌跡の魔術師ってどうなの?A.最強です『念願の一枚初動!?』【マスターデュエル】
みなさまひじょ~~~にお久しぶりでございます。
さて、マスターデュエルがめでたいことに一周年を迎えましたが皆様いかがお過ごしでしたでしょうか?
僕はここ一年ほどほとんど遊戯王に触れずに生活して参りました本当に申し訳ない!!
なんだかんだあって帰巣本能なのかなんなのか、一周年ということもあり久しぶりにマスターデュエルを起動しまして…
「どーれムーンライトで使えるカード何か増えてるかな~?」 なんて軽い気持ちで覗いてみましたらね?
……何もないんですよ なんっにも!おもちゃも新規も増えてない!! 僕は絶望しました。
OCGの方ではどうやらプトレマイオスが解禁されたようで、ワイズストリクスなしでサイバードラゴンインフィニティが立てられるようになって面白いことになっているようですね。
それからスプリガンズとセリオンズキングレギュラスを出張させてランク4=なんでも無効の布陣がついに取れるようになったとも聞きます。
ですがマスターデュエルに関してはそれらはまだまだ未登場で、相変わらず初動の月光彩雛と月光虎を引けるかどうかのお祈りという印象を受けました、最終盤面に変化を与えそうなやつもほとんど増えていません。
そんな中、「これならワンチャンいけるか…?いや普通に強そうだな!?」と思ったギミックを紹介します。
今回の主役は、登場時期に対して紹介がかなり遅れてしまいましたが『軌跡の魔術師(ビヨンドザペンデュラム)』です!

●軌跡の魔術師の効果考察
登場した時にライフコストと引き換えにPモンスターをなんでもサーチ…した代償に、そのターンP召喚できない限り何もできなくなるというデメリットを持ちます。
P召喚したモンスターのレベルがバラけていると場のカードを破壊できる効果を持ちますが、展開に関する効果ではないため今回は省略します。
使用する上での注意と言えば、EXモンスターゾーンでなければ効果を発動できない点と、サーチ後に妨害されると誓約で沈没してしまう点ですね。
後攻で伏せがある時等は使いにくそうです。
月光デッキで注目したいのは当然①のPモンスターなんでもサーチの効果ですね、デッキのメインエンジンとなる月光虎をサーチできます。
「なんでそんなに月光虎がサーチしたいの?」という声も多そうなので、まずはエクシーズ月光についておさらいしておきましょう。
●エクシーズ月光って?
月光と言えば融合テーマなのですが、テーマ内のレベル4モンスターの展開力の高さから 「ランク4デッキとして組んだ方が強いんじゃね?」ということで派生したのがエクシーズ月光です。
展開の肝となるのは墓地肥やしが行える月光彩雛、墓地から月光の蘇生が行える月光虎、虎を再利用しつつ墓地から自己蘇生が行える月光黄鼬の三枚ですね。



墓地に彩雛、手札に虎がある状態から
虎で彩雛蘇生
↓
彩雛で黄鼬落とし
↓
黄鼬で虎回収して自己蘇生
↓
虎再度発動
という動きをすることでレベル4モンスターが三体分供給できます。
(蘇生対象の数に限りがあるため三体エクシーズは苦手)
そこで最初の二体でRR-フォースストリクスを出して特殊召喚できるレベル4闇鳥をサーチし、二体でRR-ワイズストリクスをリンク召喚し、黄鼬同様虎を使い回せるBF-精鋭のゼピュロスにアクセスして爆発的なアドバンテージを稼ぐという戦略が考案されました。



(それが約五年前の話です…五年間、このデッキはやることが変わっていないんです…なんで?)
つまりですね?月光彩雛と月光虎さえ用意できれば爆アド、なんでもできる。
どちらかが欠如してると三流以下のへなちょこデッキになる…そんなレベルです。
●月光での軌跡の魔術師の使い方
月光で軌跡の魔術師を使うとしたら、大きく分けて二つの使い方があると思います。
①P型に寄せてアストログラフマジシャンのような強力なPモンスターをサーチするギミックとして使う
②虎サーチ用
この二つが主な使い方だと思います。
まずは前者ですが、この運用をするにはかなりの課題がありました。
それは 『月光ではPモンスターが場に出しにくいこと』 です。
「彩雛で虎落として虎で虎蘇生すればええやん?」
…希望の魔術師が月光新規だぁ!と騒いでいたころの自分ならそう言っていたと思います。
ですがあれから月光は変わりました、黄鼬やワイズストリクスの登場で妨害を貫通するのは当たり前。
「通れば強い」動きを通るのが当たり前として紹介するのはテーマ研究者としては下の下です…。
虎で虎を出す動き、最短で軌跡の魔術師が出せて申し分ないのですが、黄鼬にアクセスできていないため妨害貫通力が著しく欠けているのです…。
だからといって黄鼬を落としてからだと今度は虎を墓地へ落とすタイミングがなく、結果Pモンスターが場に出ない→軌跡の魔術師出ないになります。
故にこちらでの運用は諦めました、無理矢理強いカードを使うのは常に無理がつきものです。
純粋に虎へのアクセス手段として考えると、普通に優秀です。
場に出しやすいPモンスターを採用すればそれが虎になって帰ってくるわけですから、非常に使いやすい。
問題はP召喚できなければ誓約がつくことですね。
後から虎を持ってくるため、下スケールを持ってきつつ場に出せるPモンスターが望ましいです。

そりゃあもうこいつしかいねえな??
●軌跡の魔術師&覇王出張ギミック
というわけで、皆さんご存知ダークヴルム出張ギミックについて考察していきます。
まずはこいつを落とす手段、霊廟か渓谷の二択ですが、圧倒的に渓谷だと思います。
理由は手札を捨てられるからです。
月光は月光香やセレナードダンスといった単体で引くとどうしようもない、墓地効果が本体のカードが多数あるため、それと同時に引けると強い竜の渓谷に軍配が上がると思います。
またドラグニティレガトゥスというダークヴルム以外のレベル4の択がちゃんとあるのも霊廟にはない利点ですね。
(墓地から出せるレベル4ドラゴン増えろ)
…ですが手札コストを使いすぎて手札が枯渇してしまうのも難点、ぶっちゃけ一長一短と言っていいです(手のひらクルクル)
では具体的な動きの紹介となります。
墓地にダークヴルム、手札に彩雛がある状態から
ダークヴルム特殊召喚&効果で覇王門零サーチ
↓
彩雛召喚、コストで黄鼬落とし
↓
ダークヴルムと彩雛で軌跡の魔術師、効果で虎サーチ
↓
零と虎を発動してダークヴルムP召喚
結果… 軌跡の魔術師、ダークヴルム、虎、墓地に彩雛
…となりますので、ここからいつもの雛虎展開に入れます。
(マスターデュエルの場合は時間制限こそが真の敵です)
ですがね?虎一枚サーチするだけでここまで大がかりな仕掛けをする必要があるでしょうか?
…驚くのはまだ早い!!
では逆にですよ?虎が持ててて、他の月光がいない時、でも墓地にダークヴルムはいるとしましょう。
必要札:
虎、通常召喚できる効果モンスター、墓地にダークヴルム
ダークヴルム特殊召喚&効果で覇王門零サーチ
↓
効果モンスター召喚
↓
ダークヴルムと効果モンスターで軌跡の魔術師、効果で魔界劇団カーテンライザーサーチ(闇のPならなんでも可)
↓
零と虎を発動してダークヴルム&カーテンライザーをP召喚
… 軌跡の魔術師は闇魔法使い、ダークヴルムは闇ドラゴン、カーテンライザーは闇悪魔…
種族の異なる同じ属性の三体が並ぶということは?

キュリオスが出せるんですねえ!!
つまりですね、虎を持てている場合は彩雛にもアクセス可能です!!
(ほんと無駄な三枚墓地肥やしさえなければ全て丸く収まるんだけど。これでRUMとかの展開パーツが落ちたらどうしてくれるんじゃボケ)
というかもっと言ってしまうとですね…?
必要札:
ドラゴン・魔法使い以外の闇モンスター、通常召喚できる効果モンスター、墓地にダークヴルム
ダークヴルム特殊召喚&効果で覇王門零サーチ
↓
効果モンスター召喚
↓
ダークヴルムと効果モンスターで軌跡の魔術師、効果で虎サーチ
↓
零と虎を発動してダークヴルム&闇属性をP召喚
↓
軌跡の魔術師、ダークヴルム、闇属性でキュリオス、効果で彩雛落とし
結果…
キュリオス、Pに虎&零、墓地に彩雛
は?
実質一枚初動やん…!!
というわけで、この出張ギミックを使うと 墓地にダークヴルム+種族の被らない闇属性(ゼピュロス等)+効果モンスター(増G等でもOK)
これらの条件が揃えば何もない所からでも強引に彩雛と虎にアクセスできます。
この条件の許さ、ブルホーン級とまではいきませんが、雛虎が引けていない下振れ時の動きとしては上々以上だと思います。
●まとめ
さて久しぶりの投稿となってしまいました。
こんな風にどや顔で紹介しておりますが、奇跡の魔術師が登場してから半年以上の月日が経っているため、既出でしたら申し訳ありません。
今回の軌跡の魔術師・キュリオス・ダークヴルムの出張はとても強そうに見えますが、実戦で使うとなるとエクストラの枠を二つ、そしてメインの枠もかなり要する点や、キュリオスの三枚肥やしを使用者がどう受け止めるか…。
そしてキュリオスが出るまでで時間がかかりすぎて、そこから更に長い雛虎展開に入るためマスターデュエルの場合は時間制限内でどう動くか。
…などなど、課題となる点はとても多いと思います。
ですがメインエンジンである月光彩雛と月光虎のどちらにもアクセスできるギミックということで、ここ五年で増えたギミックの中ではかなり上位の強化と僕は思います。
皆さんもよろしければこの出張ギミックを使ったエクシーズ月光の構築を考えてみてください。
それでは!!!!!
【デッキ紹介】レアリティフェス対応!『R・N限定月光』【遊戯王マスターデュエル】
みなさまこんにちは
マスターデュエルが楽しすぎてずっとやってしまっている、てんぞーです。
さてさて今回はかなり見所まみれですよ!!
というのもですね、遊戯王マスターデュエルには『フェスルール』なる特殊なリミットレギュレーションがございまして…
前回はエクシーズフェスといって、エクストラデッキにエクシーズモンスター以外を採用できず、特定の特殊召喚メタカードが使用不可というルールでした。
今回はというと…??
SRURのカードが使用不可!!!
…リアルカードしかやっていない方はなんのこっちゃという感じですが、マスターデュエルはマスターデュエルで、現実とは異なるレアリティが設定されており、灰流うららやブラックマジシャンはUR、月の書や激流葬はRといった具合で、そのカード単体の強さ、テーマ内の重要度等でレアリティが異なるわけです。
その、マスターデュエル内でレアとノーマルに設定されているカードのみでデッキを組むというルールのフェスが、今週から始まるのです…!
てことで、今回はこのレギュレーションで使える月光の構築を紹介したいと思います!!
先に言っておくと、このレギュレーション、非常に奥が深かったです…!
てことで、いろいろ語る前にまずは構築から…
レアとノーマルで月光を組むとは、こういうことだ!!!

さてさて、まずは普段月光に入っているカードで、使えないカードから紹介していきましょうか
●レア・ノーマルルールで使用できない月光カード
・月光虎
・月光融合
・月光舞豹姫
・月光舞獅子姫
・月光舞剣虎姫
…上記五枚です。
融合デッキなのに専用融合と融合モンスターがほとんど使用禁止です。
ですがこれは全く問題ありません、何故か?
答えは一つ、月光融合が弱いからです。
月光はこの月光融合よりは普通の融合を使った方が回ります、これはガチです。
融合体に関しても、唯一使える月光舞猫姫一体いればとりあえずどうにかなります。
…問題は月光虎です。
これは大問題です、月光の核でありエンジンが使用禁止です。
これがなければ月光は力を半分も引き出せないと言っても過言ではありません。
………ですがね?
実際組んでみるとですね??
月光虎いなくても割とどうにかなる!!!!!
という結論に至りました。
…自分でも大変驚きました、ですが考えてみると当然です。
このルール、テーマの力を引き出しきれないのは自分も相手も同じ…
月光は虎以外にも強いカードやギミックがたくさんあるため、そっちを軸にすることで抜けた穴を補いつつ、満足に動けない相手を倒す力は十分に用意されているのです!!
●月光によく入っている使えないカード
・炎舞天キ
・おろかな副葬
・BF-精鋭のゼピュロス
・RR-フォースストリクス
・スターヴヴェノムフュージョンドラゴン
・捕食植物ドラゴスタぺリア
・その他もろもろの汎用ランク4、汎用リンク
はい、サーチカードがほとんど機能していません、なので常に事故と隣り合わせの戦いになります。
ゼピュロスとフォースストリクスの出張ギミックも使えません、というかそもそもゼピュロスで戻したい月光虎が禁止です。
キャットダンサー以外の月光から出せる融合はと調べてみましたが、スターヴヴェノムを始め見事に全て禁止でした…
そして月光と言えばランク4との声も多いとは思いますが、カステルやソウコ、バグースカ等は当然使用できません。
なので低いレアリティの中からカードに価値を見出だして採用していくしかないのです…!!
●このデッキの強いところ
さて、このレギュレーションでの月光デッキの考察、非常に興味深く有意義なものでした。
昨今のカードパワーのインフレ、デュエルの高速化、展開に全振りした構築からは決して見出だせないような、月光というテーマの奥に潜んでいた魅力や強みが次々と湧いて出てきたのです。
・舞猫姫がとにかく硬い
月光舞猫姫は戦闘破壊耐性を持っています!!
…で?と思うかもしれません、ですがこれが本当に強いのです!!
何度も言いますが、汎用的なカードを使えないのは自分も相手も同じです。
この限られた環境において、2400/2000の戦闘破壊耐性は本当に頼りになり、罠カードでしっかり守ってあげれば相手を詰ませることも可能です。
・蒼猫も硬い
月光の看板カードとも言える月光蒼猫…この子もとにかく硬いです。
破壊されるとデッキから月光を特殊召喚できるのですが、同名を出せて効果にターン1がついていないので、最後に出すモンスターを合わせれば合計で四体分の壁になります。
しかも破壊されれば効果は発動するので、奈落の落とし穴等に落ちてもしっかり効果は使えます。
翠鳥と合わせて盤面にちらつかせておけば激流葬の被害を抑えることも可能なので、是非三枚入れておきましょう!
・永久機関月光白兎
みなさん、月光白兎というカード、ご存知ですか?
普通の月光には滅多に採用されないカードなのですが、こいつ、相当やべえです……
効果は二つ
通常召喚成功時に墓地から月光を出す効果
場の月光の数まで相手の魔法罠を手札に戻す効果
まず一つ目、墓地に月光がいれば単純に一枚が二枚になります、強い。
これで彩雛を出して黄鼬を落とせば、白兎を手札に戻しつつランク4が一体出ます!
それを次のターンにもその次のターンにも行える…
え、強すぎじゃね……?
二つ目、魔法罠を戻す効果、これが本当に強いです。
このルール、ツインツイスターもハーピィの羽箒も使えないため、使用できる魔法罠破壊カードはサイクロンだけになります。
トロイメアフェニックス等の汎用EXも使えないため、汎用的な妨害罠や速攻魔法、耐性を付与するフィールドや永続、装備魔法が猛威を振るう環境になっているわけですね。
それをテーマ内のカードで対策できるのは本当に偉いです、このカードでしっかりクリアリングをし、無防備になったモンスター達を倒して盤面を捲っていくのが基本戦術になります。
・月光狼&彩雛のコンボ
墓地除外融合を持つ月光狼、これだけでキャットダンサーが一体ポンと出ます、強い。
ですがその真価を発揮するのは月光彩雛を除外した場合です!
彩雛が除外されたターンのバトルフェイズに相手は効果を発動できなくなるので、このデッキでいう蒼猫のようなリクルーターや、「戦闘する場合○○」というモンスターの効果を無力化して一方的に殴り続けることができます。
・バージェストマディノミスクスとの親和性
このルールにおいて、非常に強力な汎用罠であるディノミスクス…
手札コスト(厳密には効果)を用意することで表側のカードをなんでも一枚除外でき、罠を発動すると墓地からレベル2モンスターとなって蘇るという、このルールで使える汎用カードの中では頭一つ二つ抜きん出ているカードです。
ですがこのルールにおいて手札コスト一枚はけっこう重く、強いからと使いすぎると自らの首を絞める結果を招きます。
…月光はというとですね、実はこのカードとめちゃくちゃ相性が良いんですよ。
月光には融合テーマ特有の、「効果で墓地へ送られた場合○○」系の効果を持つモンスターが多く存在し、月光香や小夜曲舞踏といった墓地効果が強力な魔法罠もあるため、効果扱いの手札コストはむしろウェルカムと言えます。
加えてバージェストマのレベルは2なので、白兎や黒羊と合わせてランク2ギミックも採用できるという…
もはや三枚ぶちこんでディノミスクスを使うこと前提の構築を考えた方がいいレベルです。
●デッキ内容
・月光蒼猫
このデッキの核と言っていい存在です。
前述の壁としての運用に加え、月光モンスターの攻撃力を倍にする効果を持つのでフィニッシャーとしても使えます。
下振れ時や相手がガン伏せしている時は無理に展開せずに蒼猫ビートするだけでもけっこう戦えます。
・月光彩雛
展開始動の要となるカードです。
前述の狼とのコンボも強力ですが、墓地を肥やす効果がまあ強いです。
黄鼬や紫蝶を落として動きやすい環境を早めに作っていきましょう。
・月光黒羊
雑に強いカードです。
手札から捨てることで融合サーチか月光サルベージを選べます。
融合素材になることでも墓地かEXデッキから月光回収できます。
彩雛同様、蘇生対象を用意することで月光香が使いやすくなるので三枚です。
・月光白兎
前述の通り、このデッキの最強カードです。
アドも稼ぐわ相手の魔法罠を根こそぎ無力化するわでやりたい放題できます。
黒羊と合わせることで即座にランク2を作れます。
・月光黄鼬
虎とのコンボが強力ですが、あちらが禁止なのでそれほど強くない…なんてことは決してなく、白兎を毎ターン使い回すことができます。
苦しいときは月光狼を戻して出しても、毎ターン供給できるレベル4になるためお得です。
一枚墓地にいればいいので二枚。
・月光翠鳥
貴重なデッキ回転カードです。場に出た時に手札交換、効果で墓地へ送られると除外か墓地から月光を一体出せます。
とにかくこいつ使って融合やディノミスクス、相手の激流葬等のディスアドをどれだけ防げるかが勝利の鍵です。
・月光紫蝶
彩雛+レベル4月光からランク4を出せるようにするためのカードです。
低速環境なことや、攻撃力を1000上げる効果も戦闘がが大事なこのルールでは強いので二枚にしても良いかと。
とりあえず一枚は必須です。
・月光狼
墓地のカードを除外して融合できるカードです。
出てくるモンスターはキャットダンサーだけですが、それでもこのカード一枚から毎ターン出ると考えると破格です。
効果の仕様上序盤は腐るので二枚。
・未界域のモスマン
特殊召喚しやすいレベル4で、手札を効果扱いで墓地へ送れるカードです。
サーチもドローもほとんどできないルールなため、デッキ回転カードは少しでも多い方が良いです。
・未界域のサンダーバード
モスマン同様、出張枠です。
手札から捨てられると魔法罠を破壊できるので、後攻を取るなら増量してもいいかもしれません。
というかこのルールにおいて2800打点がこんなにあっさり出てくるのはもはやチートの域です、強すぎる。
・魔界劇団カーテンライザー
隠し味的に入れてるカードです、特殊召喚可能なレベル4なのと、上スケールににもなります。
引けば狼と合わせてP召喚も視野に入れられるので一枚だけ採用。
・月光香
何故か使うことを許されている最強カードです。
蘇生とサーチができる魔法カードで、どちらもターン1が書かれていません。
とりあえず三枚入れとけ。
・融合
キャットダンサーを出すのに使います。
・置換融合
黒羊を墓地へ送りたいのに融合を素引きしてるという状態を回避するため、まず融合は二枚欲しい…
ですが素の融合はぶっちゃけあまり強くない動きのため、墓地効果でドローができるこちらに散らしました。
雑にコストにしてもいい融合という認識でOKです。
・サイクロン
汎用罠が強いルールにも関わらず、伏せ除去カードがほとんど使えないため三枚必須です。
月光香や小夜曲を自分で破壊して展開するのも覚えておくと命を救われます。
・月光小夜曲舞踏
墓地効果でデッキから月光を特殊召喚できます。
なのでキャットダンサーの攻撃力を蒼猫で倍にするときに便利です。
永続罠としての効果もこのルールなら使用機会が多々あり、これで相手の場に出したトークンをキャットダンサーでタコ殴りにして勝てた試合もありました。
・月光輪廻舞踏
低速環境だからこそ強くなる最強のサーチカードです。
自分のモンスターが破壊されると月光を二枚も手札に加えられます。
黄鼬でサーチ可能なので小夜曲との択にもなるので一枚ずつ。
・バージェストマディノミスクス
恐らくこのルールにおいてもっとも強力で最も警戒しなくてはならないカードになると思います。
詳しくは前述していますが、妨害の要です。
・迷い風
墓地にあるときに相手が展開すると再びセットされる汎用罠です。
ディノミスクスとの相性も良く、攻撃力を下げる点からキャットダンサーのワンショットキルにも使えます。
・月光舞猫姫
このデッキの切り札です。
自分の月光をリリースすることで、相手のモンスター全てに二回ずつ攻撃することができます。
蒼猫の効果で攻撃力を倍にすれば4800の六回攻撃なんてこともざらです。
三枚でもいいですがそこまで必要になる場面はほとんどなかったため二枚。
・ヴェルズナイトメア
何故か許されている妨害効果を持つランク4です。
先攻なら全力でこいつを出します。
・No.70 デッドリーシン
相手がなんであろうと一時的に除外することのできる汎用ランク4です。
・電子光虫コアベージ
デッドリーシンに重ねてエクシーズ召喚できる虫です。
相手が守備表示ならデッキバウンスできます。
・超量機獣エアロボロス
相手モンスターを裏守備にできるので、守備2100までなら戦闘破壊できます。
・No.50 ブラックコーン号
自身の攻撃力より低い相手モンスターを墓地は送れます。
強いモンスターを倒せないのがつらい。
・No.52 ダイヤモンドクラブキング
3000打点になれるランク4です。
・ガガガザムライ
1900の二回攻撃ができるランク4です。
キル要員。
・No.91 サンダースパークドラゴン
レベル4×3で全てを破壊します。
対象耐性持ちや高打点モンスターに対抗できる最終手段。
・幻影騎士団カースドジャベリン
白兎、黒羊、ディノミスクスに対応しているランク2です。
相手モンスターの効果を無効にして攻撃力を0にできるので、耐性貫通やキャットダンサーとのコンボになります。
・小法師ヒダルマー
汎用エクストラで相手の場に触れるカードはかなり貴重です。
相手を戦闘破壊した時に墓地か除外から獣戦士を回収できるのも低速環境が故に非常に強力です。
複数欲しい場面が多々あったので二枚。
・クロシープ
キルプランです。
こいつを先に出しておき、リンク先にキャットダンサーを融合召喚、こいつの効果で蒼猫を墓地から特殊召喚すれば簡単に4800のキャットダンサーが立ちます。
素材に縛りがないので使い終わったエクシーズやディノミスクスを素材にできる点も○。
・グラビティコントローラー
ヴェルズナイトメア等が素材を抱えたまま棒立ちするのが嫌だったので採用。
全てのエクストラモンスターに選択肢を与える優良カードですが、出すとクロシープのコンボが使えなくなるので注意。
●採用しなかったカード
・月光紅狐
唯一採用しなかった月光です。
相手モンスターの弱体化や、月光に対象耐性を与えたりと何かと便利ですが、アドを取る効果を一つも持っていない点や、サーチが乏しかったり融合体がほとんど禁止で融合に巻き込みにくい点から不採用です。
・バージェストマ各種
ディノミスクスと迷い風で十分で、それ以上は妨害に寄りすぎたため不採用です。
・激流葬
蒼猫との相性が良いですが、キャットダンサーやヴェルズナイトメアと合わせて伏せても使いにくい点からなしです。
・壊獣
アリです、大いに。
ですがこいつらを使わなければ倒せないようなモンスターがそもそも禁止であることも多いので不採用です。
一~二枚入れてもいいと思います。
●戦い方は?
先攻が取れる時はとりあえず先攻を取り、ヴェルズナイトメアのエクシーズ召喚を目指します。
苦しければキャットダンサーを出したり蒼猫を伏せられるだけでも上場なので、何もできないということはかなり少ないはずです。
このデッキを回す上で最も大事なことは
『急がば回れ』
これに尽きます。
本来ワンショットキルの得意なデッキですが、自分相手共にできることが少なく、一枚一枚のアドバンテージが非常に大事なルールになっているので、勝ちに行くというよりは負けないプレイングを繰り返すイメージで戦った方が良い結果になりやすいです。
例えば白兎を毎ターン黄鼬で使い回したり、例えばヒダルマーでモンスターを戦闘破壊してリソース回収をしたりといった感じで。
相手が攻撃表示になって逆転しようとしたところを罠で封じ、クロシープとキャットダンサーと蒼猫のコンボでカウンターKOを狙うというのが勝ちパターンです。
回すコツとしては、とにかく実戦あるのみです。
先に言っておくと、本当にルートが多すぎてここではとても紹介しきれません。
月光が現実で出てから早六年、ずっと使い続けていても新しい発見が次々湧いてくるほど奥が深いテーマなので、ひたすら回して強い動きを自分で開拓してみてください。
○○と○○が揃ったらここまでいける!!
というのはこのルールにおいて無いに等しいです、引いたカードの中で何ができるかを毎回アドリブで考える必要があります。
●戦績
今まで散々語ってきましたが、多くの方がこう考えたと思います。
「まだフェス始まってないのになんでこんなに話せるの?筆者エアプなんじゃね?」
…と
実は宣伝になってしまうのですが、最近YouTubeにて配信活動を始めまして…
今回紹介した構築、立ち回りはそちらの視聴者参加型ルームマッチで扱ったものとなります。
気になる戦績は驚異の勝率9割強…!!
一回の配信で毎回15回前後デュエルをするのですが、毎回1~2回負けてしまう程度なので、強さは確かなものと思います!!
どんな感じでやっているか知りたい方はこちらからチャンネル登録しに来てくださいね…(こっそり)
https://youtube.com/channel/UCcnGUwSB0a2jOLmyoBgknLQ
●まとめ
今回のこのルール、本当に面白いです!
普段日の目を見ない白兎や蒼猫が最強だったり、ヒダルマーの隠された効果が強かったり、普段滅多にデッキに入れない汎用罠を入れられたりと、いろんな発見があります。
フェス当日が楽しみすぎますね。
もちろんこれを期に月光を組もうと思った人は、是非月光虎を入れたフルパワー月光も使ってみてくださいね!!
とことで今回はこれで失礼いたします!
ここまで読んでくださりありがとうございました、さよなら!!