月光と共にいきる

遊戯王の月光(ムーンライト)について語ります。

【遊戯王】月光虎禁止…えっ!?虎禁止!?【TCG】

みなさまこんにちは



えー…なんということでしょう……




うちの愛娘の月光虎が禁止になっちゃいましたぁぁああああ!!!!!



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海外でだけどな!!!




ということで、今回は日本遊戯王OCGと海外遊戯王TCGの環境の違いについて考察していきたいと思います




●何故月光虎が禁止になってしまったのか?

理由としてはいくつか上げられます


一つ、海外だと増Gが禁止であること

二つ、少し前から月光があちらのTP(トーナメントプレイヤー)に人気なテーマ、つまり環境テーマだったこと



この二つが大きかったと思います



特に大きいのが一つ目、増殖するGに関してですね


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日本ではメインサイド含めて三枚入っているのが当たり前、初心者はうららとGを三枚集めるところから始まるとまで言われているレベルの必須カードです

ですが海外では一撃必殺のコンボや、ゲーム性を崩すカードの規制を強化する傾向があり、このカードは禁止カードに指定されています


日本の運営はガンガン新しいカードを開発してゲームをインフレさせ、ユーザーに飽きさせない努力をしています

そのインフレが行き過ぎないための抑止力として増殖するGは必要だと判断されているようですね



※余談ですが、一時期運営が新しい展開テーマであるSPYRALとリンク召喚を売りたいがために増Gを準制限に下げたことがありましたが、結果は皆さんご存知…
征竜、EM時代に引けをとらない暗黒期と化しました



とまあ増G個人の話はこのくらいにして…


この増殖するGというカード、月光にブッ刺さるわけですな


環境にいる展開テーマはというと、一枚初動のデッキが多く、その安定性から浮いたスロットに灰流うららや墓穴、抹殺の指命者といった増G対策カードを積める訳なんですが、あいにく月光は二枚初動デッキ…

いくらデッキ回転のカードを入れてもこの辺の汎用カードを入れすぎると事故ってしまいます


ですが海外では増Gが禁止なので、「増Gとその対策カード達」を入れる必要がないのです!!


なのでその空いた枠に未開域等の回転カードをガンガン入れることができる


するとどうなるか……




事故も増Gのストレスも存在しない最強無敵の展開テーマが完成するわけです!!!



こりゃあ天下取った挙げ句名誉の禁止も貰いますわ……




二つ目の理由に関して


実は海外では結構前からちょこちょこ月光が注目されていました

墓地効果の多さから未開域と相性が良く、闇属性なのでオルフェゴールとも好相性…


上記の通り展開テーマの最大の敵である増Gも存在しないので、
『未開域月光オルフェゴール』
これが海外の展開デッキの頂点を永らく飾っておりました


その後その展開パーツ達が規制されていった訳ですが、それでも彩雛と黄鼬と虎のコンボで毎ターンレベル4を三体供給できる粘り強さから『ランク4』デッキとして一部のTPから使い続けられていたらしいです



それだけなら禁止になるほどのポテンシャルは無かったんですがね……




そう、ここで三つ目の理由………


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RRワイズストリクスの登場です……!!




実は海外ではハリファイバーをはじめとした日本の多くのリンクモンスターが未実装だったのです!!




ワイズストリクスと月光の噛み合いの良さは当ブログでも散々紹介した通り、もはやテーマになくてはならない必須カードと呼んでも良いほどです

それが実装され、ついに海外でもフルスロットルの月光が使えてしまう…

何度も言いますが、あちらでは目の上のたんこぶである増Gも禁止なので、そんなことしたら簡単に環境が取れてしまいます


そうなる前にってことで、デッキの核となる虎を禁止にしようという結果になったのでしょう





●日本でも虎が規制されるか?

ここが一番気になるところでしょう


僕の考えとしては「禁止はない」といった所でしょうか

やはり増Gの存在が大きく、これがあるうちは月光は海外ほど暴れることはできないですし、展開テーマといえば一枚初動という環境なので、それらに隠れられているうちは規制は免れるでしょう


ですがこののちに運営の路線変更で増Gが制限カードになったり、化け物新規で一枚から雛虎揃いますなんてことになったらまた変わってくるかと…


そうなってくると規制されるのは間違いなく月光虎なんですが、一発禁止はないと思います

ヒグルミ等の例があるので断言はできませんが、最近の運営はよほどヤバいコンボのパーツになったりしない限りはメインデッキに三枚入っているカードを一発禁止にはしない傾向があります


なので行っても制限止まりなのかなと…




確証は無いですけど!!





では今回はこの辺で…

一番ヤバいのは仮に世界大会に日本から月光が進出しても世界に羽ばたいた瞬間に虎が使えなくなることなんですよね…

まあ国内で遊ぶ分には四月のルール改訂で強化されてるので関係ない、むしろ強化でしょう


それでは失礼します!さよなら!!

【リンクス】デュエルリンクスで月光実装だとォ!?

みなさまこんにちは


今日は現実の紙の話ではありません



デュエルリンクスでございます!!!



なんと!ついにリンクスに!月光(ムーンライト)が実装されたんです~~~!!!


私も早速月光でゼロからリスタートするために放置垢となっていた旧垢を削除してアプリを再インストールしました




そして肝心の実装カードはというと…


・紅狐
・翠鳥
・黄鼬
・紫蝶
・白兎
・舞猫姫
・舞剣虎姫
・月光融合
・輪廻舞踏



…売れるかよッ!?!?!?


なんでOCGで残念な扱いをされている奴等だけ実装するだ!!

こんなんで戦えるわけねえだろバーカバーカ!



…なんて思って実際組んで回してみるとですね、けっこう強かったんですわ



といいますか、地雷デッキとしてこれほど成立してるのも珍しい(笑)


紅狐と翠鳥を融合して相手の場に攻撃表示のモンスターがいれば勝ちなんですもん

勝ち筋簡単すぎか!?


そうじゃんリンクスはライフ4000だもんね…




てな感じで、仮で組んでみたのがこちらです



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自分が無課金派ということもあり、わかりやすさ重視で26弾と7弾のカードのみで構成してみました


インカーネーションダンスは低速環境のリンクスだからこそ光るカードなのですが、耐性だったり戦闘能力の高さからそもそもこちらのカードが破壊されることが少ないと判断して抜けました

紫蝶はなんとも言えませんね…現状いらないと判断していますが、あって困るカードでは決してないと思います



そして犬タウルス…!!
OCGでは絶対に採用しないカードですね(笑)

メイン2が存在せず、バトルフェイズに命をかけるリンクスルールだからこそ光るカードです

主に黄鼬を落としての月光融合のサーチか、紅狐を落として問答無用で1900ダメージをもぎ取るのに使います
まだ知られていないからか、紅狐の存在に気付かずに相手が突っ込んできてそのまま相手ターン勝利なんてこともたまにあります



融合再生機構は手札を捨てて融合サーチができるので白兎の蘇生効果を序盤から使いつつ融合ができるのでかなり良さげと思っております

エンドフェイズの回収も融合体と紅狐の耐性に甘えて長期戦を仕掛ける時に役に立ちます



エネコンは説明不要、普通の使い方だけではなく、月光なら相手を無理矢理攻撃表示にしてライフを持っていく時にも使えます



スキルに関しては完全にわかりません…何が強いとかどれが相性良いとか…

どなたか教えてください……



Pモンスターである虎と狼は当分来ないとして、残るは彩雛と蒼猫と黒羊、小夜曲舞踏と月光香、パンサーダンサーとライオダンサーですね

改めて見てみるとどれが来てもバランスが崩壊する未来が見えますね…

彩雛は効果が多すぎるし間違いなく暴れるでしょう、黒羊は融合サーチ効果がヤバすぎる
蒼猫はターン1のないリクルーターだし4000ルールで攻撃力倍はさすがにヤバいので絶対に来ないでしょう

予想では今後どこかのミニパックで彩雛とパンサー、小夜曲辺りが同時実装って感じですかね?



恐らく今年こそエクシーズが実装されるはずなので、そしたら黄鼬と紫蝶も暴れ始めるでしょう



リンクスに関してはまだまだ素人なので
あのカード実は相性いいよ!とか、
環境にアレがいるからこのカードで対策を!とかございましたら教えてください

特にスキル!どれがいいのでしょうか!!!??


それでは今回、変わり種でございました!

ありがとうございました!さよなら~!!

【遊戯王】月光におけるユニオンキャリアーの使い方あれこれ

みなさまこんばんは



今日は最近のお気に入りカードを紹介いたします


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そう!ユニオンキャリアーでございます


こいつに関してはこれまでもちょこちょこ紹介していたのですが、こいつ自身にスポットを当てた記事ってそういえば無かったなと思い、今回に至ります




まずは召喚条件から!

種族または属性が同じモンスター二体…

用はするに
炎・獣戦士のソウコ+闇・獣戦士の月光彩雛
闇・鳥獣のフォースストリクス+同じく彩雛
といった感じで、ステータスが片方一緒なら場に出せるわけです


最近主流の鳥獣月光はモンスターが闇属性に寄っているので出すのにはあまり困らないでしょう


先攻で深淵や竜巻でストップした際にそれを退かせないのは少しもったいないところです





効果はというと、場のモンスターにそいつと種族か属性が同じモンスターをデッキか手札から装備するといったもの

勘違いの無いよう説明しますと、種族と属性のどちらかが合っていれば大丈夫ということ

例えば闇・獣戦士のモンスターに闇・鳥獣のモンスターも装備できるということですね


他にモンスターが場にいなくても自身を対象に効果を使えば光属性か機械族を装備することが可能です


この効果でデッキから装備したモンスターの同名モンスターはこのターン特殊召喚できないので注意が必要です

手札から装備した場合はこの誓約はありません



マーカーは下と横、エクストラモンスターゾーンに出してもメインモンスターゾーンに出してもとりあえずマーカーを一つ確保できます





さてさて気になる月光での活用方法はと言いますと…


まず最大の利点は、狼アクセスです


ユニキャリの効果で月光狼を自身に装備し、その後黄鼬やゼピュロスで手札に戻してPカードとして発動し直すことで、ライオダンサーの融合召喚が可能です


自分は最初、この動きは発動機会が限られていてあまり使わないんじゃないかと思っていました

が!実際入れてみるとしょっちゅう使うことになっていました


というのも、従来の鳥獣月光の課題として
ワイズストリクス展開が通る=ライオダンサー召喚
にならないという点がありました

せっかく通ったら勝ちのプランがあるのに、それがそのままキルプランに繋がらないというのはもどかしく、そのまま簡単に出せるヴァレソに役目を取られがちでした


これを改善するために狼アクセスとなる御影セフィラエレクトラムコンボを搭載していたのですが、これだと枠も使いますし逆にオーバーキルに…

ソウルシェイブで出すランク6をインフィニティからベアトにする案もありますがそうするとニビル等のとっておきの妨害で破産する恐れもあります
(まあこれに関してはアポロウーサでなんとかなりますが…)


変わったところではキュリオスなんてのもありますが、月光香を落としても三枚肥やしで肝心の狼が落ちたら終わりです


そこでユニオンキャリアー!ワイズストリクスが通るならゼピュロスが墓地に落ちているはずなので、狼の回収手段もばっちり用意できます


てな感じで、メインを弄らずにエクストラに一枚忍ばせるだけでワイズストリクス=ライオダンサーに化けるので、かなり使いやすいと思いました




もう一つは先攻での活用方法

単純に闇属性にクリッターを装備して墓地へ送り、うららや増G等の手札誘発カードを持ってくるのも良し


オルフェゴールと混ぜてディヴェルを装備してそこからオルフェ展開をするのもありでしょう


更に以前こちらでも紹介した霧の谷の雷鳥と巨神鳥を使った無限巨神鳥コンボ!あれも強力です


中でも一番おすすめなのは、光繋がりでシラユキを装備すること!

ユニオンキャリアーは出たターンにはリンク素材になれないので装備状態から墓地へ送るのに一手間必要ですが…

月光ファミリーには自軍のモンスターを吸って己の糧とするサイドラインフィニティというカードがいまして

ユニキャリをあちらの効果でX素材にし、シラユキは対象不在で墓地へ行く

しかもシラユキは墓地から出て妨害するタイプのカードなので、ラー玉や結界波といった場のモンスターによる妨害プランを壊滅させるカードにも強いです

更に彩雛の除外時効果を相手ターンに発動することもできます
狼以外でも彩雛のバトルフェイズの効果発動封殺効果を使えるようになるわけですね


仮にインフィニティが無理でも、装備状態のモンスターは魔法扱いなので竜巻竜等で破壊すれば墓地へ落とすことも可能です



これね、もっと早くユニキャリ周りのプランを考えておけば良かったですね

王神鳥といい強さに気付くのが遅すぎんだよなあ…


ってな感じで短いですがユニキャリのあれこれでした!
強そうだなって思ったら是非使ってみてください


それではこの辺で失礼いたします!さよなら~~~!

【遊戯王】四月ルール改訂後の月光

みなさまこんばんは


いろいろあった10期ももうすぐ終わりですね

そして期が変わるということはルールも変わるということ…



さてさて11期はどんなルール改訂があるのやら



……!?


融合シンクロエクシーズはリンクマーカー無しでメインモンスターゾーンに召喚可能だと!?!?



これは月光にとってかなりの追い風なんじゃないでしょうか!!


ということで新ルールの月光を考えていきます





●まず強化された点一つ目

・エクストラモンスターゾーンにモンスターを出さなくて良くなること


…いや当たり前っちゃ当たり前なんですがw

今までの月光はまずランク4エクシーズを作って、そこから展開するっていうパターンが多かったので、そこを特に裏守備にする効果等で狙われるとそのターンはそれ以上展開ができなくなっちゃってたんですよね

なのでサブテラーの導師とシラユキは親の仇ほど憎い相手でした

そこを克服できたわけですね




●二つ目

・ワイズストリクス展開がしやすくなったこと


すっかり月光の必須カードって立ち位置になっているRR-ワイズストリクスですが、たま~に使いにくいと感じることがありました

というのも、召喚条件が闇の鳥獣二体なので出すには必然的にフォースストリクスが必要になります

例えば先にソウコやカステル、今は禁止になってしまいましたがアザトート等で相手の様子を伺ってからワイズ展開がしたいとなると、エクストラモンスターゾーンが埋まってしまっているのでフォースストリクスが出せません

つまり一度そこに出ているモンスターを退かしてから改めてフォースストリクスからの展開をしなければならないというわけです

それを許してくれるほどデュエルは甘くないですし、まず自分のリソースがもたないというのが現状だったのですが!


エクシーズモンスターをメインモンスターゾーンに出せるという新ルールではこれも改善されます

好きにランク4を作り、そのままエクストラモンスターゾーンにワイズストリクスを出して戦う

ようやく痒いところに手が届いたって感じですね




●三つ目

・とあるカードの株の上昇


実は新ルール発表で僕が真っ先に注目したカードが一枚ありまして…



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はい、グラビティ・コントローラー
通称グラコンさんです

「おいおいメインゾーンとエクストラゾーンの概念が変わってるからむしろ弱体化してるんじゃねーのぉ?」

と思う方もいるでしょう


確かに単体で見ればそうです


ですがこいつの真価は、『エクシーズモンスターの素材を問答無用で墓地へ落とせること』
にあります



例えばこういった局面に遭遇したことはないでしょうか?


いつもの雛虎展開の際、最初に出したフォースストリクスが止められ、黄鼬で虎を戻す…

でも虎の蘇生対象がいないから泣く泣くフォースと黄鼬でリンクして素材になっている彩雛を墓地へ落とす
しかも黄鼬は誓約で除外される


もう一つこんなことも


先攻で虎が引けなくて手札で展開に使えるカードは彩雛と黄鼬の二枚だけ

とりあえず彩雛を出して紫蝶を落とし、その効果で黄鼬を特殊召喚

二体でソウコを出し、天キ経由で虎をサーチ

でも墓地に月光がいないから虎が使えず、そのまま渋々ターンエンド


これらの事象に共通しているのは、どちらもエクシーズモンスターが素材を抱えているせいで虎の効果が使えないということです



実は前々からこの事象を改善させるためにグラコンの採用は検討していたのですが、自身がリンク素材になれないことと、マーカーが一つしかついていないことからどの道その後展開することはできないと判断し、採用を見送っていました

ワイズストリクスの展開や御影からエレクトラムに繋ぐコンボにはマーカーが二つ必要ですからね



ですが?!?

ルールが変わり、リンク先じゃなくてもエクシーズモンスターが出せるようになるというなら話は別です


例えばソウコのケースなら、ソウコをグラコンにすればエクシーズ素材となっていた彩雛達が墓地へ行くので、そこから虎と黄鼬のコンボでフォースストリクス、ワイズストリクスをグラコンの先に出し、二体目のフォースを新ルールから好きなメインモンスターゾーンに出してRUMセットへ繋ぐことが可能です


つまり雛虎定番展開に必要な初動の組み合わせに
彩雛+レベル4月光
が加わり、更なる事故率削減が可能というわけです!

ブルホーンの再来と言っても過言ではないでしょう




ブルホーンと言えば、4月の制限改訂はどうなるのでしょうか

前回はドランシアが緩和されましたが、彼女が暴れているというニュースは今のところ聞きません

これで運営が十二獣のリミッターをもう一段階緩和してくれたらありがたいのですが…



といったところで今回はここまでです

四月ルールの月光のグラコン強いぞ!ってお話でした

他に気付いた点等があったらまた紹介したいと思います


デッキとして練るのは制限改訂が来てからですかねえ…



それでは失礼いたします!さよなら!

【デッキ解説】鳥獣セフィラ月光【遊戯王】

みなさまこんばんは


ほんっと~~~~にお待たせしました!王神鳥シムルグを交えた月光の構築がやっと定まりましたので紹介致します!


デッキレシピはこんな感じ


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従来の構築との大きな差は

・RUMの不採用
・黒羊の不採用とセフィラの搭載
・ガガガガ未来皇ギミック
・王神鳥巨神鳥出張

といった感じでしょうか




☆RUMの不採用

こちらは理由としては三つありまして…



第一に、デッキスロットの削減です

ソウルシェイブフォースとサイドラインフィニティはそりゃあめちゃくちゃ強い激ヤバカードなんですが、反面リスクも大きいのです

フォースストリクスを二枚にしなければいけないこと、そしてそのサーチ先の闇鳥を増やさなければならないこと…

これらに枠を与えると空きがどんどんなくなっていきます
なので抜いてみてはどうかなと



第二に、貫通力の無さ

当たり前ですが、ソウルシェイブフォースはワイズストリクスの効果が通って初めて手元に持ってこれるカードです

つまりワイズや、その前のフォースストリクスが止められてしまうとそのデュエル中はお目にかかれなくなる可能性大です

フォースストリクスを三枚にすればなんとかなりそうですが、それこそ枠がありません

そんな使うか使わんかわからないカードを入れるほど環境は甘くないと判断したため、今回は見送りました



第三に、役割範囲の被り

今まで月光にソウルシェイブインフィニティを入れていた理由で最も大きいのが、「魔法罠を無効にできること」です

汎用除去カードとしてよく使われているライトニングストームやブラックホールは一枚で盤面をひっくり返せる強カードです

なので先攻展開をする以上、魔法を無効にできるギミックはほぼほぼ必須と…

こうして王神鳥と巨神鳥の出張ギミックが現れたことで、月光+簡単なギミックでも手軽に魔法罠を見れるカードに手が伸びるようになったので、RUMに頼らなくてもよくなったわけですね




☆セフィラについて

これは単純です!エレクトラムを用いた狼からのライオダンサーへのルート確保と、貫通力の増強です


狼アクセスルートについてピンと来ない人のために今一度説明をば…

御影志士でグラマトンをサーチし、ナーガを送ってスケールを合わせる
ナーガはP召喚成功時に場のPカードを戻せるので虎の効果の再利用に使います

そして事前に墓地へ送っておいた月光Pを虎で蘇生し、ナーガと二体でエレクトラム、そこから切り札である狼を持ってくるといった感じですね


貫通力の増強

先に言っておくとこのデッキ、先攻展開においての誘発貫通能力がめちゃめちゃ高いのです!!
(増Gは無理)

王神鳥シムルグが比較的簡単な条件で出せるので、かなり適当にやってても鳥獣含むモンスター二体以上は普通に揃います

上で少し触れましたが、展開が通らないとアクセスできないRUMによる妨害とは雲泥の差です


具体的な展開例を挙げますと…


はい、フォースストリクスが止められました!

そしたらリプロドクスを出し、そのリンク先に御影志士を出してグラマトンサーチ
リプロドクスで御影を鳥獣にして二体で王神鳥

あとはセフィラ出張の動きでエレクトラムでアドを稼いでランク4エクシーズ

エンドフェイズに王神鳥で巨神鳥特殊召喚


ね?簡単でしょ?


てな感じで、もう無理だぁって時に踏ん張り、勝ちに繋がる一手を掴みに行くために御影セフィラギミックを入れている感じですね




☆ガガガガ未来皇

今回の目玉の一つ、ガガガガ未来皇ギミックです

はい、このためだけにエクストラを三枚も使っているのですが、それに見合うだけの絶大な強さを持っています

入れようと思った経緯は単純です、1月制限で禁止になったアザトートの後任としてです

ですがこいつ(未来龍皇)、役割はアザトと似ていますが、あちらには無い強みも持っていて非常に扱いやすく強いです

使い方と役割としましては、展開時の誘発全般のケア、先攻展開の最終盤面、耐性のすり抜け(未来皇)といった感じですね
後で詳しい展開ルートを載せております



・ガガガガマジシャン

フォースストリクスや御影志士、ブルホーン等と違い、サーチ先等を必要とせずに素材を取り除けます
実は!先攻で何の気無しに自身の素材を取り除けるランク4ってめちゃめちゃレアなのです

今まではワイズストリクスで出したゼピュロスを墓地へ送るために二枚目のフォースストリクスを使っていたのですが、それにはサーチ先が必要でした
でもこれには必要ない!

そこから恐らくデザイナーズコンボ?で未来龍皇まで繋ぐことができます



・未来皇ホープ

ほとんど使いません、踏み台です

ですがちゃんと読むと効果は化けもンそのものです
あのヴァレルロードと同じく、戦闘を行った相手を対象に取ることなくコントロールを奪います

耐性すり抜け要因として非常に優秀なので覚えておいて損はないです



・未来龍皇ホープ

その力、正に龍王そのものです
破壊耐性と無効効果をあわせ持ちます

アザトートやインフィニティ同様、フィニッシュしに行くときにライオダンサー降臨の前に出しておいて、妨害ケアに使います





☆王神鳥ギミック

二つ目の目玉!王神鳥シムルグの出張ギミックです

王神鳥シムルグについてはこちらのブログでも何度か紹介しているので重複しているところもあるかもしれません

セフィラ解説のターンで少し紹介しましたが、今回の構築は貫通力に重きを置いております

どこをどう止められようと、最終的に終点であるこいつに漕ぎ着ければ(魔法罠の数によりますが)一妨害が約束されます

一人回しはもちろん、実戦でもやってみるとわかります、こいつを出すの自体はめちゃくちゃ簡単です

出す鳥獣族として、世間的には風の結界像とインフィニティを並べてアストラムで守るという布陣が流行っているようですが、今回は貫通とお手軽妨害に注目したので巨神鳥を選びました




●展開例

必要札:彩雛+虎

彩雛通常、コストで黄鼬落とし
虎発動、効果で黄鼬蘇生
彩雛と黄鼬でフォースストリクス、効果でシンギングサーチして特殊召喚
フォースとシンギングでワイズストリクス、効果でゼピュロス特殊召喚
墓地の黄鼬効果発動、虎戻して自身特殊召喚
ゼピュロスと黄鼬でガガガガマジシャン、効果でフォースストリクス蘇生
ガガガガとフォースで未来皇ホープ
からの未来龍皇にエクシーズチェンジ
虎発動、効果で彩雛蘇生、コストで適当に月光落とし
ワイズと彩雛で王神鳥シムルグ
墓地のゼピュロスで虎戻して効果発動、自身特殊召喚
虎発動、効果で彩雛蘇生、コストで適当に月光落とし
ゼピュロスと彩雛で御影志士、効果で岩石サーチ

エンドフェイズ
王神鳥効果で巨神鳥特殊召喚

最終盤面
王神鳥、未来龍皇、御影志士、巨神鳥
Pに虎、手札に岩石



はい、相手ターンアザトやインフィニティがいないのでなんとも寂しいですが、これがこの構築で目指す先攻盤面でございます

注目すべきはニビルの打ち所が無い点でしょうか

五回特殊召喚する頃にはゼピュロスが見えており、未来皇着地時でもゼピュロスが残るのでそこから王神鳥までリカバリー可能です



他の誘発ケアルートに関しては書いてるとキリがないのでご自分でいろいろ試してみてください



●課題点

今回の構築、まだまだ未完成だと自分は思っております

特にそう思う要因となっているのが、先攻展開の脆さです

効果発動を無効にするカードが二枚で、永続妨害や除去妨害がありません…!

今まではアザトートとバルディッシュのコンボでそこは賄えたのですが、新制限だとそうもいかず…

それに見ていただけるとわかる通り、エクストラ、カツカツでございます
ヒダルマーは標準装備だし、カステルは貴重な除去枠であり相性の良い鳥獣族…ヴァレソは効果使用後のドラグーンオブレッドアイズを越えるために必要(アストラムでも可)

抜けるカードが…ない…ッ!

てなわけで仕方なく御影志士でニビルサーチで終わっているわけですが、刺さらないデッキには刺さらないし仮に刺さるとしてもこちらの盤面が中途半端に残っているともったいなくてニビルの使用を躊躇してしまいます


改善案は現在模索中でございます、とりあえずはこれでひとまずの形としてお納めください





●ドラグーンオブレッドアイズについて…


これね…なんですかこのカード、強すぎでしょう…

登場から半月、ヴェルテアナコンダと合わせて色んなデッキに出張されてブイブイ言わせているようですね


当然展開テーマとして、こやつの採用を検討してみました…




しかし……



一つ一つ話しましょう


まずヴェルテアナコンダが汎用リンク2です…

リプロドクスの採用理由が、王神鳥に繋がるだけでなく、汎用リンク2だからってのがあるわけです

その意味がなくなります



今回の構築は貫通力が売りと申しました…

リンク3で鳥を巻き込まなければいけない王神鳥で巨神鳥(耐性なし)を出すのと、リンク2で汎用条件で出せるアナコンダでドラグーン(超耐性)を出すの





ど っ ち が 強 い で し ょ う か ?





…まあ実際には真紅眼融合素引きや、ブラマジレッドアイズのゴミ化等で一長一短なんでしょうけど



極めつけはそのフィニッシュ性能の高さ

ドラグーンは除去効果を持っており、普通に出せばその効果を二回使用することが可能です

しかもそれは対象に取らない破壊で、倒した奴の攻撃力分のダメージを相手に与えられます

仮に相手の場に攻撃力2500程度のモンスターが二体のみの場合

2500+2500+3000→8000


ライオダンサーはドラグーンと同様の耐性を持っており、こちらも対象に取らない除去効果を持っております


……




ライオダンサーの攻撃力は3500!

ドラグーンは自信の効果を使えば4000に跳ね上がります


…………


ライオダンサーで二回殴ります

3500+3500→7000



うーむ……………


しかもどっちも融合モンスターだしねぇ………





まあここまで言えばみなさまおわかりでしょう

ドラグーンを入れるとデッキコンセプトが全て破綻します



そう、言わばこのデッキに入っているカードは全てアナコンダドラグーンの劣化と言っても過言ではないわけです

そんな劣化だらけ、役割被りまくりのデッキに奴等を入れた日には大事なものを無くしかねない



どうにかうまいこと月光のなせる技とドラグーン達の強さを融合した落とし所が見つかればそれが良いのですが…



高ぁい



英語で言うとexpensive



ドラグーンシングル4000円でアナコンダシングル3000円ておま…


試そうにも試せないんじゃあ~~~





●まとめ

さていかがでしたでしょうか

最後の方は愚痴になっちまいましたがw


とりあえず現状自分が使ってる構築が良い感じになったので記事にしてみたって感じですね

最終盤面とエクストラの選択に関してはやはりまだ未完成感がございます

しかしセフィラを抜くといまいちパンチに欠けますし…

今後新規やうまい落としどころを発見して構築が変わりましたらまた紹介したいと思います


それでは今回はこの辺で!さよなら~~!!

【遊戯王】神が死んだ【2020.1.1】

みなさま御愁傷様です



訃報が届きました



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神が…死んだ………



というわけで、2020年1月改訂についてお話して行きましょう


禁止になったのは二種

ガンブラードラゴンと外神アザトートです


ガンブラーについては別に…なんでもできることで有名な月光でしたが、手札消費の多いこいつには手を出せないでいましたし関係ないですね

むしろ使われなくてせいせいします



ですがこっち!!

アザトート…ついに逝ってしもうたか……


はい、月光においての彼の功績はとても多く、数多ののゴキブリを引き殺し、またリダンラウンチからの相手ターンアザトの妨害制圧は凄まじいパワーでした

進化元のナイアルラも月光と相性が良く、よく翠鳥の効果を起動してくれておりました


…相性が良いっちゃいいのですが、アザトートが入るからナイアルラが入るって感じだったので、ナイアルラ単体では別に…って感じで…

実質禁止カードが二枚出たようなものですよ


これは現在最強のランク4テーマ(自称)にとっては手痛いダメージです、特に後攻ワンキルしに行く時は増Gが更にキツくなり、ニビルがぶっ刺さってしまいます




…ですがね?

アザトが禁止になることによってエクストラが二枠も空くんですよ

そう考えると入っているのが当たり前だった必須パーツが禁止になるのはむしろプラスなのでは?


そう、今まで月光デッキを組む上で、もどかしい点がいくつかありました


例えば
リダンの素材を墓地へ送る効果を展開に絡めた際、リダンがエンドフェイズに帰還します

素材のないリダンを絡めるならラウンチアザトしようぜ?

とアザトがしゃしゃり出てきてデッキ開発が進まないということがありました


他にも
今って深淵刺さるのか…じゃあ最終盤面とか先攻増Gされたときは深淵立てることにするか

となったとします
でも

ラウンチアザトすればどの道墓地のモンスター効果が使えなくなるぜ!

となり、また結局エクストラの構築を見直すことになると…


更に
最近はラウンチアザトに慣れすぎたせいでラウンチが入っていない構築でナイアルラアザトが入っていると違和感が発生するという奇病まで発症していました


ニビルの存在により、増Gをされてなくても出せるならアザトを出しておけという環境になってしまい、デッキ回転においても読み合いにおいてもかなり難しくなっていました



つまりこれは運営からのドクターストップ…?

アザトートに固執せずに視野を広く持てということなのでしょう




…と思ってたらですよ



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お前なに帰ってきとるんじゃい!!


ええええ解禁されたら使いたくなっちゃうじゃないですかー!



…真面目に考察しましょう

十二獣ドランシア

フリチェで表側のカードを破壊できるランク4、召喚条件が激おもですが、十二獣の共通効果により簡単に場に出せます

現実的に考えるとレベル4×2で出せるライカに重ねてエクシーズ召喚することになるはずです


つまりまとめると

・エクストラの枠を二つ食う
・フリチェ表側破壊というめちゃくちゃ強い能力
・攻守は0

という感じです


うーん…

増Gされた際の着地点としては、重ねて召喚しなければならないことを考慮するとなしですね…


そして攻守ゼロ
モンスター召喚バトルフェイズと言われるだけで踏まれることになります

むしろバトルフェイズスキップと考えればトントン以上でしょうか


ありかな…?ありかも……


なんにせよ、めちゃくちゃ強い効果ですが二枠使うと考えると割に合わないのかなあと

やはり下敷きが無能力なのがね…

ブルホーンが帰還すれば文句なしの採用です、今後に期待しましょう





そして話を戻すのですが、アザトートが禁止になったことで、奴が帰ってくる可能性が出てきました


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そう、プトレマイオスです


こいつと月光は登場時期的に共存はできなかったのですが、相性はめちゃくちゃいいと思うので是非使いたいところですね

ドランシア帰還でブルホーン解禁にも期待が持てるので、四月改訂が楽しみです



それでは今回はこの辺で!さよなら!

【遊戯王】今一度、月光カードの効果をおさらいしようぜ

みなさまこんにちは



タイトルの通りです、今回は…月光カードの紹介です!!!



なぜ今回こんな回にしたかと言いますと…



最近、月光カードを知ってる前提の記事ばっか書きすぎじゃないですかね~?

説明怠けて読者に自分で調べさせるとか講師気取りですか~??


なんて声がそろそろ来そうだなと思ったからです



一応、当ブログを立ち上げた初期の初期にそういうコンセプトの記事は書いたのですが…

環境も文体も今とは違いすぎますし、そもそも過去過ぎて掘り起こすのもめんどいでしょう



ということで!ありがちなおさらい回ということで、一から月光カードを紹介し直してみましょう!!!







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・月光彩雛

初登場:ディメンションボックス(2016/11)


デッキかエクストラデッキからムーンライトモンスターをコストで墓地へ送り、融合素材にする際に同じ名前を得ます


ですが月光の融合モンスターはメインデッキのモンスターを名称指定していないので、デッキから送れてしまうのはほとんどバグに近いです

その性質からヴェーラーや無限泡影で止まらないのは強み

そして墓地送り(名前をコピーする)効果は名称ターン1がついていないので、場に出す度に何度でも効果が使えます


効果で墓地へ送られた場合に融合サルベージ効果を持ちます、ですが現在の月光ではほとんど使いません、上で紹介した①の効果がメインです

(発表当時は月光にファーニマルキャットがキターなんて言われてました、いやいやどう考えても終末効果がメインだろ目ついてんのかこいつらは!?)


そして第三の効果は除外された場合にそのターンのバトルフェイズに相手の効果の発動を封じるというもの
これが月光の強みの一つです

後に紹介する月光狼の効果でこれを除外し、アストラムや閃刀姫レイといった被破壊時に効果を発動するモンスターを一方的に殴ったり、あまり見ませんがミラーフォースといった攻撃反応系罠を封じることができます






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・月光虎

初登場:シャイニングビクトリーズ(2016/1)


月光の一番の問題児、仮に月光が環境に上がったら真っ先に規制がかかるであろうカードです


モンスター効果は至って普通の、被破壊時に墓地からムーンライトモンスターを特殊召喚する効果

名称ターン1です


問題なのはP効果
墓地からムーンライトモンスターを効果を無効にし、攻撃できなくして、エンドフェイズに破壊されるという三つのデメリットをつけて特殊召喚する…だけです

ですが!こちらはモンスター効果と違い名称ターン1がついていないという!!

つまり、ゼピュロスや後に紹介する月光黄鼬、代わり種だとラスターP等で再使用すれば何度でも蘇生効果を使えるわけです!

そのためゼピュロスと虎のコンボをメインとし、ワイズストリクスを入れた鳥獣月光、Pカードをバウンスすることが可能なセフィラナーガを加えたセフィラ月光等の開発が進んでおります


このカードのP効果を何度使ったかが勝負を分けると言っても過言ではありません


エンドフェイズに破壊される誓約は効果扱いなので、効果で墓地へ送られると効果が発動する月光モンスターとのコンボに最適です






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・月光黄鼬

初登場:レジェンドデュエリスト編4(2018/11)


月光の問題児2
こいつが来て月光は大きく変わりました


一つ目の効果は手札か墓地にいるときに場のムーンライトを手札に戻して自身を特殊召喚する効果

これによって虎の効果を一ターンに複数回使用することが可能です


二つ目の効果は効果で墓地へ送られた場合にムーンライト魔法罠を手札に加える効果

インカーネーションダンスは使い物にならないので、選択肢は小夜曲舞踏か月光融合の二択

月光融合は絶妙に使いにくいので、小夜曲をサーチして手札コストにするという動きが多いですね


そして一番強い点は、レベルが4だということ!

月光の動きは後でも先でも、同じくレベル4の月光彩雛でこいつを落とし、月光虎で蘇生してランク4エクシーズを作るところから大体動き始めます

そうして墓地へ置かれたら自身の効果で虎を戻して再びレベル4を二体並べる…

これが月光の基本戦術ですね






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・月光狼

初登場:シャイニングビクトリーズ(2016/1)


月光の切り札である月光舞獅子姫を呼び出す切り札的なカード


モンスター効果は場の月光モンスター全員に貫通効果を与える効果
ぶっちゃけ使いません


大事なのはP効果、場か墓地のカードを除外して月光モンスターを融合召喚します

墓地のカードだけでもできちゃうというのがポイントでして…

月光は彩雛と虎をひたすら使い回すデッキです、なのでその仮定で墓地に月光モンスターが貯まりまくるはずです
もちろんライオダンサーの融合素材であるパンサーダンサーも

それをスイッチ一つでポンと出せてしまうのが非常に強い!

除外なので彩雛の除外効果も発動できるのもクール!


中にはエクシーズやリンクに特化するからライオダンサーいらない=狼もいらないという考えの人もいますが、個人的には月光を使うならその強みを存分に発揮すべきと思っているので必須級です






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・月光舞獅子姫

初登場:シャイニングビクトリーズ(2016/1)


月光デッキといえばこいつを真っ先に想像する人も多いでしょう、言わずと知れた月光のエースモンスターです


二回攻撃と、相手の効果の対象にならず相手の効果で破壊されないという二種の永続効果を持っています

単純にして最強ですね


二つ目の効果は自身が戦闘を行ったダメージステップ終了時に相手の特殊召喚モンスターを全て破壊する効果

もはや書いてあることめちゃくちゃですね

地味にこの効果にはターン1がついているので、復活の福音、転生炎獣ベイルリンクスといった回数の破壊耐性を持つカードを相手にする際には注意


月光はいくら劣性時でも、狼さえ持ってこれればこいつを出して逆転することが可能なので狼アクセスは非常に大事です

昔はブルホーンがいたので簡単だったのですが、今は一工夫加えなければなりません






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・月光舞豹姫

初登場:シャイニングビクトリーズ(2016/1)


ライオダンサーの踏み台的な立ち位置ですが、よくよく読んでみると普通に強い効果を持っています


まずは効果で破壊されない永続効果


そして目玉となるのが、全てのモンスターに二回攻撃を行う効果

あの手この手で相手のモンスターの打点を下げ、こいつの打点を上げることで相手のライフを一気にもぎ取ることが可能です

特に現在はリンクモンスターの存在から攻撃表示のモンスターが多いはずなのでその力を存分に発揮できるでしょう


…まあ、こいつが出せる状況だとライオダンサーが出せてるはずなのであちらで全体破壊をして3500を通した方が強いってのは内緒





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・月光翠鳥

初登場:レジェンドデュエリスト編4(2018/11)


月光の縁の下の力持ちです


場に出たときに手札のムーンライトを墓地へ送って一枚ドローできます

事故ったときはもちろん、月光香を引けている上振れ時にも使える小回りの効く便利効果です


もう一つは効果で墓地へ送られた場合に除外か墓地からムーンライトを特殊召喚する効果

効果扱いならどこから墓地へ送られても良いので、ナイアルラやリダンといった自身の素材を効果扱いで墓地へ送れるエクシーズモンスターと好相性です

除外から帰還できるのも地味に重要で、自身のデメリットや妨害で除外されてしまった黄鼬を場に戻すことが可能です





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・月光紫蝶

初登場:シャイニングビクトリーズ(2016/1)


虎や黄鼬とは別の意味の月光の問題児


墓地から除外することで手札からムーンライトを場に出せます

これによって彩雛をブリキンギョのように使うことが可能になり、いざというときに手札をフルバーストしやすくなります

他にも彩雛とレベル4月光が手札にいて、虎がいないってときにソウコになって天キから虎をサーチすることも可能です


もう一つは手札から捨てることで場のムーンライトの攻撃力を1000上げる効果…正直あまり使いません

が、自分で素引きをケアしてるのは偉いですね


入れてない人も多いですが、個人的に動きを柔軟にするために必須






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・月光黒羊

初登場:シャイニングビクトリーズ(2016/1)


必要だったりいらなかったりする子


手札から捨てて融合サーチか月光サルベージする効果を持ちます

このサルベージ効果で彩雛で墓地へ送った月光狼を回収するためだけに一枚入っている事があります

それもそれも天キで月光狼をサーチできないのが悪い…

それ以外にも彩雛とのコンボで全ての月光モンスターを疑似サーチできるので便利です、でもそのくらいです

狼を別の方法で持ってこれるデッキタイプなら抜いていいでしょう


二つ目の効果は融合素材として墓地へ送られた場合に墓地かエクストラデッキから月光を回収する効果

発売当初の月光のコンセプトが「連続融合」だったので、それをブーストする効果ですね

現在の月光では墓地へ送る融合召喚を行わないのでほとんど使いません






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・月光蒼猫

初登場:(2016/1)


月光の看板娘


特殊召喚成功時に蒼猫以外の月光の攻撃力を倍にします

ライオダンサーを対象に効果を使えば7000の二回攻撃!うーん…脳筋!!


自身が戦闘効果で破壊されるとデッキからムーンライトを特殊召喚できます、普通に強い

ターン1がないので蒼猫を複数枚採用すればしぶとく生き続けることが可能です


特におすすめなのはプロキシードラゴンとのコンボ

あちらのリンク先のモンスターを破壊の身代わりにするのは効果扱いなので、プロキシーのリンク先にこいつを出して翠鳥や虎を混ぜつつ破壊し続ければ自分の場全体が強固な破壊耐性に守られることになります


他にもクロシープは月光融合モンスターの着地時に墓地からこいつを出してその融合体の攻撃力を即座に倍にすることができるので相性が良いです






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・月光融合

初登場:レジェンドデュエリスト編4(2018/11)


入れてる人はほとんどいないのに何故かシングル価格が一番高い月光カード


普通の融合カードで、条件が揃っていればデッキかエクストラデッキのカードを一枚まで素材に使うことができます

…デッキから二枚まで使えたら良かったんですけどね

既に墓地除外で融合できる狼がいるので、どうにもその影に隠れがちです、あちらは準備さえ整えれば一枚でライオダンサーが出せるのに対して、こちらは条件が整ってから更にこのカードを含めて三枚を必要とします

絶対強いのですが現代の月光の型とはコンセプトが噛み合わないので不採用であることが多いです






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・月光小夜曲舞踏

初登場:レジェンドデュエリスト編4(2018/11)


とりあえず一枚入れとけば損はないカード


永続罠として使う効果は発売からずっとデッキに入れてますが、正直一度も使ったことはありません


大事なのは墓地効果と、黄鼬でサーチできるムーンライト罠だということです

墓地から除外して発動、効果扱いで手札を墓地へ送り、デッキから月光モンスターを特殊召喚します

副葬の選択肢にもなりますし、黄鼬を墓地へ送ってこれをサーチし、月光香等のコストにする動きを覚えておくとアドを失わないにくいです






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・月光香

初登場:ザ・ダークイリュージョン(2016/4)


ムーンライトカードではないので注意


通常魔法として使うと墓地から月光モンスターを特殊召喚

単純にして使いやすい効果です


墓地から除外して手札を一枚捨てて発動、デッキからムーンライトモンスターをサーチします

手札を捨てるのが肝で、これを利用してフォースストリクスでサーチしたゼピュロスを捨てるといった芸当も可能です

ムーンライトモンスターならレベルも関係なくサーチできるということで貴重な狼アクセスになり得るので大事に使いましょう





現在採用されている構築をあまり見なくなった下記カードの紹介は割愛いたします


・月光紅狐
・月光白兎
・月光輪廻舞踏
・月光舞猫姫
・月光舞剣虎姫




●まとめ

さて、いかがでしたでしょうか

現在メインで採用されているカード、型によっては採用されるであろうカードに絞って紹介いたしました

定期的にこういった回を設けなくては、予習前提の講義をするいや~な講師のようになってしまうかなと思いまして…w

王神鳥シムルグを採用した月光の構築はまだ開発中でございます、しばしお待ちを


そして店舗代表戦が始まりましたね!今年もちゃんと勝ち残れるでしょうか…
(まず参加できるのでしょうか…w)



それでは今回はこの辺で!失礼します~~さよなら!